http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-509.html
去年の12月村野瀬さんの記事です
是非皆さん読んでください
昨日載せた歌
別バージョンです
意味は下に書きました
村野瀬さんの訳詩だと思います
私は、無一文の人たちに約束しよう
イデオロギーや大演説や大法螺は抜きで
毎日大御馳走とはいかないけれど
冬の間、飲んで食べるだけは約束しよう
年齢と失業で職にあぶれた人々みんな
パイを奪われた人々、分け前にあずかれない人々
皆さんのことを思いやる理由は、実はエゴイズム
明日になれば、私たちも貧困者の仲間入りをするかもしれないから
今日、誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない
「自分の分は自分だけのもの」なんて考えは捨てて
きみのことを考えながら、私は自分のことも考える
大御馳走とはいかないけれど
心のレストランには
飲んで食べる分と
少しのパンと温もりがある
今日、もう誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない
その昔、食卓にはいつも場所があった
椅子、スープ、小屋の片隅
今日、私たちが目をつむり、扉を閉ざす一方で
私たち以外の人たちはいつも貧困中毒
そのせいで良心がうずくわけでもないし、夜眠れないほどでもない
でも、そのせいで少し私の喜びが薄れてしまう
空腹な人がいたとしても、それは私のせいじゃない
でも、何も変えようとしなければ、いずれは私のせいになってしまう
今日、誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない
「自分の分は自分だけのもの」なんて考えは捨てて
きみのことを考えながら、私は自分のことも考える
大御馳走とはいかないけれど
心のレストランには
飲んで食べる分と
少しのパンと温もりがある
今日、もう誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない
きみの生活を変える名案は持っていない
でも、数時間だけでも手伝うことはできるだろう
不幸はほかにもたくさんあって数え切れない
でも、この貧困はまさに今、ここで起こっている問題なんだ
今日、誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない
「自分の分は自分だけのもの」なんて考えは捨てて
きみのことを考えながら、私は自分のことも考える
大御馳走とはいかないけれど
心のレストランには
飲んで食べる分と
少しのパンと温もりがある
今日、もう誰も飢えや寒さに震えさせるわけにはいかない