魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

10000歩進んで9999歩戻る?

2012年05月31日 | ワイン ~2019年
最近の音楽活動ですが、練習しては忘れ、練習しては間違い・・・・・


なんとなくスランプ。



曲も浮かばないし、どうもダメのようです。


少なくとも、これでもいっぱい練習してるんですけどね。


頭が悪いのか、練習方法が悪いのか、人間性の問題なのか? はたまた
曲が難し過ぎるのか?(難しいのは確かですが)・・・・・
うーん上手く行ってないぞー。



とにかく3歩進んで2歩戻るとかではなく、10000歩進んでは9999歩戻るような
毎日です。それでも良い曲が出来ていればまだ満足もしますが、とんと話に
ならない状況の毎日。


7月あたりに一度ライブをやりたいとは思ってますが、果たして軌道に乗るの
かどうか???

意気込みと情熱を懸けているわりには、極めてマイナーな状態。
何とか脱したい。


もともと期待もされていませんので、無理して発表することもないのですが、
そうこうしているうちに「声」が出なくなります。タイムリミットは待っては
くれません。頑張るんだよ俺!


・・・・・・


そして別にもGW開けから始めたダイエットも約2キロ程度は減ったものの頭打ち。


そうだよ、いろんな停滞を乗り越えたい!


絶対に乗り越えたいなあ~!!!


実情は違えども、少なくとも意気込みだけはあります。






そんな進むに進めない毎日ですが、悩みながら気合いを入れて、ちょっと良いのを
試飲しましょうか。



今夜はこれ。







2004 アタロン メルロ
   (USA、メルロ種、赤、3千円台)


開栓して香りを嗅いだ瞬間から、すでに当たりを確信します。

・・・・・ちょっと興奮を抑えつつ臨みましょう。


プラム、ブラックチェリー、熟したフルーツ、ジャム、焼き菓子、お香、
ビャクダン、シナモン、クローブ、出汁や醤っぽい香りなど。


味わいは濃くて、熟成感や深みがあって、まろやかになってきています。
タンニンは細かく甘さを持ち、酸は鋭くはなくちょうど良いくらい。
熟したドライフルーツのような果実味はボルドー右岸とは違ったベクトル
で、でも美味くて素敵だと思います。

これは間違いなく皆さんに喜んで頂けるでしょう。04年というちょっと
熟成したワインを手が届く範囲でご提供できるので(普段からすると高め
かもしれませんが)、自信を持ってお奨めしていきます。


アタロン・ロン・ロン アタ・ロン・ロン~♪って歌ありませんでしたか?


それって「明治ポポロン」だったか~、そうか~。


結局、マイペースかなあ。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へたれる SB

2012年05月29日 | ワイン ~2019年
先日からすっかり気分は山男です。

へなちょこだけど山男です。

一度だけでも登るとその気になっています。



「娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ~♪」

・・・・・私に惚れないでください。


えっ、違うかっ! ワイルドだろ~?


あれっ?


でも「山男の歌」ってちょっと変拍子ですよね。
何度思い浮かべても微妙な歌詞と“間”がよくわかりません。


「山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ~♪」


っていうのも凄まじい歌詞です。子供の頃はよく意味も分からず歌って
いたのでしょうか。

「吹かれる」という表現もあらためて凄いと思います。

まっ、ご承知の通り私の場合は完全にへたれ山男(先日限定の)ですが。





そんなへたれにはピッタリのワインを今夜は飲むことにしましょう。


これです。







2008 ペタヴェル イヴニングスター ソーヴィニヨン・ブラン
   (豪、SB種、白、千円台前半)


「へたれる」ならぬペタヴェルですね。


香りはレモン、青草、麝香、花崗岩、乳酸など。


味わいは青い柑橘やミネラル、引き締まってさわやかで心地良いです。
薄くはありません。ある程度の厚みと、そこそこのニュアンスの豊富さ。
価格としては結構美味しいと思います。


石や岩の香りもへたれ山男っぽいです。
名称はともかく、するすると飲めてとても良い感じですよ。



さて、本日はたくさん発注しました。


間もなく店頭にも新しいワインがたくさん並ぶことでしょう。
ワインだけはへたれではなく「ワイン男」になりたいと思います。


「娘さんよく聞けよ ワイン男にゃ惚れるなよ~♪
酒に飲まれりゃよ 若後家さんだよ~」


あれっ、やっぱり惚れちゃいけないんですか~???


いずれにせよ、微妙にむなしいぞ~。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へたれの根性なし山登り その2

2012年05月29日 | Weblog
本日よりお読みの方は、昨日の分からお読みください。
よろしくお願いいたします。




・・・ということで、分岐点へやってきました。







さて思案のしどころ。


前を歩いていた方に話を聞いたところ、普賢岳へ行くには、一端やたらと下って
そしてさらにやたらと登るらしい。


・・・・・そんなハードなことは初心者にはきつ過ぎる!
ということで、国見岳を目指すことにしました。



しかし、目の前にたたずむ国見岳はこんな感じです。






これば登れるとやろうか?!


見ただけで辛そうです。

でも道はあるのです。皆さん登っているのです。
そう思い、意を決しました。



だんだんと険しくなってきます。






とうとう道も急になり、岩場のような登り道です。



そして一番の山場へ。






えっ、ここを登るんですか???


・・・・・・・


しきゃ~し、前を歩いていた私よりもご年配の方々も、がんばって登って
おられますよ!






結構スリリングではありませんか。

私はいいけど、妻は大丈夫だろうか?とちょっと心配に。


何とか二人ともひいひい言いながらも、難所を登り切りました。


すると、頂上より降りてくる方々の中に・・・・・あれ?????


な~んと、当店のワイン会のメンバーの方々(I氏やF氏)と遭遇。


こんなところで何という奇遇!

まさかこんな場所で出会うとは!

ここでワインの宴会をしたくなるじゃありませんか。


まあ、それは無理でしょうが、偶然の遭遇やその笑顔に疲れた体も元気
づけられました。




そして、間もなく山頂に到着。







やりました! やりました!


へたれの根性なしの登山も一応は「山頂到達」です。


山頂でお弁当を食べて、でも普賢岳には向かう元気も勇気もなくて・・・・・、
来た道を引き返すことにしました。


とあるブログの保育園児(別コースだが、普賢岳に登ってお弁当を食べてい
た)にも及ばない登山行脚でしたが、無理は禁物。

初心者は初心者なりに慎重に。


帰り途は当然・・・・・









ロープウェイ頼りってことで。



山男、山女の健脚、そして体力はものすごいものであり、とても私には太刀
打ちできるわけがない。今や保育園児にも負ける始末。

次は園児の歩いた普賢岳コースを!といつの日かの仇討ち行脚を思い浮かべ、
登山マップを、夜な夜なしみじみと眺めているのです。


でも太ももパンパンやけんしばらくは勘弁して~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

へたれの根性なし山登り その1

2012年05月28日 | Weblog
まさか山登りをするとは思わなかった!


「雲仙に新登山道開通」



この話を聞いて、「そうだよ、ダイエットに良いじゃないかっ!」

ってひらめいたんです。


いくつかブログを検索してみたところ、保育園児でも登っとる!

「こりゃ楽勝やろっ!」


雲仙も100回くらいは来ているけど、一度も本格的に山登りはしたことないし、
ちょうどミヤマミリシマも満開で、一度くらいは!ということで思い切って
出かけました。





しきゃ~し・・・・・






雲仙仁田峠に近づくと渋滞発生!


「みんな同じ事ば考えとっとやろうか?」


・・・・・



さあ、見えてきました。





本日トライする山々です。気合いが入りますね。





そして車をとめて歩きだします。


ロープウェイのりばの展望台からの風景。登山道の入り口でもあります。






そして地図に目をやります。






ふむふむ、まずは妙見岳に登って、国見分かれまで行き、国見岳か出来たら
普賢岳へ登ろうという計画です。


こう行って、ああ行って・・・よしっ。



ということで・・・・。









「えっ、まさかっ!」とお思いでしょう。

はい、そのまさかです。



根性なしの私達夫婦には本当の初心者ですし、無理をしてはいけません。

これも勇気です。(ちぎゃう、へたれと言います)ハッハッハッ



さて、ロープウェイで登り、妙見神社を過ぎるといよいよ登ったり下ったりと、
山道に入ります。






ミヤマキリシマも咲き誇っていますが、そのためかムシやアブが飛びまわり、
もう大変でした。そんな山道がずっと続きます。


やっと視界が開けてきました。









正面の溶岩ドーム(平成新山)のすぐ右側のちょっと出ているところが、普賢岳
です。


さて・・・、どうなるか?   


写真が多くなるので、つづく。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結構やれる人材いるいる

2012年05月26日 | Weblog
昨晩、夜中は「トゥーロン国際大会・1次リーグA組第2戦 オランダ戦」を
見入ってしまいました。


なんといっても開始早々スーパーゴールを決められ、こんな相手に勝てるんかい?
と思ったものの、日本代表U-23もなかなか見せてくれました。


中でも高木豊(元プロ野球ベイスターズ)氏の息子、高木善朗選手の素晴らしいこと。

ギュンギュンに早くて切れて、ぶっちぎっていました。

兄さんも清水エスパルスで大活躍していますし、とても楽しみな兄弟です。
(さらに弟もいるらしい)


他の選手も良かったです。なぜトルコに負けたのか不思議なくらいでした。

この世代はいまいちの実績のようですが、結構やれる人材にあふれています。
スター選手がたくさん出るかもしれませんよ。


一方オランダも右サイドのルコキ選手が猛烈にすごくて、はらはらしながら
見ていました。


でも飲んでいた安ワイン(当店で最も安いのよん)が妙に美味しくなる祝杯へと。




さて、本日はV・ファーレン長崎もホームゲームです。
仕事なので応援には行けませんが、こちらも期待しましょう。
松橋選手もそろそろゴール決めてほしかですよね~。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意気込みが分かるM社試飲会in長崎

2012年05月25日 | ワイン ~2019年
本日は大手輸入元M社の試飲会でした。


たまたま近所なので歩いて行けました。


M社はこの業界では屈指の売り上げがあり、その訳は、こうして各地で試飲会を
開催しているところによることが大きな理由でしょう。







特にイタリアのセレクション、それを基本とした総合力の質は日本一だと思います。



本日は約100アイテムでした。


知った顔もたくさん参加されていて、いろんなショップ、そしてレストラン、
バー、ホテルなどの業界関係者も多かったです。



消費者の皆さん、こんな会に出席しているショップやお店でワインを飲んでく
ださい、と言いたいです。これに来ないようなところはいい加減なセレクトしか
していません。(もちろん急用などでどうしても都合がつかない場合もあるで
しょうが)


責任を持ってワインを販売するなら、こういった会への参加は必須です。


また来場しても、ちゃんと真面目にテースティングしているかどうかも当然
大切です。こういう絶好の機会を自分の経験値を積む場として利用しない手は
ありません。輸入元だってかなりの経費を掛けて臨む真剣勝負の場ですから。

自覚と好奇心と情熱と・・・・・ですよねっ。

義務だけで来るようでは話になりません。





さて、お気に入りはこれなんかどうでしょう。







イタリア、ドゥエマーニという造り手はとても良いと思いますよ。
2010年からリリースされた「チフラ」(CF)と「アルトロヴィーノ」。

いいですね~。


水玉模様のイタリアン、もしもどこかで見かけたら安心してお買い上げく
ださい。当店でもなくとも、どこかのお店やレストラン、バーで「水玉模様の
イタリアン」と覚えておかれると安心してお飲みいただけるでしょう。


またこの近辺に置いてあったイタリアンたちも美味しかったですよ~。


個人的には2009年ブルゴーニュのジブリオットのジュヴシャン、美味しかったなあ~。



近日中にいろいろと新入荷もあるでしょう。
それは来月に新しいリストを書こうかと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染みだらけの人生に

2012年05月24日 | ワイン ~2019年
「あれ~、やっちゃったよ~!」

「まだ新しいシャツなのに~」

「これお気に入りの服だったよ~」


ワイン、特に赤ワインをこぼした時に出来る染みですが、
どんな対策をとっていらっしゃいますか?


・・・・・


なかなか取れませんよね。


そこで本日ご紹介するのがこれ。



・・・・・ってまるで通販番組見たいですねぇ。




でもとりあえずご紹介だけはさせてください。



これ!






こんなものがあったんです。


裏ラベルもご覧ください。






読みにくいですが、「ケチャップ、ファンデーション、墨汁、油など80種類の
ステインに対応しています」って書いてありますね。



これをひとつ常備していただけると、これから生涯における赤ワインの染みが
消せるかもしれません。


ちなみに735円です。当店にて販売中!




ただ・・・・・、人生の汚点だけは消せないのでご注意ください。



こんな私は汚点だらけの(笑)人生???


笑い飛ばして消す方が、効果はあるかもしれませんけどねえ。



そんなわけで、本日は某試飲会です。

がんばってきます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ティンティリァりゅ~ば~?

2012年05月23日 | ワイン ~2019年
本日はサッカー日本代表の試合です。

本田選手も復帰していますね。

こんな時は、みんなで応援して一体感を感じて盛り上がりたい。



ところで、昨日はTVを回すと、どこも東京スカイツリーの話題一色でした。

・・・・・


こげんとは地方にはなーんも関係なかけん、どーでんよか!


もしかしたら、うちもワインを「1本634円!」って武蔵キャンペーンをやって
も良かったかも???


でもまあ、長崎では「何ねそい?」と言われ、何のことかわからないお客さん
ばかりになるでしょう???


全国民が一緒に盛り上がるのがいいのか、それとも所詮ローカルな話題として
しらけてしまうか?の判断はどこでしょうかねえ。

どーでんよかさねぇ。






さて、今夜はこれ。






2009 ティンティリア・デル・モリーゼ
   (伊、2千円台後半)


ティンティリアって変な名前ですねえ。

ティンティリァりゅ~ば 出てくるばってん ティンティリァれんけん~♪
な~んて歌ってしまいそうです。マサカ~


香りは熟したプラム、ブラックベリー、ドライフルーツ、黒糖、日陰の植物、
コケ、寝かせた肉、クローブなど、ややこもり気味の香り。


味わいは濃厚で重たさ、沈んだ感じもあり、黒系の地味なイメージ。
だが、甘み、旨味はしっかりとあって、まさにイタリアン的印象。まだまだ
がっしりと固いので、ほぐれるまでには時間はかかりそうだが、それなりに
塊としても結構いけます。

「ちょいと地味だけど意外と旨い」という感じでしょうか。
いかにもイタリアンらしい気がします。


さて、気合いを入れて日本代表の試合を応援しましょう!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2位浮上!

2012年05月22日 | Weblog
おぉ~~、我らがV・ファーレン長崎が2位に浮上しております。
アウェー試合で勝ったのです。







でもよく見てください。


「ココ」と書いたところ。

金沢では9136人も入場者がありました。


なんでも一万人を目指してキャンペーン中だそうです。



はて、長崎はどうでしょう???



先日のかきどまり競技場では3千人台でした。
ジャパネットデーと銘打って、ジャパネット社の協力を得ながら社長も登場し、
プレゼント抽選会をしながら・・・・・でさえ。


いかに金沢の方々が熱いかがよく分かりますよねえ。



長崎人は何ばしよると~! なさけんなか~!

って思いますよね。


これだけの実力を付けてきているのに(ちょっと他のチームももたもたしている
感もありだけど)、もっと盛り上がらんばいかんでしょ。



V・ファーレン以外でも23日は代表戦、そして6月3日からはいよいよW杯の
最終予選がスタートです。

せめて「金冠日食」くらい盛り上がっていきたいですよねえ。

サッカー熱のスイッチ入れませんか?


祝杯用の美味しいブルゴーニュも今週は入荷しそうですよ~。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まぜ麺

2012年05月21日 | 美味しいもの
体重を気にしつつ、ラーメンを食べたい。

今は自重していますが少量で、そんなカロリーもなく、食べられそうな麺で
しかも興味津々のものがありましたよ。


夢彩都そばで「ながさき食の遊宴地」という催しが開催中でした。


その中のひとつのブース、長崎では定番のラーメンのお店「まるよし」。

そこの新メニューとなるというこです。







300円だし少量だし、ということでトライ。





汁なしのラーメン、つまり「あえそば」です。
オイスターソースや〇〇醤的風味のとろっとしたダシの味付けでした。
美味しかったです。

麺のモチモチ感はさすがでした。ただ、途中からでいいけど、なにか薬味を
加えてみたくなりました。唐辛子もしいですし、クミンとか八角もありで
しょう。さらには、なんたらジャン(豆板醤、XO醤)とか、まるよし得意
の「辛子高菜」入りもいけるんじゃないかなあ。


店頭でちゃんとメニューになってから、再トライしましょう。




さて、みなさん「金環日食」にご執心な方も多いようです。

専用メガネだけ買って、虎視眈々の方もいらっしゃるでしょうが、まあ、
ほぼ長崎では曇りかなぁ??? 何とか見えるといいですね。


でも使用済みのメガネの末路は・・・・・宴会芸くらいか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポマールワイン会

2012年05月20日 | ワイン ~2019年
なんでこげんマイナーな企画ばしたとやろう!


とも思いますが、意外や意外、結構良い線いくもんです。






1 NV テール・ブランシュ ブリュット
ロワールの自然派泡。やさしさとやや厚み。泡の圧も強めではなくやさしい。


2 2007 レイミー カーネロス シャルドネ(USA)
蜜の甘みやかなりの厚み。甘露とまではいかないけど、かなりの上質シャルドネ。
かなり美味しいです。



3 2009 サントネー ラ・コム・デュッシュー(ジャン・マルク・モレ)
軽めだけど、とても美しく、エレガント。ピノの美学を感じます。
実は私のお気に入り。ウマカッサネー



4 2005 ポマール(パラン)
さすがに05年。厚みがあります。堂々として、時間が立つと繊細さも。
やはり05年の素晴らしさ。オオ~サスガ








5 2009 ポマール 1er エプノ(アレット・ジラルダン)
ドメーヌ・アルマン・ジラルダンを受け継ぐ造り手。開けたては厚みはあるものの
表情が出なかったが、時間と共にその真価を発揮。絨毯のようなビロード感もあり、
繊細さ、美しさも兼ね備える。これはもう5年ほどして味わいたいと思います。



6 2005 ポマール 1er レ・ゼプノ(パラン)
さすがに05年。厚みと大聖堂への行進のごとく重厚。これまたほぐれるといろんな
要素が飛び出してきます。何といっても旨味はナンバーワンでした。これも数年後
に飲みたいなあ。


7 2002 ポマール 1er グラン・ゼプノ(ミシェル・ゴヌー)
ややクラシカルなちょい熟成ブル。固さを持ちつつ、媚びなさも持ちつつ、でも
やはり美味しさを秘めていました。ゆっくりと広がる旨味と熟成感。



ここまでが予定内容でしたが、もうちょっと飲みたいということで・・・


8 1999 ブルゴーニュ ルージュ(ドメーヌ・ド・ラ・トゥール)
熟成してやや枯れた感じ、しかしちゃんと背筋の伸びた果実味。いいね。



9 2005 ポマール 1er ジャロリエール(プス・ドール)
樽をほとんど感じさせないピュアな果実味で勝負したワイン。濃厚で厚みがあり、
ピュアな透明感のある魅力。まだまだ保ちます。複雑味はまだ出ていません。
それまでには数年が必要。自然派と伝統を融合した優秀なワイン。


ご参加のみなさま、楽しんでいただけたかなあ。
ブルゴーニュのピノ・ノワールの魅力を少しなりとも分かっていただけたでしょ
うか。実は当たり年ばかり飲んだのですよ~。

これはピノの余韻の中で書いております。


どれもそれぞれに良かったと思いますが、惜しむらくは8、9、最後のお出しした
ワイン。セラーからでしたので温度が低すぎたのが悔やまれます。真価を味わえ
なかったことでしょう。



今回参加できなかった皆様も、またやりますので、次回はよろしくお願い
いたします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の損失

2012年05月19日 | ワイン ~2019年
数日前に
「本当の街の発展ってなに?」(クリック)
という記事を書きました。


どうもここ近日で町内近辺からいろんな方々が亡くなっています。

もちろん身近に感じるのは、お付き合いのあるなしで違うとは思いますし、
極めてローカルなお話です。



時代が車社会へと変化し、規制がどんどん緩和され、弱肉強食となり、街のあり方
が変わっています。

さらに高齢化によって古くなっていく街、新興地などいろいろと変化があります。


どこに原因があるのか? 核家族化がスタートなのか、首都圏への一極集中がスタ
ートなのか?私にはよく分かりません。


でもその街その街の個性、歴史的成り立ちなどアイデンティティー、さらにコミュ
ニティーは確実に薄らいでいます。

常々何事も「最後は人で決まる」と思っていますので、地域の個性やアイデンティ
ティーも、結局は「人」なんです。街は「人の集合体」なんです。


高齢化も進み、亡くなってしまう(亡くならざるを得ない)人が多い中で、私が
住むこの地域はいつまでその色合いを持ち続けることが出来るだろうか?と
ちょっと不安になったりしました。


「人」という損失は小さな駄菓子屋のおばあちゃんだって、それ以上のもの
なのかもしれませんよね。






そんな思いの今夜はこれ。






2009 ジョエル・ゴット ジンファンデル
   (USA、Zinfandel種、赤、2千円程度)

香りはイチゴジャム、カシス、ラズベリー、ハーブ、ビニールやセルロイド、
ミント、真新しい紙など。


味わいは最初甘いです。でもすぐに慣れてきます。厚手の果実味としっかり
した酸、スパイシーさ。凛として果実味の瑞々しさを支えます。
シラー種とも似ている感じです。

Zinfandel特有の濃くて、キャラメルのフィニッシュ+スパイシーなシラー
のニュアンスが乗っかってきた感じです。


美味しくは飲めますが、ちょっとだけ線が細いかなあ・・・。
価格としては普通のラインで、悪くはありませんが、もうひとつ何かが欲しい。
でもやっぱり美味しいよねってどっちつかずの感じです。



微妙な消化不良ですが、本日のワイン会は弾けたいと思います。

熟考した揚句「ブルゴーニュ ポマール村の特集」というマイナー企画にしました。
滅多に見ない企画だと思います。ご参加の方はお楽しみに。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年に一度の豪華試飲会

2012年05月18日 | ワイン ~2019年
最近、有名銘柄のボルドーはあまりに高いので、滅多に飲めませんし
店頭ラインナップですらなかなか出来ません。


当店も有名並びに格付けボルドーはあまり置いておりません。置いたとしても
そうそう動かないでしょう。中国を始めとしたワイン新興国による買いあさりで
極めて高い水準の価格となっているんですよぉ。





さて、そんな時代背景をよそにゴージャスな試飲会がありました。





約70アイテムほどが立ち並びます。


ボルドーばかりではないのです。ブルゴーニュだってロワールだって、スペイン
や南アだっていろいろとありました。



中でも面白かったのは「Ch.フェラン・セギュール」の垂直。




03、04、05、06、09です。

やはり当たり年の03、05、09は美味しいです。ただ、06もコスパは良いかもしれ
ません。やはり05、09は別格で、思わず「これなんだよな~」と口を突きます。
(ちなみに価格は7000~10000円程度)




その他すごいのは






どちらもパーカー100点満点ワインです。(パヴィとデュクリュ・ボーカイユ)

2009年ボルドーは19銘柄に満点(クリック)が付いています。

もちろんどちらも素晴らしくて絶句!!!


好みとしてはデュクリュ・ボーカイユでした。
クリアなスグリやスモモ、杉やシガーボックス、焼き菓子などの甘さが香り、
最初はしっかりしですが、開いてくると(若いので“やや”ですけど)まろやか
さが出てきます。CSの格調の高さ美しさが見事でもちろんフィニッシュも
美しい。ひいひい言うくらい美味しいです。ただし、販売価格は4万円ほど。
42000円(税込)くらい。10月末入荷。さすがにチャレンジャーはいないでしょうかねえ。



さらに







こんなのも。昼イケムをしてしまいました。(貴腐ワインの頂点です)
皇族がいよいよという時に運ばれる末期のワイン?とも言われています。


昼間っからこんなのは凄すぎです。とりあえず紙コップに吐きながら飲み進める
のですが、それでもフルコースを食べたくらいの満足度です。


ただし、パヴィとデュクリュ・ボーカイユ、イケムくらいでしょうか、吐き出すこ
とがどうしても出来なくて、思わず飲みこんでしまいました。白状します。
(もちろん電車を利用しています。運転はしていませんよ。)


いくつかはオーダーを出そうと思いますが、ゴージャスボルドーはどうなんだろう?
個人的にはケース買いしたいくらい05、09ものは美味しいですねえ。
09年、なんか買っとこうと思いました。


それと、もうひとつ白状しましょう。


今日は会場から帰りたくなかった~!

それくらい美味しかった。


さあ、今月はワイン会が続きます。

なんか幸せかも~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんパンば見ろ!

2012年05月17日 | Weblog
本日はかなり真剣にどーでもいい話をします。




面白いパンがありました。

これです。






「見ろ!」と書いてありますね。


そうです、LOOKチョコのクリームパンヴァージョンです。
不二家と山崎パンの合作ですね。


見た途端、思わず買いたくなる衝動。




袋から出すと、こんな感じです。







半分に割ってみましょう。





あれれ・・・? ということはひとつの山にひとつのクリームが・・・





断面はこうなっていました。

4つの味。バナナ、アーモンド、ストロベリー、キャラメル・・・


なに、キャラメルだと~?



いやいや、そこは「パイン」ではなかったのかあ~。

現在のLOOKチョコはキャラメルなのですかぁ。知らんやった~。


まわりのチョコの部分はとてもしなやかで美味しいです。

クリームもちゃんと美味しくてワインにも合いました。
奥さんと半分こしました。全部だとカロリーオーバーです。



子供の頃にLOOKチョコで、ひと箱ぜ~んぶがイチゴとアーモンドクリーム版は
ありましたよね。
残念ながら全部がバナナと、パインのはありませんでした。



私はバナナが圧倒的に大好きだったので、子ども心ながら、「なんで一番人気の
バナナがないのだろう? そん次に好きなパインがないのはなんで~」と思って
いました。


だいたい、イチゴは我慢して食べて、ナッツクリームはまずまず美味しくて、
パインジャムのジュワ~で喜んで、バナナクリームのコクと甘さとまったり感で
幸せになる・・・・・そんなチョコではありませんでしたか?


うーん、きっとその頃から「マイナー好き」だったのでしょうか。




でも今でも思います。

LOOKチョコレートといえば絶対バナナよね~!

バナナこそが王様です。


LOOKチョコは12個入りだったので、バナナは3個しか入っていませんでした。
確かにもっと食べたかったですねえ。

「バナナバナナコ」くらいは食べたかったと思います。


どげんでしょうか?



もちろん今の年齢になっては12個入りのひと箱は、とても完食出来ません
けどねえ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアワインの試飲会と博多ラーメン

2012年05月16日 | ワイン ~2019年
福岡へ行ってきました。





皆様は私が「あんまりイタリアワインを好きではない!」と思っていませんか?


確かに好きではないタイプもありますが、「好きなものは好き」なんです。


多分イタリアって相当好みが激しいと思います。それだけヴァラエティーに富んで
いるということでしょう。


本日は約80アイテムでした。生産者の方々もいらっしゃって、説得力のある説明
を聞くことが出来ました。


数アイテム入れると思います。お楽しみに。





さて、減量中だったのですが、せっかく福岡へ来たし・・・・・


ということで私の知っている限りでは一番軽めのラーメン屋さんへ。





いつもならスープは全部吸うのですが、今回はあえて残し、ごはんもあえて残しーの、
ちょっと物足りないくらいで止めておきました。


その分晩ご飯で減らしたりしたのですが、最近ふと気になることがあります。

「博多ラーメン」がたいして美味しくないのです。

もちろんそれなりではあります。ただ、佐賀や久留米系(久留米市は福岡県ですが)
のラーメンの完成度を考えると、博多スタイルはもの足りなくなってしまっています。
福岡市にももちろん美味しいお店はありますが、それがほぼ佐賀、久留米系だったり
します。

ラーメン最強は私には佐賀県~久留米市一帯ということになるのでしょう。


福岡と佐賀で「ラーメンで対決しながら地域興し」の材料とすれば楽しいでしょうね。


長崎県も、うちはちゃんぽん、皿うどんで!と斜め45度から参加しても良いかな。




それはいいとして、帰ってからも発注作業で振り回され、ワインな一日でした。


でも昨日はほとんど売れていなかった!!! いいのかぁ~?!


まあ、仕込みの日だったということにしましょうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする