関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

小学校入学式

2008年04月08日 | 子育て・教育

 朝暘第一小学校の入学式に、来賓として参加しました。

 今年の新一年生は90名、3学級の編成になります。

 
 最近は、「緊張し過ぎている子」は、余り見受けられず、「リラックスし過ぎている子」が目に付くように感じます。

 担任以外の先生方も、一年生の隊列の周りを固め、今年のオリンピックの聖火の警備の様子を思い浮かべてしまいました。


 しかし、6年生は立派です。
 
 学校の代表として、一年生を迎え入れようという責任感に満ちて、全員が心を一つにして行動する姿には、「小学生がこんなに立派になるんだなあ」と感嘆します。

 一年生も、上級生に導かれて、一歩いっぽ成長していくことが期待されます。





中学校入学式

2008年04月07日 | 子育て・教育

 市立第三中学校の入学式に、来賓として参加しました。

 新入生は235名、8クラスになります。

 しかし、さんさんプランが中学校一年生までですので、2年生になると6クラスになってしまいます。

 さんさんプランの拡充が求められます。


 それにしても、我が母校三中の校歌はすばらしいものです。

一、月山の嶺雲をさき    鷲もたゆとう朝おろし
  たけき心を競いつつ   小真木ヶ原の若人が   
  撞くや自由の鐘の声   理想のかざし高らかに
  今ぞ築かん新時代    ああ ああ 栄えあれ
  若き命のひた心
二、梵字の流れ水速み    夕べさ走る若鮎と
  優しき姿競いつつ    小真木ヶ原の若人が    
  追うや真理の月のかげ  平和の聖歌高らかに              
  今ぞ歌わん新天地    ああ ああ 幸あれ    
  我が故郷の山と川
三、黄金の穂波目路遙か   実り豊けき朝露の
  清きを受けてあれ出でし 小真木ヶ原の若人が
  立つや道義の旗印    進取の意気の一筋に
  今ぞ築かん新文化    ああ ああ 燦たれ
  民主日本の朝ぼらけ

 昭和24年7月20日制定
 作詞 杉村顕通  
 作曲 毛利幸南

  私にとって、生涯歌い続けたい歌です。
                       


学童保育所卒・入所式~子どもと保護者に感動です~

2008年04月05日 | 子育て・教育

 学童保育所:星の子の卒・入所式があり、来賓として参加しました。

 今年は、卒所2名に、入所29名ということで、百名を超えることになるようです。

 

 始めに、卒所する2名の生徒と保護者への、在所生からのプレゼントとお礼、卒所生・保護者の挨拶がありました。

 卒所生の一人は、マイクを渡されると、コブクロの「蕾」を謳いました。アカペラで、特に上手という訳ではありませんでしたが、思いのこもった、いい歌でした。
 その後彼は、学童での思い出、後輩達への思い、将来の夢を語りました。
 「働いて、お母さんを楽にしてあげたい」とも話しました。

 続いて、お父さんが、「学童は、働く私たちに無くてはならない施設だった。子どもも学童で成長させてもらった・・」と、声を詰まらせていました。


 学童でも、家庭でも、しっかりとした、思いやりのある子どもに成長している卒所生、働きながら、苦労してその子を育ているであろう、実直そうなご両親。

 その姿を見て、目頭を熱くしているのは、私だけではありませんでした。


 親子の姿には、「学童とは何であるか」ということが、百万遍の言葉を費やす必要も無く、見事に映し出されていると思いました。

 もう一組の親子の姿も、同様に感動的なものでした。


  その後、在所生から卒所生への心のこもった言葉があり、女の子たちが元気な踊りを披露して、会を盛り上げました。




 会の冒頭、運営委員長の挨拶で、施設が拡大されることが報告されました。
 

 現在、市教育委員会所有の建物(元鶴岡三中の教室)の貸与を受けていますが、人数の増加で手狭になったため、施設の拡大を市に求めてきたものが実現したものです。

 今使っている場所と隣接した元教室を貸してもらうことになり、広さは約2倍になります。
 改修がおこなわれているため、現在の教室よりずっときれいな部屋でした。

 これも、保護者、地域の運営委員、先生方の努力のたまものです。

 私も、「施設を建設するか、借家を探すか、市に求めるかetc.」運営以下でケンケンガクガクの議論に参加してきましたし、当局との橋渡しと交渉まで、一緒に取り組んできましたので、感慨ひとしおです。

 拡大した施設の価値もさることながら、それを獲得するに至った、関係者の努力に
すばらしい価値があります。

 


子どもを競争に駆り立てる学力テスト

2008年04月05日 | 子育て・教育
 今月22日、第2回目の全国学力テストがおこなわれようとしています。

 私はこの問題を3月議会厚生文教常任委員会でも取り上げました。

 昨年のテストは、「一人ひとりの子どもの指導に活かす」と言いながら、テストの結果が戻ってきたのは二学期になってから。

 対象学年の小学校6年生と中学校3年生の「指導」に活かしようもありません。

 「テスト結果は各学校の傾向を示すものと考えられるので、今後の指導に活かしていく」という答弁でしたが、傾向をつかむだけなら、全員テストではなく、抽出テストで十分です。

 
 全国では、「テスト対策」が横行したようです。

 「成績」がよかった秋田県では、テスト対策のテストが繰り返されたといいます。
 市区町村では、多くの同様の事例が報道されています。
 そこまで行かなくても、今までより宿題が増えたりした学校は、どのぐらいあったでしょう。

 これでは、「学力」は図りようがありませんし、何よりも、本来必要な学習・授業がテスト対策で削られてしまうというのでは、本末転倒です。


 委員会答弁では、学力テストへの参加の是非について、市教育委員会での論議はおこらなかったことも明らかになりました。

 「委員の学習はおこなった」ということで、それはそれで必要なことですが、その学習を踏まえて、「参加するかしないか」という論議には至らなかったということは、残念です。

 ケンケンガクガクの議論になるような教育委員会であってほしい、市民の中に入って、市民と一緒に議論をおこなうべきであると求めました。


 
  

 

願いは「平等社会」

2008年04月03日 | 政治全般
 先日の日刊赤旗新聞に、労働政策研究・研修機構の第5回「勤労生活に関する調査」の結果が紹介されていました。

 それによると、日本がめざすべき社会のあり方について、

   「貧富の差が無い平等社会」が43.2%
 
   3年前の調査と比べて12.6ポイントの大幅上昇。

 「意欲や能力に応じ自由に競争できる社会」は31.1%

   11.2ポイントの低下。

 99年の調査開始以来、「競争社会」が4割台で、「平等社会」を上回ってきたものが初めて逆転しました。 

   
 先月は、金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」で、

  「貯蓄を保有していない」世帯が20.6%、単身世帯では29.9%

 に達していることが報道されていました。

  
 3月議会で党市議団は、市民の生活困難の増大を色々な角度から取り上げましたが、「格差と貧困の拡大」は、日本人の意識を根底から揺さぶっているということが、これらの調査の結果にも現れていると感じました。

 格差と貧困の拡大をもたらした、「構造改革」の政治が厳しく問われます。

                                               

 

子どもの進学準備

2008年04月01日 | 子育て・教育
 一番上の子どもが高校を卒業して、山形市の学校に通うことになりました。

 今日、引っ越しして、週末に入学式です。

 家族総出で(妹も弟も付いてきました。寂しいんだろなやっぱり)、アパートに荷物を運んだり、生活用品を買い物したりしながら、色々心配してしまいます。

 「ちゃんと生活できるか」「勉強についていけるか」「寂しくないか」「防犯対策は大丈夫か」etc.・・。

 ほとんどのことは、親がどうこう言っても始まりません。
 初めて親元を離れての生活、うまくいかないかも知れませんが、それも含めて見守るしかありません。


 議会では、厚生文教常任委員会所属で、子どものことは担当分野ですが、子育て・教育の実践は、トテツも無く大変なことです。
 この実感は(自分の経験だけではダメですが)、議会活動に活かしていかなければなりません。

 それにしても、心配だ、しんぱいだ、シンパイダ・・。