雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

武雄市長と三条市長

2008-07-16 04:52:50 | 樋渡啓祐さんのこと
武雄市長樋渡啓祐さんと三条市長国定勇人さん、どんな市長かご存知ですか?

武雄の樋渡さんが三条市を訪問されています。
その様子が『武雄市長物語』に書かれています。

今回の訪問は力が入っていて3日連続でアップしておられます。
例によって、きれいな写真いっぱいです。

三条市長の国定さんもブログをアップしておられます。

樋渡さんはかって日本で一番若い市長さんでした。
国定さんが市長になられて、今はその座を国定さんに渡しておられます。
日本で一番若い市長さん(35才)と二番目の市長さんで、お二人とも総務省のご出身です。


行政の皆さんが他市を訪問する構図は沢山見られる。
それが市長であったり議員であったりして、一応は勉強のための視察と言うことになっている。
然し本当にそれがどれ位現実の市政などに反映されているかと言うと甚だ疑問である。


そんな視察や交流が多い中で、今回の武雄市と三条市の取り組みは異色である。
単に市長だけの交流や視察ではなしに、一般市民が主役の一般市民を巻き込んだ交流になっている。
その主役を務めているのが『GABBA』である。どこかタレントのチームかと思うようなネーミングだが、最高齢91才の元気な『がばいばあちゃんチーム』なのである。

佐賀のがばいばあちゃんのロケ地提供からスタートしたこの取り組みは、どんどんつながって『GABBA』もその中のひとつだが、結成されたときにこのような発展が予想されたであろうか?

武雄のよさと言うか、樋渡さんの手法は小さな一つのことでもそれを『育てる』努力の継続があり、さらに何かと繋ごうという『執拗な執念』みたいなものを感じる。そしてそれが成功の大きな要因になっている。

そして、武雄市以外への視点が明確である。武雄市内だけでの活動ではなくて常に外に向いての働きかけがある。
九州の温泉の連携やタイヤ台湾など海外へも視野を広げている。

これらを非常に有効に機能させているのが、ブログである。
武雄は毎日広報誌が、発行されているようなものである。
今回も武雄市長も三条市長もそのブログで『想い』を語っている。


今回のような『GABBA』も公演はニュースである。
『夢いちき県央塾』の開校式である。『人が元気、まちが元気』これを機会にまた次の発展があるかも知れない。
こんな市政はあまり例がないが、楽しくていいと思う。


大体、市役所の毎日の作業などは、市長などのトップがそんなに気にかけなくても、経験豊かな人がやっているのだからうまく回るはずである。

トップは是非このような新しい試みにチャレンジして欲しいものである。
そうすれば、人もまちも元気になって、自然にその名も有名になっていくのだと思う。

旧態然とした慣例を重んじる行政などにはみんなあきあきしているのである。

武雄市長、三条市長、大阪府知事みんな若さが漲っている。
少しぐらいの失敗はあってもいい。新しいことにチャレンジして欲しい。





コメント (2)
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