私の夏休みの宿題は
美術史でした(誰も出してない)
ようやく 現代まで来て 今を生きててよかったと思いました
なんとなく 好き 嫌い と思ってきたことの訳が分かった
今がいいというのは
表現方法も手段も 無尽蔵
いろいろできることが
面白い
と
単純に思えるようになったからです
私は
素朴な趣味人で
だいたい 目の前にあるものを楽しんで描くのが好きです
作品を作ろうなどという大それたことは考えられない
と
思ってきましたが
そういうのも
面白くなりそう
もう一度振り返って考えると
実際に目の前に展開するものは
面白いこと
美しいものの源泉だと
やはり思います
人がどんなことを考えたのか
たどってみられるなら
それは面白いと思いました
右↑の本はまだ読んでないのだけれど
剽窃って そうよねえ
たくさん ピカソはいろいろな時代いろいろな作品を研究した
次々といろいろな世界を展開したのは
いいなあ
と思う
それを剽窃というなら ほとんどの作家はそれをやってる
この間 牛久ビエンナーレで いろいろな作品を見て
なんでこういう表現方法を取るんだろう?
と思うものもあった
巨大な花になってしまう接写写真みたいな絵とか
あえて写真か?と思うほどリアルに 巨大に表現することでグロテスクに
肌合いも描きだし ぎょっとさせる のが 目的みたいな
(そんなの 私は 好きじゃない)
脅迫的に 今までにない視点を見出すのが新しいみたいな
そういうことからは何も生まれるものはないなと 思う
そう考えるなら
ピカソのような剽窃ができるようになりたいよ
だって
いろいろな作家のものを改めて その人が見たものを努力して読み取った見たら
つぎは
そのように見てみたいとそれで描いてみたいと思うもん
ま
様式だけマネしたってしょうがないが
昨日息子に
私の洋種やまごぼうの絵に洋種やまごぼうの種でマチュエールを作ろうと思う
と 言ったら
田島征三ジャンと笑われた
ボンドでつけるんだろうかと聞いたら 膠だって
膠でちょこちょこ
洋種やまごぼうの種じゃあ一つ一つはつけていられないから
砂絵みたいにやるかなあ
外れたりくっついたり その偶然性も面白いんだと
征三さんはおっしゃっていたそうだ
そこんとこ
プロじゃないのも気楽
これから ’ 人生を行くかも