クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーちゃんと一緒に

2009-11-20 06:07:02 | ネコ
ココはネコにとって1番大切な、赤ニャンの時期は6ニャンと言う大家族の中で過し、杏父さんはじめ兄ちゃん・姉ちゃんニャンコに溺愛されて来た。我家に引取った後も、お姉ちゃんのクーの側で甘えたくて仕方がない。我家の子供となって、ココが来るまでは、1ニャンだけで過して来たクーには、このココの態度が煩わしいようだ。
しかし、3年間と言う時間は無駄ではなく、今は写真のように10cm迄近付いたり、鼻を付け合うネコの挨拶をされても、ココを威嚇する事は滅多にしなくなった。ただ、同じ部屋に居ても、なるべくココが来られない安全な場所で過すが。ココもそれは分かり出した。だが、クーに甘えたくて「クーちゃーん」と傍に行ってしまうである。

モコモコの首

2009-11-19 05:15:05 | ネコ
今朝、温風器のスイッチを入れる前の室温は16度丁度で、この冬1番下がっていた。温かな風が部屋の中に流れ始めると、2ニャンがパソコンテーブルの上に集まり、台所で家事をする家内の様子を見ていた。
昨日も寒く、日が出て来た10時頃迄温風器を止められなかった。ココはパソコンの椅子の上でウツラウツラと居眠りをし、クーは冬の定位置、本箱の上で体に温風を受けながら、ご満悦の表情を見せていた。クーの顔は大福のように丸く、首周りは、徳利のスェーターを着ているように温かそうだ。
クーが冬の定位置の本箱の上に乗れるようになったのは、我家に来た次の冬からである。生後5~6ヶ月のチビニャンでは、斜めに1.2m程の高い場所へ飛び上がれなかった。今は、ソファーの背に登り、軽々と飛び移る。床に下りる時は、ソファーにダイブする。ココが下で寝ていても気にする事は無くおりる。ソファーに座っていると、かなりの衝撃がある。寝ている脇に飛び降りられたココは、当然腹を立てて追い掛けるが、既にクーは別の場所に行ってしまい、ココの負けとなる。
この温かそうな、クーのモコ・モコの首を撫ぜる事は絶対に不可能である。そんな事をすれば、本気で噛み付いて来るからだ。

君はネコなのー??

2009-11-18 06:10:38 | ネコ
「君はネコなのー??」とは家内が毎日のように発する言葉である。今日の写真のココのお腹の下には、テッシュの箱がある。普通のネコならば、障害物が沢山置いてある場所で、手足を伸ばして休む事はしないだろう。クーならば絶対にしない。一歩脇には広い場所があるのだから。ココの場合どんな場所であるかは関係ない。
3年前、ココの里親募集の写真を見た時も、極普通の仔猫に見えたし、保護されたビートさんも、こんなネコらしからぬ行動が多いネコになるとは思ってもいなかったであろう。
その片鱗は我家に連れて来て3日目の、07年元旦から見えていた。息子家族と一緒に祝いの膳を囲んでいる時、居間に連れて来たココが、突然おもちゃの入ったバケツに飛び込み、ふあふあボールを咥えて遊び出したのだ。人間どころか側で見ていたクーも驚いたようである。その後も掃除機を掛けると付いてまわり、腹や背にブラシを掛けられても平気であるし、嬉しくなってしまうのである。これは大人になった今も同じで、掃除機の音が聞こえると、クーは冷蔵庫の上等の高い場所に避難するが、ココは「ぼくこれで遊ぶんだ」と近寄って行く。勿論身体中にブラシを掛けられても平気である。初夏の頃夏毛への生え変わりで、何処のお宅悩まされるが、ココの場合には掃除機で、千円床屋のように、背と腹へブラシをして終わりである。
また、クーを追いかけていて、パソコンテーブルに飛び乗りそこね、アワワとなる事も日常茶飯事だし、目が覚めていれば絶えず走り回り、蹴飛ばされても平気な顔をし、尻尾をつかまれても、全く気にしていないネコであり、ネコらしくない行動の多いニャン子である。しかし、見ている時には、実に楽しいのである。

ど真ん中

2009-11-17 06:32:26 | ネコ
今日の東京の天気予報では、朝は曇りで、午前中から粉糠雨が降り出し、気温も10度程にしか上がらぬ、寒い1日となりそうだ。街行く人も防寒着姿で歩いているのが目立って多くなって来た。外で暮らす野良さんだけでなく、暖房の良く効いた部屋暮らしのクーもココも、首輪が隠れる程の冬毛に覆われ暖かそうだ。目の前で僕の作業の様子を見ながら、居眠りをしているココの体を触ると、毛足が夏頃よりも長くなり、密集度も増している。
この10日前から、夜のココの寝場所が変わった。夏の頃は床の間の飾り棚の上で寝ていたのが、僕の掛け布団のど真ん中で寝るようになった。それも部屋に連れて行くと、一旦はネコタワーの上で寝ていて、途中で僕の腹の上に飛び降り、布団の上で眠るようだ。腹への衝撃も強いが、ど真ん中で寝られると寝返りも打てなくなる。クーは家内と一緒に寝るが、足元で猫丸になって寝ているようで、気配りを感じる。ココにはそれが無い。写真のように「ここ温かだよ。ぼく大満足」と言う表情を見せる。これでは怒る事も出来なくなってしまうのである。「ココ君、もう少し端っこで寝て欲しいのだけど」と言いたくなってしまうのである。

おねだり仕訳人

2009-11-16 06:09:21 | ネコ
今街の流行語は、仕訳人 であろう。幾ら美辞麗句を並べて要求しても、不要なものはバッサリと切り捨てられる。昔勤め人の頃、この仕訳人は経理であった。担当部署が必要だと判断して、稟議書に付属の文書や関係役員のサインをしてあっても、彼らが不必要と認めれば、稟議書は社長の元には行かぬ。ブツブツと言いながら、立ち飲みでコップ酒をあおった事も。
我家のクーとココもおねだり要求ニャンである。例えばクーは、お腹が空けば時間前でも家内の足元に擦り寄り、最高の甘え声を出し、人間語に翻訳すると「お母様、クーちゃんお腹がペコペコで動けないの。カリカリ戴けないかしら」と言うのである。仕訳人の家内はそんな甘え声に惑わされず、時計に目を向けながら「クーちゃん今何時だと思っているの。ご飯の時間にはまだ早いでしょ」と、要求をバッサリと切り捨てるのである。人間語をかなり理解しているクーは、目を吊り上げて、憤懣やるかたない表情をするのである。
反対に僕は、クーやココのこの甘えた表情を見せられると「可愛いねクー」と頭を撫ぜ、彼らの要求を聞いてしまうダメ親父である。

パカーンが聞こえ

2009-11-15 05:29:15 | ネコ
クーとココの昨日のお昼ご飯は、魚の缶詰であった。家内が缶詰の蓋のタブをパッカーンと開けると、居間でマッタリと休んでいた2ニャンは、全速力で台所に走って行き、並んで「ミャー・ミャー」「美味しそうね早く頂戴」と揃っておねだり。2ニャンが僅かな間隔で並び、声を揃えてねだる事等初めて見る光景である。缶詰の蓋を開けるパッカーンが聞こえると、我家の2ニャンは美味しい缶詰が貰えると、頭に刷り込まれているようだ。比較的行儀の良いクーでさえ缶詰を開けると、写真のように、米櫃に手を掛けて「ネー早く・早く」と家内の手元を見詰めて、催促をするのであった。食べ終えた後も、2ニャンは茶碗をピッカ・ピッカに舐め回したのである。
昨日2ニャンが食べた猫缶は、既に賞味期限が過ぎた、ネコ用非常食で買って置いた物。賞味が過ぎても、缶詰は蓋や胴体が膨らまなければ、味は少々落ちるが、安全である。これは人間用の缶詰でも同じである。こんな知識は、定年迄勤めていた親会社の、品質の専門家から良く聞かされていた。但し、炭酸系の飲料やビール類は、炭酸ガスが逃げては行くが。それと、醤油や味噌等で味付けされた、鯖の味噌煮缶、マグロのフレーク等は、味噌や醤油に含まれている酵母が缶の中でも多少熟成するので、買い求めてから少し置いておいた方が、味がまろやかになると言われている。是非お試しを。
先日家内は、ニャンズの非常食に、レトルトパック入りの、魚のフレークを買って来たが、クーが見付けて、盛んに臭いを嗅いでいたが、人には分からぬ程度の香が出ているのであろうか。ネコは犬程ではないが、嗅覚も優れていると聞く。

あっ 地震だ

2009-11-14 06:11:26 | ネコ
今朝4時20分過ぎ、関東圏で最大震度3程の地震があった。我が家は夫婦もニャンズも全員起きていて、ココはカーペットの上で香箱座りでマッタリし、クーはパソコンテーブルの天辺に正座で部屋の中を眺めていた。この地震で目を覚まし、舌打ちをして「何でこんな時間に地震なんだよ」と布団を頭迄被った方も居られるだろう。
我家ではこの程度の地震ならニャンズも動じない。クーは「あれ!地震かしら」。テーブルの上から降りる気配はなかった。我が家には特製の地震計が備わっている。居間に造り付け、床から天井迄ある書棚である。地震を感じるとガラス戸がその大きさによって響きを変えながら、音を出すのである。また、大きな揺れだと本の前に置いてある物もダンスを始める。ところが最近、この特製地震計が狂いだした。原因は2階に住む孫である。彼が部屋の中を走り回ったり、階段を駆け下りるとその揺れを感知し、誤作動を起すのである。
先日もガラスが大きく鳴ったと同時に、ドスン・ウワーンと言う音が聞こえ、本箱の上で熟睡中のクーの顔が持ち上がった。翌日孫の顔には行く筋もの傷跡が。嫁によれば、階段のあと数段で降り終る所で、仰向けに落ちて転がったとの事だ。来年には下の孫も歩き始めるだろう。我家の地震計も狂いぱなしになるに違いない。
今朝地震の後、クーと入れ替わるようにして、ココがパソコンテーブルで正座をし、盛んに天井を見詰めていた。その顔が何とも大人びた表情であったので、パチリと1枚写した。昨日の赤ニャンの時の写真と比べて戴きたい。

温くポカ

2009-11-13 05:51:15 | ネコ
今日も天気予報によれば、我街辺りでは、小雨模様で、気温も11~12℃程度にしかならず寒い1日のようです。そんな日には、こんな写真で身も心も温くポカになって下さい。
この写真は、ココが拾われて2日目の、06年11月15日に、神戸のビートさんによって写されたものです。6ニャンネコ家族の1員に入り、年上のネコさんに可愛がられている1枚です。そうなんです。3年前の今日、ココはリングちゃんに拾われ、温か家族に迎え入れられました。しかし、娘は「可愛そうな仔猫ちゃん」と言う事で拾いましたが、お母さんのビートさんはさぞ当惑した事でしょう。しかし、我家に来る迄の1ヵ月半、ココは大切に家族の1員として育てられました。3年たった今も感謝しております。
寒い今日は、温風が流れる部屋の、昨冬クーから取り上げた、パソコンの椅子にネコ丸になってお昼寝をし、お腹が空けば、僕や家内に大声で「ご飯頂戴よ。ネーご飯なの」叫び、家ネコの特権と末っ子の特権で、甘える事でしょう。

ネコの額と言うけれど

2009-11-12 05:35:00 | ネコ
狭い事の代名詞に、ネコの額と言う言葉が使われる。クーと暮らすようになってから、この言葉に疑問を持つようになった。
確かにネコの顔は犬に比べると、小さくて丸い。そして、目が大きく、顔の3分の1程ある。眉毛から耳の付け根迄の額の部分の面積は、正確に測った事はないが、以外に広く感じる。クーの場合だと、八割れの頂点から耳までは真っ黒の毛で覆われているが、真正面から見ると、乳幼児の顔のようにデコである。顔を触っても怒らぬココでチョイと測ったが、額の面積は顔の4分の1位であった。
顔を触る事はクーにはさせて貰えない。そんな事をしたら、指への本気のガブリと僕の顔へのクーパンチが同時に見舞われるだろう。
ネコの額と言うけれど、この部分も僕には可愛いのである。

許せぬ小沢一郎発言

2009-11-12 04:33:06 | Weblog
今回はネコのブログでは無い。
我ブログでは政治的な発言は慎んで来た。しかし、僕の根源的信条(イデオロギー)に関わる事項故、あえて発言するものである。
11日の朝刊及びインターネットニュースで、民主党幹事長小沢一郎が、10日に高野山を訪れ、日本仏教会会長と会談後記者団に「キリスト教は非常に排他的で、独善的な宗教である」と語ったとの報道が流れた。僕はこのニュースを読み、一人のキリスト教徒として、腹が煮えくり返る程の怒りが湧き上がった。小沢はキリスト教の本質を理解せず、偏見のままに発言したのか、仏教会への胡麻擦りでの発言かは分からぬが、公党の幹事長として許す事は出来ぬ。
日本人は宗教的な信念の希薄な民族である。しかし、世界では宗教イデオロギーの対立で、今もパレスチナ戦争のような対立が起こっている。日本も戦前は宗教統制国家であり、その結果太平洋戦争を引き起こし、原爆を投下させられたり、多くの国民が犠牲となった。その反省で国民は、互いに宗教的信条の違いを認め合い、平和国家建設に努力して来たのである。小沢発言を突き詰めると、宗教的信条が違う人を排斥・弾圧し、戦前のような思想統制に行くのではないかと危惧する。日本人キリスト教徒では、大平正芳氏が首相になっている。自民党幹事長時代の氏と礼拝を共にし、歓談した事があるが、温厚な紳士であり、気さくな方であった。
今、地域の宗教者は信条の違いを乗り越えて、手を携えて平和国家建設の為に祈っている。昨年の11月22日東京・世田谷区代沢の日本聖公会東京聖三一教会では、キリスト教、仏教、神道、イスラム教の聖職と信徒が集い世界の平和を祈った。写真は十字架の前で舞う巫女さんである。
このように庶民達は一生懸命に互いを認め合って祈っているのに、友愛を御旗とする政党の幹部が、信条的に合致しない宗教を人々を排斥しようとする発言をするのは全く解せない。
僕は小沢一郎が10日の発言を撤回し、世界中のキリスト教信徒へ陳謝しない限り、この政党と内閣を支持しないだろう。