雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

変わる自動車産業

2008-07-29 05:06:34 | 発想$感想
昨日から連載で 『変わる自動車産業』 という特集が組まれている。

原油高や環境問題で大型車から小型車への移行が急速に進んでいると言う。
また、クルマをもつことに対するユーザーの価値観も様変わりしているようである。

その結果、クルマは必需品と言われた地方でも 『クルマ離れ』 が広がりつつあると言う。
全国の都道府県のうち約20の府県で乗用車の保有台数が減っている。
近畿2府4県では滋賀を除いて軒並み減少である。
私の住んでいる兵庫県も例外ではないのだが、
三木市に住んでいる私にとってはまだ、必需品である。


クルマが一般家庭というか、普通の人が持とうと思うようになったのは、多分1960年ころからだと思う。
会社でも何人かの人が個人で 『自家用車』 を持つようになったころのことを鮮明に覚えている。

みんながクルマを欲しがった。
私が自分で初めてクルマを買ったのは10年後の1970年だった。
このころになると、クルマを持っていることは、そんなに珍しくなくて、
「どんなクルマに乗るか」 に関心が変っていったように思う。
今では、普通になっている 『3ナンバー』 が特別のもののように言われた時もあった。

考えて見ると、この50年車と共に生きてきた。
クルマではないが、同じ自動車工業会の中の二輪車の世界にずっといた。

クルマ自体の台数も減りだしたり、小型が大型に変ってそれがまた小型に戻りつつある。
ユーザーの価値観も変り、ライフスタイルも変った。
同じクルマを使うにしても「カーシェアリング」など新しいサービスに目を向ける人もいるようだ。


小型車もそうだが、電気自動車な度、エコカーへの関心も高いようである。
特集には「新車も考えたけどこんなにガソリンが高いと維持費が大変」と通勤に使う2台目のクルマをバイクに変えた宮城県の人の例が載っている。

移動に使うならバイクは早いし、燃費はいいし、省資源、省エネーーーと
時代の要請にも応えている。

一番大事なのは、イメージ戦略だと思う。
バイクが 『かっこいい』 と思うかどうかである。
日本人の場合は、世論とか世の中の流れがそう変れば一挙に変る。


誰か、『上手に仕掛ければいいのに』 と思うが、
どうも真面目すぎて業界の会合などで言っているだけである。
それも、当然必要だが、
そんな程度では、今の福田政権みたいで、ちっとも面白くないのである。

もっと、戦略的な動きが出来ないものか?
官房長官に起用したらと人気のある 『環境大臣でもあった小池百合子さん』 などバイクの理解者はいっぱいいるのに。

会議や対談だけでは、と思ってしまうのである。


こんな、トップセールスが出きる戦略家のトップが欲しいですね。


コメント
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