森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【JAXA】 3月11日23:00分、""特集/電動航空機 ; 第2回 電動化する理由 ~世の中で進む航空機エンジンの電動化~""

2019-03-11 23:07:21 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(特集/電動航空機)




 ① ""特集/電動航空機 ; 第2回 電動化する理由 ~世の中で進む航空機エンジンの電動化~""

今回は、最近なぜ世界各国で電動航空機が研究されるようになったのかを見ていきます。

古くは鉄道の世界で電車が、近年では車の世界で電気自動車やハイブリッドカーが開発され少しずつ普及してきました。現在は、航空や船舶の分野で電動化の研究が進み、航空機でもアメリカ航空宇宙局(NASA)や航空機産業関連メーカーなどによる電動化のニュースを目にするようになりました。

✈ 飛行機地球環境保全のため、CO2の削減要求が高まった

電動航空機が注目されている理由の一つは、地球温暖化問題です。二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの削減は、地球の環境を守るためにも急務となっています。これは航空分野にも関わってくる課題であり、ICAO(国際民間航空機関)やIATA(国際航空運送協会)では、航空機からのCO2総排出量を2050年には2005年時点の50%にまで削減する目標を立てています。一方で、航空旅客需要は今後20年間で約2.4倍に増大すると予測されており、このままでは目標をクリアすることができません。

(航空機によるCO2排出量の削減シナリオ
WORKING PAPER DEVELOPED FOR THE 38th ICAO ASSEMBLY Sept/Oct 2013
“Reducing Emissions from Aviation through Carbon-Neutral Growth from 2020”の図を元に再作成)




 上の図は航空機のCO2排出量を予測したものです。ジェットエンジン燃料である化石燃料をこのまま利用し続けて技術的な改善も行われない場合、2050年には化石燃料によるCO2排出量は今よりもかなり増加してしまいます。

これまでにもCO2排出量を減らすために燃費をよくする技術の研究や機体への応用は行われてきました。機体の空気抵抗を減らす形状の研究、エンジンの改良、ターボファンの口径の大型化などや、航路の最適化、効率化などです。しかし、このような従来技術の改善だけでは限界があり、CO2排出量の半減は実現できません。

削減目標を達成するには、従来の技術と異なる新しい技術による革新が必要となります。そこで注目されているのが脱化石燃料化、代替燃料によるバイオ燃料や水素燃料、そして電動化などの技術です。

これらの取り組みの中で、現行の航空機をベースに改良を進められる電動化技術は、世界各国の研究機関で研究開発が進められています。

✈ 電動化への世界の取り組み

海外で行われている電動航空機の研究をいくつか紹介しましょう。

ボーイング社はさまざまなタイプの電動航空機の研究を進めています。その一つは、機体後部に電動ファンを設置する亜音速機のハイブリッド航空機です。また、ベンチャー企業と電動航空機の研究開発を進めています。ボーイング社が出資している電動航空機ベンチャーのズーナム社は、エアラインから発注された12人乗りのハイブリッド機ZA10を製造中です。2020年代初めに就航予定とされています。

(海外でも研究が進む電動航空機の一つ。全翼機をコンセプトとしたNASAの「N3-X」(C)NASA)




 エアバス社はハイブリッド方式の実証機E-Fan Xの飛行試験を2020年に実施する予定です。E-Fan Xは、エアバス社がシーメンス社、ロールスロイス社と共同で進めているものです。これは、4基のジェットエンジンのうち1基を電動ファンに置き換えるというものです。

シーメンス社は電動航空機の開発に力を入れています。2018年4月には同社の発電機とモーターを用いたシリーズ・ハイブリッド式電動航空機の試験飛行を行っています。また2018年10月にはダイアモンド・エアクラフト社と共同開発した電動航空機の飛行試験も行っています。

NASAでもさまざまなタイプの電動航空機の研究が進んでいます。150人乗りクラスの電動航空機で見ると、パラレル・ハイブリッド方式を採用するSUGAR Voltや、シリーズ・ハイブリッド方式を採用するSTRAC-ABLなどがあります。さらにこれらの先を見据えた電動航空機の姿として、全翼機※をコンセプトとしたN3-Xなども発表しています。

※:胴体部や尾翼がなく、主翼一枚のみによって機体全体が構成された航空機。抵抗になる胴体部や尾翼がないことから理論的には理想的な形状と言われているが、不安定性への対処などの課題もある。

次回は、JAXAが将来像として描く電動化航空機がどのようなものかを紹介します。

【気象庁】 3月11日22:32分、""気象警報・注意報"" ➡ 青森県、岩手県、宮城県!

2019-03-11 22:44:17 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(気象警報・注意報)




 ① ""気象警報・注意報 : 青森県""

 最新発表:平成31年 3月11日18時56分

 三八上北では、11日夜遅くまで高波に警戒してください。

② ""気象警報・注意報 :岩手県""

 最新発表:平成31年 3月11日22時32分

 沿岸北部、沿岸南部では、12日明け方まで高波に警戒してください。

③ ""気象警報・注意報 : 宮城県""

 最新発表:平成31年 3月11日22時19分

 東部では、12日明け方まで強風に、12日昼前まで高波に注意してください。西部では、13日までなだれに注意してください。

 ※ その他の地域の詳細は、気象庁のサイトでご確認ください。



【気象庁】 3月11日15:26分、""気象警報・注意報""➡ 胆振・日高 & 釧路・根室・十勝地方!

2019-03-11 22:30:17 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(気象警報・注意報)




 ① ""気象警報・注意報 : 胆振・日高地方""

  最新発表:平成31年 3月11日10時05分

 日高地方では、11日夕方から11日夜遅くまで暴風雪に、11日夕方から12日未明まで高波に警戒してください。

② ""気象警報・注意報 : 釧路・根室・十勝地方""

 最新発表:平成31年 3月11日15時26分

 🌊 釧路・根室地方の注意警戒事項
根室地方では、11日夜のはじめ頃から12日明け方まで暴風雪に警戒してください。根室、釧路地方では、11日夜遅くから12日朝まで高波に警戒してください。
 
🌊 十勝地方の注意警戒事項
十勝地方では、11日夜遅くから12日未明まで高波に警戒してください。



 

【気象庁予報部】 3月11日16:14分、""風と高波に関する全般気象情報 第4号""

2019-03-11 22:14:06 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(天気図)




(分布予報図)




(気象衛星)




(日最大風速)




(3月12日9時 の沿岸波浪予想図)




 ① ""風と高波に関する全般気象情報 第4号""

平成31年3月11日16時14分 気象庁予報部発表

(見出し)
急速に発達中の低気圧の影響で、北日本太平洋側の海上を中心に非常に強い
風が吹き、大しけとなっています。東北地方では11日夜遅くにかけて暴風
や高波に、北海道地方では12日にかけて暴風雪と高波に警戒してください


(本文)
[気圧配置など]
 急速に発達中の低気圧が三陸沖を北東に進んでいます。この低気圧は、1
2日には千島近海に進む見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 急速に発達中の低気圧の影響で、北日本太平洋側の海上を中心に非常に強
い風が吹き、大しけとなっています。
 11日は北日本の太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなるで
しょう。
 北海道地方では雪を伴って、12日にかけて非常に強い風が吹く見込みで
す。
 
 12日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  北海道地方           25メートル(35メートル)
  東北地方            23メートル(35メートル)
 12日にかけて予想される波の高さは、
  北海道地方、東北地方       6メートル
 の見込みです。

 東北地方では11日夜遅くにかけて暴風や高波に、北海道地方では12日
にかけて暴風雪と高波に警戒してください。
  
[補足事項]
 地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
 次の「暴風と高波に関する全般気象情報」は12日5時頃に発表する予
定です。

【hazard lab】 3月11日10:26分、""落下傘の花ひらく!スペースX「クルードラゴン」地球帰還(動画)""

2019-03-11 22:00:56 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(クルードラゴンが着水した瞬間(NASA))




① ""落下傘の花ひらく!スペースX「クルードラゴン」地球帰還(動画)""

 2019年03月11日 10時26分

ロシアのソユーズ宇宙船に代わって、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士輸送を担うものと期待されている米国の新型宇宙船「クルードラゴン」は8日、ISSでの5日間の滞在を終えて地球に帰還した。

「クルードラゴン」は、2011年にスペースシャトルが引退して以来、もっぱらロシア頼みだった宇宙飛行士の輸送業務を、米国が独自で遂行するためにスペースXが開発したもの。

② 夏には有人試験飛行へ

(クルードラゴンに載せられたマネキンのリプリーには、大気圏突入時に人体が受ける気圧の変化などを調べる装置が搭載されている(NASA))




  今回は、「リプリー(Repley)」と名付けられた宇宙飛行士の姿をした人形を載せて、今月2日にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、翌3日に高度400キロ上空を航行中のISSと自動ドッキングに成功。

 5日間の滞在を終えて、8日午後4時半過ぎに(日本時間)、ISSから分離し、その約6時間後、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から370キロほど離れた大西洋上で落下傘を開いて着水。直後に現場から回収された。

 NASAとスペースXは「今回の試験飛行の成功によって、2011年以来、8年ぶりに米国本土からISSへ人間を運ぶ手段を獲得した」と喜び、今年の夏にはふたりの宇宙飛行士を乗せた有人試験飛行を実施すると発表した。