森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【nhk news web】 3月7日19:35分、""丸く固まる石「コンクリーション」 国内最大級の石公開""

2019-03-07 22:58:59 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

(丸く固まる石「コンクリーション」)




① ""丸く固まる石「コンクリーション」 国内最大級の石公開""

2019年3月7日 19時35分

コンクリーションと呼ばれる、ボールのように丸く固まる独特の形をした石のうち、直径1メートルを超える国内最大級の石が、7日から宮崎市で公開されています。

宮崎市にある宮崎県総合博物館で公開が始まったこの石は、今から25年前、宮崎市田野町で、建設作業中に河川敷の地層から見つかったもので、直径がおよそ1メートル20センチ、重さが2.5トンあります。

長く建設会社の社長が自宅で保管してきましたが、名古屋大学博物館の吉田英一教授が調べた結果、去年5月、コンクリーションと呼ばれるボールのように丸く固まる独特の形をした石の中で、国内最大級の大きさとわかりました。

コンクリーションは、アンモナイトなど死んで腐敗した生き物の体から出た酸と、海中のカルシウムが反応して丸く固っていくもので、多くは人のこぶしほどの大きさです。

吉田教授は公開されている石について、「体長が1メートルを超える大きな生き物が死んだあと、コンクリーションになっていったのではないか」と話しています。

石を保管していた開地健一さんは「恐竜の卵の化石かもしれないと思い自宅に持ち帰っていました。すごい石だとわかり驚きました」と話していました。

吉田教授は「コンクリ-ションの仕組みを解明する鍵となると期待しています」と話していました。

【CNN】 3月1日17:30分、""屋根裏で見つかったカラバッジョの名画が競売に、予想落札額190億円 仏""

2019-03-07 22:42:36 | 美術/夢の美術館、 ; 絵画、彫刻、城・神社・寺院、庭園…


① ""屋根裏で見つかったカラバッジョの名画が競売に、予想落札額190億円 仏""

2019.03.01 Fri posted at 17:30 JST

ByEmily Dixon, CNN

(カラバッジョの作品とされる「ホロフェルネスの首を切るユディト」が競売にかけられる )




フランス南部トゥールーズの民家の屋根裏から見つかり、鑑定の結果、イタリアの巨匠カラバッジョ(1571~1610年)の作品であることが明らかになった絵画がオークションにかけられることが28日発表された。予想落札額は最高で1億5000万ユーロ(約190億円)に達するとみられている。

縦約152センチ、横約183センチのこの絵画は、旧約聖書の「ユディト記」に題材を取った「ホロフェルネスの首を切るユディト」。未亡人のユディトが、自らの住む町を包囲したアッシリアの将軍ホロフェルネスの陣営に嘆願のふりをしておもむき、その首を切って殺害する場面を描いている。

(/Cabinet Turquin )




2014年、トゥールーズのある民家の持ち主が、雨漏りを直そうとたまたま屋根裏に入ったところ、この作品を発見したという。オークションは6月27日、トゥールーズで開かれる予定。

鑑定を行ったカラバッジョの専門家エリック・チュルカン氏は、「これまで見た中で最高の絵画」と同作品を称賛。「非常に暴力的で、ほとんど耐え難いほどの描写だが、作者は聖書の記述をそのまま具現化した。聖書の記述に命を吹き込んだのだ」と説明した。

(/Cabinet Turquin )




美術史家の中には、カラバッジョと同じ時代に活躍し、その贋作(がんさく)を描いたルイ・ファンソンの作品ではないかと考える人もいる。しかしチュルカン氏は、贋作には通常ない修正の跡が見られることなどを理由に、同作品を本物だと主張。また年代のわりに保存状態が極めて良好な点にも言及した。

作品はカラバッジョの晩年の1600~1610年ごろに描かれたものとみられるという。



【CNN】 3月7日17:05分、""子ども137人とラマ200頭、心臓抜かれ生贄に ペルー古代文明の遺跡で発掘""

2019-03-07 22:27:53 | 歴史、考古学、地学; 宝石・鉱石・化石、恐竜・ミイラ…

(生贄の儀式は当時の古代文明に広く浸透していた/John Verano/Tulane University)




① ""子ども137人とラマ200頭、心臓抜かれ生贄に ペルー古代文明の遺跡で発掘""

 2019.03.07 Thu posted at 17:05 JST

(CNN) 南米ペルー北部の沿岸部で15世紀の遺跡を調べていた考古学研究チームが、子ども137人および成人3人の人骨と、ラマの赤ちゃん200頭以上の骨格を発掘した。人もラマも肋骨が外され、胸骨に印が付いていたことから、心臓が抜き取られて生贄(いけにえ)にされたと思われる。

発掘調査結果は米テュレーン大学やペルーのトルヒージョ国立大学の研究チームが6日の科学誌プロスに発表した。

同地では、道路脇の砂浜で人骨を見たという情報が地元住民から寄せられたことを受け、2011~16年にかけて発掘調査が行われた。

この地では15世紀ごろにチムー文明が栄えていた。チムー文明は当時、ペルー北部沿岸部で勢力を広げて盛んに交易や農耕を行い、首都チャンチャンには宮殿や庭園、寺院などを建造していた。

生贄の儀式は当時の古代文明に広く浸透していたものの、ペルー北部沿岸部ではこれまで、生贄の痕跡はほとんど見つかっていなかった。

今回の発掘が行われたウアンチャキトラス・ヤマス遺跡は海岸から400メートルほど離れた砂浜にあり、一部はここ数年の建設作業現場と重なっていた。

子どもの人骨は5~14歳の男女のもので、ほとんどは8~12歳だった。頭蓋骨(ずがいこつ)の形状などの特徴から判断すると、それぞれ民族や宗教は異なっていたと推定される。不完全な骨格も含めると、子どもの数はさらに多かったとみられる。

子どもたちは3人ずつの集団で埋葬され、一部は生贄にされる前にフェイスペインティングを施されたり頭飾りを付けられたりしていた。ラマは人骨の隣や上に埋葬されていた。子どもは海の方を向き、ラマは山側を向いていた。


② 研究チームによると、子どももラマも、「経験豊富な人物」によって胸骨が切り開かれ、心臓が取り出されていたと思われる。

成人は男性1人と女性2人で、うち1人は18歳の女性、残る2人は20~30歳だった。1人は頭を殴られて死に、もう1人は顔面に殴られたような外傷の痕跡があった。残る1人は肋骨数本が折れていた。

埋葬場所が子どもたちに近いことから、この3人も生贄の儀式に関係していたと思われる。

ラマはいずれも1歳半未満で、ほとんどは生後9カ月に満たず、子どもたちの年齢に合わせていたとみられる。ラマの体はベージュや茶色に塗られていた。

北側で見つかった1頭のラマは、陶器や木製の櫂(かい)と一緒に埋葬されていた。いずれもチムー文明の葬儀に関連するものだった。

埋葬地の下には厚い泥の層があり、同地が大規模な暴風雨や洪水に見舞われていたことをうかがわせる。こうした災害が引き金となって、生贄の儀式が行われた可能性もある。

泥の中には、生贄になるためにこの場所に連れて来られた子どもやラマの足跡も残っていた。

放射性炭素による年代測定を行った結果、生贄の儀式が行われたのは1450年だったことが判明した。米大陸で発見された子どもとラマの集団生贄の規模としては、過去最大だった。

研究チームは今後も発掘された生贄について詳しく調べる計画。エルニーニョ現象による豪雨や洪水がチムー文明の経済や政治的安定を脅かし、生贄の儀式につながったのではないかとみている。









【国立天文台】 過去記事 ; 3月7日22:00分、""すばる望遠鏡 SEEDS プロジェクト、「第二の木星」の直接撮影に成功 ; その2""

2019-03-07 22:09:07 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…


① ""すばる望遠鏡 SEEDS プロジェクト、「第二の木星」の直接撮影に成功 ; その2""

    2013年8月4日

 ① 第二の木星の起源

GJ 504 b は太陽に似た主星から 44 天文単位離れた領域に発見されました。このような太陽型星の周りの巨大惑星はどのようにしてできたのでしょうか?太陽系のデータを元として作られた太陽系形成理論に基づく「標準的惑星形成理論」では、このような遠方に惑星を形成することは難しいとされます。巨大惑星になるためにはまず、原始惑星系円盤中で大量のガスを集めることが可能なほど大きな固体の原始惑星が形成される必要があります。しかし、恒星からおよそ 30 天文単位以遠の領域ではそれが難しいことが理論的に知られており、GJ 504 の惑星系の場合も同じです。重い円盤が重力不安定を起こして巨大惑星を作る可能性もありますが、そのような重い円盤が太陽型星のまわりにできる可能性は低そうです。

このように今回発見された GJ 504 b の起源を特定することは、現時点では困難です。ただし、GJ 504 は典型的な恒星よりも金属量が多いことが知られており、これが固体の原始惑星の形成を促進し、結果として巨大惑星への成長に影響した可能性などが、研究チームによって指摘されています。検証には今後さらなる観測が必要ですが、今回の観測結果が惑星系形成理論に大きな一石を投じたのは確かです。

 ★ SEEDS プロジェクト

SEEDS は 2009年に完成した新型コロナグラフカメラ HiCIAO (ハイチャオ; 注2) と補償光学装置 (注3) を用いて、約 500 個の太陽近くの恒星のまわりの惑星や星周構造を直接検出することを目指すプロジェクトです。国立天文台・東京大学が中心となって推進しています。プロジェクトメンバーは約 120 名で、その3分の2が国内の関連研究者、3分の1が米欧の関連研究者からなる国際共同プロジェクトです。既に計画の 75% 以上の観測を順調に終えています。

現在までに GJ 758 およびアンドロメダ座カッパ星のまわりの巨大惑星の直接観測による発見に成功しています。また、ぎょしゃ座 AB 星、リック・カルシウム 15 星、HD 169142 星、SAO 206462 星、PDS 70 星、おうし座 UX 星、さそり座 J1604 星、HR 4796A 星、HIP 79977 星など、多数の星の周囲にある原始惑星系円盤の詳細な構造を明らかにしています (図3)。

 SEEDS で直接撮像された原始惑星系円盤では、遠方巨大惑星が発見される半径領域に空隙構造や渦巻腕構造が多く見られます。この原因として既に惑星が「円盤中に存在している可能性」があります。つまり、今回発見された惑星 GJ 504 b のように遠方で巨大惑星が生まれることは珍しくないのかもしれません。SEEDS プロジェクトの観測結果から、標準理論を越えた惑星系形成理論が新たに求められていると言っても過言ではありません。

 (図3: すばる望遠鏡 SEEDS プロジェクトで撮影された、若い恒星のまわりの星周円盤の画像ギャラリー。観測波長は赤外線。主星からの光が円盤の表面で反射した光の成分のみを取り出している。円盤中に明らかな空隙構造や渦巻腕構造があることがわかる。ラベルなし画像はこちら。(クレジット:国立天文台))




 また、個々の天体の詳細解析だけでなく、統計的議論を行えるようになってきました。このような直接観測を続けることによって、遠方巨大惑星はどの程度の頻度で存在するのか、どのように形成されたか、太陽系の外の巨大惑星の大気はどのような特徴か、また、宇宙の中で太陽系は普遍的な存在なのか、という問いに迫ることが可能になります。今後は補償光学の性能を向上させた SCExAO (スケックス・エーオー; 超補償光学系; 注4) との組み合わせにより、より内側の惑星探査を行うことも計画されています。これは、「惑星」に対する我々の理解を何段階も前に進めることにつながるはずです。

本研究成果は、米国の天文学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル』2013年8月20日号に掲載される予定です。(Kuzuhara et al. 2013, "Direct Imaging of a Cold Jovian Exoplanet in Orbit around the Sun-like Star GJ 504", The Astrophysical Journal, in press)。また本研究は、科学研究費補助金 22000005, 23103002、23103004 による助成を受けています。



 

 

【気象庁地震火山部】 3月7日21:50分、""南海トラフ地震に関連する情報(定例)""

2019-03-07 21:54:24 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(南海トラフ/画像引用元asahi.com)




① ""南海トラフ地震に関連する情報(定例)""

    平成31年03月07日 、 気象庁地震火山部

 本日(3月7日)開催した第17回南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会、第395回地震防災対策強化地域判定会で評価した、南海トラフ周辺の地殻活動の調査結果は以下のとおりです。

 現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時(注)と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。

 (注)南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。

1.地震の観測状況
 南海トラフ周辺では、プレート境界の固着状況に特段の変化を示すような目立った地震活動はありませんでした。
 プレート境界付近を震源とする深部低周波地震(微動)のうち、主なものは以下のとおりです。
(1)四国東部・四国中部:1月23日から2月9日まで
(2)四国西部:2月1日から断続的に継続中
(3)東海:2月2日から2月10日まで
(4)紀伊半島北部:2月10日から2月19日、2月26日から3月3日まで
(5)四国中部:3月1日から継続中

2.地殻変動の観測状況
 上記(3)、(4)の深部低周波地震(微動)とほぼ同期して、周辺に設置されている複数のひずみ計でわずかな地殻変動を観測しました。また、周辺の傾斜データでも、わずかな変化が見られています。さらに、上記(3)の期間に同地域及びその周辺のGNSSのデータでも、わずかな地殻変動を観測しています。
 GNSS観測等によると、御前崎、潮岬及び室戸岬のそれぞれの周辺では長期的な沈降傾向が継続しています。
 2018年春頃から九州北部のGNSS観測で、また、2018年秋頃から四国西部のGNSS観測及びひずみ観測で、これまでの傾向とは異なる地殻変動を観測しています。


3.地殻活動の評価
 上記(3)、(4)の深部低周波地震(微動)と地殻変動は、想定震源域のプレート境界深部において発生した短期的ゆっくりすべりに起因するものと推定しています。
 2018年春頃からの九州北部の地殻変動及び2018年秋頃からの四国西部の地殻変動は、日向灘北部及び豊後水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因するものと推定しています。2018年12月以降は、豊後水道のすべりが顕著です。
 これらの短期的ゆっくりすべり、および長期的ゆっくりすべりは、それぞれ、これまでも繰り返し観測されてきた現象です。

 上記観測結果を総合的に判断すると、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すようなデータは今のところ得られておらず、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていないと考えられます。

** (参考) 南海トラフ地震に関連する情報の種類 **
【南海トラフ地震に関連する情報(臨時)】
以下のいずれかに該当する場合に発表。
○ 南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、その現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合。
○ 観測された現象を調査した結果、南海トラフ沿いの大規模な地震発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと評価された場合。
○ 南海トラフ沿いの大規模な地震発生の可能性が相対的に高まった状態ではなくなったと評価された場合。

【南海トラフ地震に関連する情報(定例)】
 南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の定例会合において評価した調査結果を発表。