昨日の課題はユトリロ
午前中は ユトリロについて講義
午後模写
そこで面白い話を聞いた
笠間日動美術館は
オーナーの長谷川氏がユトリロのパレットに描いた絵
が
ユトリロの画商に贈られたことから
画家のパレットを欲しい!
と思い
氏の古希の祝いにサプライズで
パレットをたくさん巨匠たちから贈られるという
ことがあり
それでパレットをみんなに見てもらえる美術館を作ろう
と ココ笠間の地が故郷なので
パレット展示のための美術館として
建てられたのが 笠間日動美術館の発端だったのだそうだ
私たちが笠間で講座を受ける部屋は パレット館の5階なのだ
いろいろな絵の中から
模写するのは↓の絵にした
この塔の中心線狂ってるのそう描くのかあ?
なんて生意気を言いながら始めた
貰ったカラーコピーはもうちょっとグレーっぽかった
模写とは言えない
ちょっとマネして描いてみるという程度だけれど
でもいろいろわかることが多く
面白かった
このえ面白かった
建物が向きがずれているから
すごく面白い空間になっている
わたしはユトリロの絵のマン面とト細い線の組み合わせが
絶妙 という絵を模写してみたかったが
そういう絵もあったけれど
これは恐ろしくキッチンとした絵で
上の方が面白そうと思ったのだ
ユトリロの絵って
垂線は傾いてるし
向こうに行く線もずれていく
多分これが 酔っ払いだからかもしれないけれど絵の魅力でもあるんだろうな
と思った
比の取り方とか 形が作るリズムとか
そういうのは絶妙だ
細い線と面の組み合わせも
でもそういうことは講義には出てこないし
大塚先生が見回りながら
こう描きなさいと盛んに言うのは色の置き方の手順で
人によって頭の構造が違うなあ
というのもよくわかって面白かった
大塚先生は私のところに来て
大橋さんにしては珍しい
って
言いたいのは 色の置き方が間違って
明度について気配りが足りない
と言いたかったようだけれど
フフフ 手順は違うんだってば
と 内心持ったが師匠だから逆らわないで無視
帰りに図書館に30分くらい寄った
今日は彩友会と思い込んでいたが
無かったので 午後図書館に行く
午前中は家事やらないと