東京オリンピック あれは60年前か
当時60年安保闘争で
毎日 岸はやめろ!の怒号を聴いて
無関心に高校生やってた
中学時代遊んだ原っぱは
オリンピック会場になり
全く変貌してしまった
然し今回のオリンピック騒動は
コロナ旋風とともに
とんでもない時代を作り出してる
この60年後 かなちゃんこっちゃんたちはまだ60代
すごく心配
オリンピックがどういうものか
金儲け手段というのは60年前は全く頭になかった
オリンピック選手になりたくてパンパシフィック大会で
金メダルを獲得した子
選手になれるといいなと応援してたが
大学生の時腰を痛め挫折
気分はそういう風だったが
選手たちの思惑とは全く違う力学が働いてるということが
今回あからさまになったな
これは
スポーツ界の階段
今絵本2冊だけ作ろうと
頑張って挿絵作ってる話
「名演奏家生涯の素描」
これは一瞬しか喝采を浴びなかった演奏家の話
なぜこの作者がこれまで世に出なかったか
下から目線のものは なかなか 出られない
と聞いたが
でも
ユーゴーなんかどうなの?
と思ったが
ユーゴーは当時の政治家だったのね
作者のバルバラ自身の経歴と合わせると
この不遇の演奏家のありようは
本当に興味深いのだ
最近読んだ名画を読み解くという本
(これで検索しても出てこない古い本)
読んでて気持ち悪くなる
美術界
文学界にも
同じような階段がある
そこに働く力は気持ち悪い
それでもそれを突き抜けて読み解くというのが
読み漁り人には
面白いというところだ
なんせ
遊工房だから 面白きゃいいのだ
然し
絵本にしようと 本を読むのはものすごくおもしろい
まず最初は 文章を打ち込みながら考えたわけ
そこには作者と訳者が存在するのだね
で 遊び人の挿絵屋は 理解力の乏しさで
放浪を始める
これが 快楽
然し ギリシャ神話なんかはあまり知らなかったが
これは文学にも美術にも根深くって
私の理解力を越えてる
それにさ
エロいな
然し日本の言葉の世界も
本当に中国由来が深い
そんな風に思ったこともなかったが
ここ
田舎に来てみると
田舎の言葉の世界もこの世界の人間のありようの時代を貫く
表現というのがあって
下町の庶民出身の私は け!っと思うことが多いけど
風景はいいよな
人口密度が少なくて 恐怖も薄まるけど
それにしても
この世界を吹き荒れるコロナ旋風を
どういう風に歴史家は今後描くのだろう?