山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

過疎の里山に足取り軽く

2011-12-18 21:20:26 | 旅行・散策
 山の集落と集落とを結ぶ古道は今ではイノシシの高速道路と化したが、きょうは31名の老若男女が踏破した。
 昔は生活道路ばかりではなく木材を三輪駆動車で運ぶ産業道路でもあった。
 古道が終着してからの新道には茶畑の見事な田園があった。

       

 古道に入る前では平成11年に設置されたDoCoMoの鉄塔が迎えてくれた。
 過疎の山でも時代の波が押し寄せてくる。

           

 古道の脇にはかわいい炭焼き窯が取り残されていた。
 往時は生活のエネルギーとして活躍していたに違いない。

                   

 新道との分岐点には天満宮神社が鎮座していた。
 明治初期に疫病が流行り犠牲者が出たことで神社創建となったそうだ。
 それ以来、夕方には毎日灯明を灯す伝統がいまだに続いている。

                        

 昼食後にはオプションで懐かしのギターコンサートが開催された。
 散策会始まって以来の出来事だ。
 素晴らしい。

 人間と山との共存はいつから崩れたのだろうか。
 人間の一方的な収奪からは失うものがあまりに多い。
コメント (3)
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