(18日/マザーズ指数・チャート)
5分足 、19/01/18 、15:00
950.60 、▲12.80
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① ""東京株式市場・大引け=反発、1カ月ぶり高値 日電産ショックは回避""
2019/01/18 15:29
[東京 18日 ロイター] -
🌸 日経平均<.N225>
終値 、 20666.07 、 +263.80
寄り付き 、20472.81
安値/高値 、20454.13─20682.12
🌸 TOPIX<.TOPX>
終値 、 1557.59 、 +14.39
寄り付き 、 1547.09
安値/高値 、 1546.83─1562.64
東証出来高(万株) 、 115095
東証売買代金(億円) 、21529.34
東京株式市場で日経平均は3日ぶり反発。前日の米国株高やドル高/円安に振れた為
替を支えに買いが優勢となり、上げ幅は一時270円を超えた。終値は12月19日以来
、約1カ月ぶりの高値水準となった。業績予想を下方修正した日本電産<6594.T>の株価が
急落後、下げ渋る動きをみせたことも投資家心理の回復に寄与した。
騰落率は日経平均が前日比1.29%高。TOPIXが同0.93%高となった。T
OPIXも1カ月ぶりの高値水準で引けた。セクター別ではパルプ・紙、精密機器を除く
31業種が上昇。不動産が上昇率トップとなり、海運がこれに続いた。
日経平均は25日移動平均線を上抜けると一段高となった。ムニューシン米財務長官
が中国の輸入品に課されている関税の一部または全部を撤廃することを提案したと、米紙
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたことも、投資家の関心を集めた。
米財務省報道官は否定したが、米中通商協議の進展期待が全体相場を下支えした。
「株安につながる材料に追従する動きが出にくくなった」(国内証券トレーダー)と
の声もある。10日に業績予想を下方修正した安川電機<6506.T>の株価が翌11日に上昇
。これに続き17日に今期の業績について増益予想から一転減益となる見通しを発表した
日本電産<6594.T>が朝方に8%近く下落した後、下げ幅を縮小する底堅い動きをみせた。
同社株は1.13%安で取引を終了した。
三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏は「今月下旬か
ら本格化する決算発表では、業績予想の下方修正の動きが出てくるとみられるが、相当な
部分は株価に織り込まれてしまった可能性が高い。決算発表後はアク抜け感も意識されそ
うだ」と指摘する。
個別銘柄ではこのほか、廣済堂<7868.T>がストップ高比例配分。同社は17日、ベイ
ンキャピタル系ファンドがMBO(経営陣による買収)の一環として株式公開買い付けを
実施すると発表した。買い付け価格は1株610円。買い付け株数に上限を設定しておら
ず、株価は買い付け価格にさや寄せした。
一方、日立製作所<6501.T>は小幅安。同社は17日、英国で進めていた原子力発電所
の建設計画を凍結すると発表した。2019年3月期連結決算で約3000億円の損失を
計上。最終利益予想を下方修正した。原発関連での巨額の費用負担に対する懸念が重しと
なっていた同社株は、事前の観測報道を受け上昇していたが、正式発表を受け材料出尽く
しと受け止めた売りが出た。ただ下値では押し目買いが入り下げ渋った。
東証1部の騰落数は、値上がり1538銘柄に対し、値下がりが525銘柄、変わら
ずが65銘柄だった。