今日は大阪へ帰る日です。九州旅行でかなりのネタが貯まったと思います。来週からUPしますので、ご期待ください。
潮岬本之宮神社から串本町内へ戻り、昼食をとりました。それから何をするでもなく、ボォ~ッとしていたのですが、そんなことをしていればネタを得られることも無いので、潮御崎神社で御綱柏の木を確認しておこうと、潮御崎神社も串本の民話に出ていたので写真を撮っておこうと思ったのでした。
友人のTさんから貰った串本の民話を写真構成のもとに、誤字・脱字を無くし、助詞や文体の統一をして、このブログに写し直そうと思う構想は未だ持ち続けていますが、先に撮り溜めした写真を後から探すのは至難の業かとも思われたりもします。
ここは望楼の芝の西端ですが海抜33m、ここを訪れていて南海大地震が起きて大きな津波が襲ってきても安心です。
潮御崎神社の拝殿、すさみから津荷村までの漁村の守り神だったとか、なかなか立派な佇まいです。
潮岬本之宮神社に植えられていたのと同じ御綱柏の木、実はカシワではなくて、マルバチシャの木だそうです。太古の人がマルバチシャの木を御綱柏と呼んでも、別段何の不思議もありません。マルバチシャって焼き肉などで使うチシャの葉の丸いものかと思ってしまいますが、全然違いますね。
後の世に仁徳と呼ばれた一豪族の長の不倫の話はこの説明にはありませんが、記紀の話はどうも納得し難い。大王である夫の不倫ごときで腹を立て実家へ戻るというようなことが、その当時許されていたのか、大人気ないからしなかったのでしょうが、その首長が本気になって怒れば実家など一気に潰されたに違いありません。いや大人気ないからしなかったとは限りません。記紀では実家に戻った姫はすぐに死んでしまっています。実際のところは分からないのですから、議論のしようもありませんがね。
私が境内に入って来た時からずっとこちらを窺がっていたネコ、欄干の隙間からじっと睨んでいる爛々と光る目を上手く捉えることはできませんでしたが、周りに誰も居ないので不気味でしたね。神を信じない私でも神が宿ってこちらを見ていると思ってしまうのも無理はありません。大島港のネコのように栄養豊富ではないのか、痩せていました。
この神社の注連縄が普通の物とは違った印象を受けます。本物の龍(そんなものはありませんが)のように見えるのは私だけでしょうか?
神社の外、階段を上がった左側に小道があります。以前紹介したことがありますが、写真を撮っていなかったのでもう一度行ってみます。
少し歩くと道が左右に分かれているので、まず左の道を選びます。
2~3分も歩くと展望台に到着です。こうやって柵も設けているのですから、神社の横に道標くらい立てておけば良いのにと思います。
アシカやドウネの名礁の周りは洗濯機が回っているよう、台風が南の方を通過していましたから、天気は晴天でも波は高かったのです。一番上の写真はここではありませんが、潮が非常に速く流れている様子が分かります。
天気が良いので、ずっと彼方の半島まで見えています。先端はおそらく江須崎だと思います。
こちらは右側の道を進んだ末の行き止まり、左の道の終点までより時間がかかります。実際には行き止まりではなく、下へと降りるロープが渡されており、釣り人が伝って降りていけるようになっていますが、この時私はサンダルですし、釣りをする気も用意も無いので降りては行ってません。
このように断崖ですから、一歩間違えば危ない所かも、でも通っている人もいるのでしょうから、とても危険と言うわけでもないのでしょう。
こちらに歩いて来ないと、この方向からの潮岬灯台は観ることが出来ません。
ずっと戻ってくると遠くに細くて赤い花が咲いています。珍しいなと思って撮ってみました。
駐車場の近くに咲いていたのですが、私は決して駐車場には停めません。だって有料ですから・・・なにも有料の駐車場に停めなくても、瓜田渡船の前の広場にいくらでも停めるスペースがあるのです。