山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

年内に道路の崩落工事終わるか!?

2011-12-08 17:47:01 | できごと・事件
 夏の台風被害の影響はまだ解決していない。
 今月から一時通行が可能とはいえ、早朝・お昼・夕方の工事中断の時間帯のみだ。
 歯医者通いはなんとか終了できたが、まだ町に出るには迂回路を通らなければならない。

         

 道路には砂利がひかれているだけでまだ舗装が完了していない。
 護岸壁の強化が急ピッチで行われているが、まだまだ時間がかかりそうだ。

                   

 急峻な日本の地形はしばしばこうした被害をもたらす。
 だから、日本人は自然を畏敬し、自然には謙虚であろうという心象を形成してきた。
 それが、他の生き物への優しさであり、相手を受け止めようとする朴訥さであった。
 
 それが崩れたのが西洋文明の導入だった。
 原発・津波災害が問うたのは、科学技術万能の西洋文明から、人間は自然の一部であるとする東洋文明の先駆性を捉え返すことでもあったと思えてならない。

 世界の奇跡でもある日本の自然。
 その豊かさから培った感性をもう一度掘り起こしていく作業。
 それが日本の21世紀の課題であり、日本が世界に発信するときが「今」という時代ではないか。
 そんな情念をよぎらせながら、一時開通した久しぶりの国道を通過したのだった。
コメント (4)
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