雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

完全試合

2007-11-03 05:41:43 | スポーツ
昨日の中日ー日ハム戦、53年ぶりの中日の日本一で終ったが、
一番話題に上っているのは、9回の落合監督の采配である。みんなの注目が、9回の山井から岩瀬の交代に集まっている。


落合監督で検索をして、幾つもブログを読んでみた。
いろいろな意見はあるが、どちらかと言うと
「落合監督の決断を評価する」方向に変わってきているように思う。

このような話にどちらが正しいかという判定をすること自体が難しいのだと思う。



私自身の感想も、最初から決まっていたわけではない。時間とともに変わって行ったような気がする。
若し仮に、私自身が若し解説者や評論家の立場で聞かれていたら、

例えば、試合の解説をしていたら、あの代えるといったあの時点では多分「山井続投で行くべし」と言ったに違いない。岩瀬と告げられたとき、まさか?と思った。

岩瀬が投げているときは、評論家の立場から応援者の立場で、モノを言ったと思う。どうしても3人で抑えて欲しかった。山井のためにも、岩瀬にも。

そして、試合が終って中日の勝利が決まり、落合監督や中村選手たちのコメントを聞いてからは、落合監督の素晴らしい決断だったと思うように変わった。

一夜明けて、今朝辺りから野村監督や矢沢さんなどの反対意見を聞くと、余計に落合監督の決断を支持する方向に固まってきた。



考えてみると、野球はチームで闘うスポーツである。
第一に考えるべきは、チームの勝利である。
完全試合は一人のピッチャーの勲章なのだろうか?仮にエラーがあったら、成立しないのである。
完全試合はピッチャーに与えられてはいるが、本来チームにも与えられるべきである。
ならば、ピッチャーが二人であろうが、チ-ムとしては完全試合である。
今までに、そんな例がないから、そう考えないのだろう。

などと、理屈を並べてみたりするが、本当はそんなことはどうでもいいのかも知れない。



中日の選手や、ファンの素直な喜び方を見ると、
リーグ戦でのチームの闘い方通りに事を運んだ落合監督の采配はそれでよかったのではないかと思う。

采配云々よりは、チームの53年ぶりの日本一を、チームの完全試合で掴んだ中日におめでとうと言うべきなのだろう。

日本のプロ野球に注目、関心が集まった事は、大きいと思う。
コメント
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