まあドラマを作った人の価値観で 描かれているのだろうが
風の絵師にしろ イ・サンに出てくる図画署にしろ
絵についての考え方の違いに驚く
違いはお互い様だろうが・・・
図画署は記録画が仕事の中心だから
視覚的記憶力が大事な仕事なわけだ
それは 今では写真でできる
けれど
その記録画を見ると 記録せねばならないものを
抽出して それを描いているわけだから
抽象画っちゃ 抽象画よねえ
見ている服の色とか 飛んだ鳩の数とか
正確でないといけなかったりするわけだ
ある場面で 女のたもが絵を描くとは!!と見下し揶揄され
珍獣の画題を出されて描かされるという場面があった
昔風の麒麟の絵
麒麟麦酒のあれだが
描かされた田茂には教養があり
麒麟の伝説についても知識があり
披瀝すると
それで 驚かれ称揚される
と は!
そうだな
中国系の美術って
そういう 知識の引けらかしみたいないやらしいものがあるけれど
西洋の昔の絵だってそうだな
歴史画だの宗教画だの
・・
同じか!
と思ったけれど
子供の世界にある怪獣 ポケモン?
ああいう想像上の ヘンな生き物を描くのって 楽しいよなあ
とも思う
想像上ではなくたって
実際問題として ヘンな生き物 って 好きだなあ!