遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

大失敗

2014-03-31 18:01:55 | 絵画

わたしは奥行きの表現とか

パースの表現とか

グダグダ考えていた

Tさんの(写真撮り忘れた)仁王門ゃ山門の大きな絵を見て

いつもなんか肝心のところで

透視図法は狂っているのが気になって仕方なかった

聞くところによれば 定規を使って

事細かにきっちり描いてきたようで県展にも何回も入選してるんだし

落選した私が何か言うのが間違いだった

怒らせただけだろう

・・しかしどうしても気になって

検索した

中学校でどう教えているのか・・・

あああ 驚いた

http://www.fsinet.or.jp/~maoi/tousi.html

これは

長﨑大学付属中学の先生のページみたいだ

酷いものだ

って

私だって付属の子だったが美術の先生は飲んだくれで

ほとんど何も教えてくれなかったが・・・

そうか 今はパソコンの扱い方として透視図法を教えるのか!

あああだめだこりゃ

私が教師になりたての時

相方の先輩美術教師が私に最低これは言うことを聴け

と教えてくれたのが

透視図法は教えろ  色彩学は教えろ言うことだった

それは美術教師として常識なのだな

と受け止めたが 違ったようだ

(その先輩は 同窓 専攻は違う)

最初のころ美術の授業は週二時間だったので 最初廊下の奥行ある眺めを写生させ

遠ざかるものがどう見えるか

視点と画面の関係だとか考えさせてから

遠近表現の一つの手段として

透視図法が発明されたことなど教えてから 図法に入ったが

週一時間になってしまったので

それから いきなり図法を教えるようになった

これでは物を考える子供を育てられない!と大いに怒ったものだが

パソコンで教えたんじゃ方法論になってしまって

ものの見方は教えられないじゃないかと思った

検索すると

得々とうまく見える図を作る授業実践が出てきた

こりゃ だめだ

しかもTさんに聞いたらどこでも習ってないそうだ

大塚先生も教えてない

だから言葉と知っていても透視図法は皆は知らないのかもしれない

それが 常識なのだな 多分

サキコサンが建築関連の仕事をして

パースを描くはずなのに

ってものを描くと平気でデッサンが狂う

それってCADで描いてるから 彼女の目が見えるようになってないからだ

そういうことは人々は大して気にならないのだ多分

それでそんなこと話題にするのも

そもそも古臭い考え方だし・・という知識はあるのだろうから

うるさい ば~~か

の話なのだな

唇寒かった!

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水彩連盟展

2014-03-31 16:20:03 | 展覧会情報

Img912

前にブログでやりとりのあった

高木さんが 準会員推挙 されました

よくわからないけれど

4日に何か会合があるので

大塚先生はこの日にお出かけになるので

私たちも4日に10時新美術館待ち合わせです

もしかすると高木さんにお目にかかれるんじゃないかな?

ったってお顔知らないからね

私も仲間とうじゃうじゃいるし

足が痛くていけないかもしれないし

帰りには日本橋三越に若い画家の絵 見に行きたいし

この葉書 友達に出すと言ってて忘れてたので急いで出さないと・・・

70歳以上は無料で入れるから

年齢わかるものを持っていくといいです

その友達 ちょっと 年下なのだ

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整形外科に行ってきた

2014-03-31 14:20:36 | 健康・病気

もうどうしていいかわからないので

酸素カプセルに入った

狭いところで寝た姿勢で居なければならないので

痛くなかった坐骨神経まで痛くなって

四苦八苦の1時間

何だよ!痛みが増しちゃうじゃないか!と思って

それでも 救いを求めはせず

ひたすら我慢!

さて終わるころ45気圧だったのがどんどん下がって

20気圧を切るころから痛みは軽快してきた

然し

苦しかったので

初体験の方はアンケートにご協力をと渡された紙には

痛くなったことを書いて

悪口雑言書きまくった

二度とごめんだ!と

電気をビリビリ通すのは

左ひざ二か所

左お尻二か所

左肩二か所

ビリビリやってもらった

そのあと診察で膝がともかく痛くなって寝ていられなくなって

二、三回目が覚め

お風呂に入る

一生お風呂に入っていたい感じ

と訴えた

膝にはヒアルロン酸と痛み止めを注射してもらった

帰るころ

まだびっこだが

足を着ける

金曜日 六本木に行けるかもしれない

三越も行きたいのだ

コメント (4)
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酔っぱらうとダメおやじの絵

2014-03-31 14:10:25 | 展覧会情報

Img_9597

友を後ろから描く という課題で描いたこの絵のモデルはこのレンガ色のセーターのおじさん

私とは同い年だ

絵の前でポーズとってもらった

この人は地元の友人が多く大勢が鑑賞に訪れた

私が これ Kさんを描いたの

いつも喧嘩ばかりして

酔っぱらうと気に入らないことを言うのでぴしゃぴしゃひっぱたいてるけれど

モデルになってくれた

というと

雰囲気が出てるよと言ってくれた

けんか相手に見えないわよ

愛情を感じるわよ

とおっしゃるので でしょ?でしょ?

私って愛情豊かなのよ といい気になった

それで

その話をこのモデルおじさんに言ったら

もっといい気になって

じゃね!その件は後でゆっくり話そうね!だと!

だから叩くんだ その日は武器もあったし

(ま お客様はほとんどの人はケチは付けない

絵を描いている人が

いろいろ意見を聞かせてくれる)

Img_9571

この左の絵を描いているところを描いたのだ

このおじさんはギャラリートーク(自分の絵について一席何か言う)

が回ってきたとき

「大橋さんは ちょろちょろっと短時間でかいてさ 林の雰囲気俺より上手いから

癪に障る!」

と言ったら

すかさず先生が

「そんなことない!Kの絵の林の方がずっといい!

どういいかしっかりお教えになった

そうだよ ちょろちょろっと

背景のようにさらっと描いただけのものと比べるのが間違っているが

実にいいお話をしてくれた

わたしは右の山の絵 好きだが

これにはケチつけていた

岩の質感をもっと描けというのだ

なるほど 雰囲気でしか見ない私には

山男なら本来とらえるはずのものが描けてないなんて

気がつきもしなかった

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基視覚的リアリズムは通過してない人

2014-03-31 06:44:42 | 絵画

美術教育で中学二年生頃普通通過するこの時期に

この発達過程を通らなかった人というのは

多分人口の半分くらいいるのだろうと思う

視覚的な形のとらえ方が身には着けなかったというのは

なかなか面白い絵を描く人になるものだと思う

何が何でも上手に見える絵がいいという空気がKINU洋画会にないのがいい

でもその空気もいっぱいあるけれど・・

Img_9586

その手の

大長老の絵の中で一番気に入った絵

この方はいつも文句を言ってる

何となく大塚先生をものがわかって無い若造が!

と思ってるんじゃないかという気がする

講評会で

大塚先生は 林武の話を出して

必ずしも奥行きを出そうとしないで絵を作るというのもあるのですよ

とおっしゃって

この方の絵のいいところをいろいろおっしゃった

陰で彼は

やっと林武の話を出したよ と 言うのだ

ふうん 林武が目標だったのか

林武 熱海風景

私が若いころは一世を風靡した って感じだけどな

この絵は奥行き無視でもないよな

奥行きを表せないのと

透視図法的にはあらわさないとは別だがな

でも ま いいや

大塚先生の前の先生が 厚塗りに描き方を指導する先生だったらしい

この熱海風景は魅力だな

Img_9574

これは 最近復帰した若い女性の絵

この人の喋ることは私には理解不可能だが

この絵を見て

あらあ あの風車の絵

こうなったんだ!とにんまりした

気に入った

で笑っちゃったのがこの山みたいなのは

雲なんだって!なんかすごく面白い形の雲を見たことがあって

これを描いたんだって

私が気に入ったのは

この紅葉の林の描き方

右奥の遠景 実にいい加減風に描いているんだけど

林武の遠景に似てる

風車も 何ともいい加減風な描き方が

風に回る風車って感じでいいなあ

密度とか完成度って考えちゃったら絶対書けない風車だ

密度や完成度無視でもいい絵になるじゃないか!

と思っちゃった

でもびっちり描くってのもやりたい!

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今日もというか昨日寝てから今朝まで3回お風呂に入った

2014-03-31 06:17:24 | ただの記事

お風呂に入っていると痛みをそれほど感じないのだ

一生お風呂で人生を送って終わりにしたい気持ちだ

今日は整形外科に行って来よう

ヒアルロン酸の注射は一週間に一回受けられるのだ

洗濯ものを洗濯機から出すのが難儀だが まあ出して干せた

その間立っているのがつらいのだよ

全く!

剣道着なんか重くて出せないじゃないか

だから帰ってくるまで

ずっと取り出さないで何回でも洗ってやる!

ま 洗濯取出し爺さん今夜帰ってくるけど

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この界隈の人の絵の色が濁っているわけが分かった

2014-03-30 19:51:55 | 絵画

これは 私だけの感想かもしれないが

展覧会で気になるのが色の濁りだ

白黒に置き換えてみたとき

明度の諧調が心地よくないと濁って見えるのではないか?

と思ったが

今日は二人の他団体の絵描きさんの批評を聞いて

わかった

色の諧調よりは

色が外れるのが嫌いなのだ

そういう空気が蔓延しているのだろうと思った

人というのは自分の追及しているものがあるとその他の視点は目に入らなくなる

そういう風なのに

どこの美術団体も

自分の絵を目指せ とかいって同じような絵ばかり描かせようとする

これが大きな間違いだ

だから視点が革新されないのだ

受付にいたら

この人何様?という人が現れ

エラそうなことばかり言う

信じられない

自分を何様と思っているのだ

そういう絵描きが多すぎ!

もしかすると私もかもと思い

何か言わないようにしようと思った

然し

Yさんは 密度とか完成度とかはしつこく追及する方だ

だから 私のいい加減さにもびっくりするみたいだが

Img_9582

↑ 御嬢さんを描いたパステル画

彼女のこの完成度をしつこく目指す

という視点から見てKさんに働きかけたことが

よい結果を生み出したとKさんの発表があった

なるほど よかったなあと思い

一方で 私の考えることは人の役には立たないなあとも思った

 

この子が

ああもう成人してるな

この方が大学で描いた裸婦を持ってきた

いろいろ言ってもらいたかったか

去年私が女を描いてるのに男の背中だ こりゃ

なんて言っちゃったのだ

それでこんどはどうよ!って持ってきたのだろうが

うっかりなんか言えないぞ と思った

手がうまく描けないというのだ

大塚先生は手をあまり描きすぎだとおっしゃる

私が意見を求められたら 脱臼してるよこの指

骨を意識して描かないと

なんて言っちゃいそう

多分大塚先生の助言の方が彼女にはピンとくるのだろう

難しいな

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今日は講評会

2014-03-30 19:25:54 | 展覧会情報

先生の講評はすごいよ

皆がどんどん成長する訳が分かった

やる気を出させる天才だ

KINU洋画会も初めてであったころから

みなさん 大変な進歩ぶりだし

展覧会は いろいろな絵があって

それは人気も上々のようだ

Img_9579

今回の展示で私が一番好きだった絵

Nさんという女性の絵です

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絶不調だと思ったらひどい天気だ

2014-03-30 05:08:53 | ただの記事

膝激痛で2回目がさめ

二回お風呂に入った

今日は全身が痛いと思ったら(こっちは激ではない全身関節痛)

酷い天気がやってくるんだな

然し午前INU洋画会当番です 午後講評会

夜反省会 

一日に三つもこなせないよ

バカだなあ

なんでこんな日に当番入れちまったんだろう?

それを決めたときから10歳年取った感じだ

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平らに塗ること

2014-03-29 20:05:53 | 絵画

Img_9595

 

下地作っているところだが

なかなか平には塗れない

ローラーとかじゃなくて

平らに塗るにはどうするんだ?

溶き油もろくなものは持っていないし

なんとなくなるべく平らにと思って

わかった

筆跡を残さない描き方って

それ用の訓練をするのね

Img_9590

これは几帳面な副会長Kさんの絵だが

バックが荒いよなと思ったけれど

平らに感じるように筆跡が邪魔じゃないように

塗るのって

大変のねと 初めて知った

この間のぴったり平らなバックの絵って

そういうのつまんなくないかと思ったが

あれは技法的にはそう簡単にできるものじゃないな

緻密に 油を使って塗り重ねてって

そういう絵 描きたくなってきた

だいたい

田圃って今なんか機械が入って

うなっているのだろうか

田圃が平面だとか 上から見たら正方形だったり

長方形だったり

この 田圃制作過程も

すごくないか?

そう考えていくと

塗り重ねて塗り重ねてっていう下地作りが

実に田圃にふさわしい作業に思えてきて

面白い!

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