山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里の陶芸アーティスト

2011-12-21 20:47:37 | アート・文化
 先日の散策会の終わりには白幡さんのアトリエを訪ねた。
 この奥深い山里に住んで20年経つという。
 まさしく森に囲まれたなかにひっそりと工房がある。
 その日はちょうど窯だしの日で、近隣の人が応援に来ていた。

               

 「やしお窯」という登り窯は本格的な窯だった。
 「やしお」とは、岩岳山周辺にある希少植物になったツツジの「アカヤシオ」「シロヤシオ」からとったようだ。

 3日間徹夜をして焼くという。
 ただし、近隣の人と交代でやっている。
 窯周辺にはピリッとした緊張が漂っている気がした。

                     

 釉薬を使わないので、山里らしい素朴な味わいがいい。
 白幡さんが山里や集落の人とともに生きている姿が作品にも出ている気がする。
 高踏的なアーティストではないところがすばらしい。
コメント (2)
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