森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【JAXA】 3月22日22:50分、""筑波宇宙センター 春休みイベントのお知らせ""、3月23日(土)~ 4月7日(日)! 

2019-03-22 22:54:02 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…


① ""筑波宇宙センター 春休みイベントのお知らせ""

2019年3月23日(土)~ 4月7日(日) ※4月7日(日)11:00開館

筑波宇宙センターでは、2019年3月23日(土)~ 4月7日(日)の春休みの間、お子様から大人の方まで楽しめるイベントをご用意いたしました!
この機会に、ぜひ宇宙やJAXAを身近に感じてください。皆さまのご来場お待ちしております。

※予約不要・無料

(1. ミニ解説付き☆映像上映)




知られざる宇宙生活や「こうのとり」7号機で運ばれた生鮮食品の紹介など、ミニ解説付きで上映いたします。

※ツアー予約状況により増回の可能性あり、当日受付で要確認

開催時間

【平日/ 4回】

①10:30 ~ 11:00 ②12:30 ~ 13:00
③14:00 ~ 14:30 ④15:30 ~ 16:00

【土日/ 2回】

①12:45 ~ 13:15 ②16:00 ~ 16:30

所要時間 約30分(解説5分+映像2本20分+入退場5分)
開催場所 広報・情報棟 視聴覚室

(2. 宇宙飛行士クイズ)




JAXA 宇宙飛行士に関するクイズををご用意いたしました!全問正解できるかな?

開催時間

9:30 ~ 16:30 
※4月7日(日)11:00開館

開催場所 広報・情報棟 広報普及室1

(3. 筑波宇宙センター オリジナルフォトパネル春休みVer.)




春らしいオリジナルフォトパネルを使って、画像で春のご挨拶を送ったり、SNSにUPしたりと用途は色々です☆

開催時間

9:30 ~ 17:00 
※4月7日(日)11:00開館

開催場所 展示館「スペースドーム」

(4. きぼうを見よう!)




春休みの間、「きぼう」/国際宇宙ステーションの観測予測を毎日掲示いたします。肉眼で観測してみよう!

開催時間

9:30 ~ 17:00 
※4月7日(日)11:00開館

開催場所 広報・情報棟 見学案内受付付近

【国立天文台】 過去記事 ; 3月22日22:20分、""宇宙の生命素材物質の形成過程を解明: 他の惑星系にも生命が存在する期待が高まる…その2 ""

2019-03-22 22:27:39 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…


① ""宇宙の生命素材物質の形成過程を解明: 他の惑星系にも生命が存在する期待が高まる…その2 ""

 【観測結果】

観測は、2014年3月と5月に、国立天文台野辺山宇宙電波観測所にある45m大型電波望遠鏡を用いて、周波数78 ~100 GHz(用語説明6)の範囲で実行しました。観測に使用した受信機の性能が大変素晴らしく、その結果、私達が既に見出していたメチレンイミン (CH2NH) が豊富な天体中の2つであるG10.47+0.03とNGC6334Fにおいてグリシンの前段階物質であるメチルアミン (CH3NH2) を見出すことができました(図2を参照)。これらの2天体では、今まさに、星が誕生しています。つまり、星が誕生している現場で、グリシンの前段階物質が存在することが明らかになったのです。

今回見出したメチルアミンの存在量を求めたところ、これまでに報告されていた銀河系中心でのメチルアミンの存在量よりも約10倍も多いことが分かりました。つまり、今回メチルアミンが検出された天体は、知られている中で最もメチルアミンが多い天体であるということが分かったのです。

(図2. 今回の研究では複数のメチルアミンによる信号線を検出しました。この図では、そのうち、静止周波数79.2103 GHzにあるデータを示します。横軸は周波数。縦軸は温度を単位として表した受信電波の強度。)




 私達のこれまでの研究により、メチレンイミン (CH2NH) は、星間分子雲中に豊富に存在する猛毒である青酸 (HCN) に水素 (H) が付加して生成されることが示唆されています。これと今回の私達の研究結果を総合すると、星間分子雲でのグリシンの生成経路として、「HCNへの水素(H)付加によりメチレンイミン (CH2NH) が生成、さらに水素が付加することによりメチルアミン (CH3NH2) に変化し、これが星間分子雲に豊富する二酸化炭素 (CO2) と反応してグリシン (NH2CH2COOH) となる」ことが強く示唆されます。

【研究のインパクトと今後の展望】

1. 私達が得たメチルアミン (CH3NH2) の存在量を、星間分子の存在量を理論的に予測するモデル (R. Garrod, ApJ, 765, id.65 (2013)) と比較してみたところ、両者が比較的良い一致をみることが分かりました。このモデルは、私達が着目したメチルアミンと二酸化炭素からグリシンを生成する反応を考慮したものです。

同モデルによって予測されるグリシンの存在量は、アルマ望遠鏡を用いることにより検出可能である量です。従って、私達の研究結果に基づいてアルマ望遠鏡を用いた観測を実施することにより、過去40年近く成功できなかった星間分子雲のアミノ酸を世界で初めて発見できる可能性が高まりました。

星間分子雲でアミノ酸が実際に発見されれば、宇宙に豊富に存在する単純な物質が徐々に複雑化する過程を経て、やがて、惑星上で生命が発生する、という宇宙的視野に立ったストーリーを描くことができます。

(図3. 宇宙の生命素材物質(アミノ酸やその前段階物質等)から、タンパク質やDNA、単細胞生物、多細胞生物を経て私達(ヒト)までが繋がっていることをイメージした図。)




 2. 私達の研究結果により、星や惑星を生み出す母体である星間分子雲中にアミノ酸の前段階物質(や、間接的には、アミノ酸)が豊富に存在することが分かりました。このような生命素材物質は、彗星や隕石により惑星の表面に運搬されて集積し、いくつかの惑星では生命の発生に至ると考えられます。太陽系外惑星に生命が存在し、植物のように光合成をする能力を獲得していれば、その惑星大気中には、光合成の結果生み出された酸素 (O2) やオゾン (O3) が存在すると期待されます。

国立天文台も参加して建設が始まったTMT望遠鏡は、高感度な惑星大気観測によりこれらのバイオマーカーを探査しようと計画しています。私達の研究結果は、バイオマーカー探査計画の科学的重要性を大いに高めることとなります。

【用語説明】
(1) アミノ酸、糖、 ★ 核酸塩基:全ての生命体に含まれている化合物。アミノ酸がたくさん繋がってタンパク質を構成します。糖はエネルギー源となると同時に、遺伝情報を保持するDNAの基盤になります。核酸塩基はDNAの本体部分を構成し、アデニン、グアニン、チミン、シトシンの4種類があります。

(2) アルマ望遠鏡:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)― 南米チリのアタカマ砂漠に日米欧の国際協力の下に建設・運用されている大型電波干渉計。

(3) TMT望遠鏡:Thirty Meter Telescope(30メートル望遠鏡) ― 日本を含めた6ヶ国が共同で建設する直径30mの光学赤外線望遠鏡。ハワイ島マウナケア山での建設作業が2014年から始まりました。2021年度の稼働開始を目指しています。

(4) バイオマーカー(宇宙生命の兆候):生物活動によって作られたと推測される物質を指す。植物の光合成によって作られる酸素やオゾン、あるいは、葉緑体による吸収信号などが提案されています。

(5) メチルアミン (CH3NH2):東京天文台(現国立天文台)三鷹キャンパスにあった6m電波望遠鏡を用いて、1974年に海部宣男(現国際天文学連合会長、元国立天文台台長)らが発見した星間分子。日本人が発見した最初の星間分子です。

(6) GHz:ギガヘルツ。周波数の単位の一つで10億ヘルツ(1秒間に10億回振動することを意味します)。野辺山宇宙電波観測所の45m大型電波望遠鏡は、70 ~115 GHz(波長に換算すると、約4mm~2.6mm)の周波数範囲で、世界最高性能を示します。

 ② ★ 核酸塩基 、wikipedia

(フラノース分子部の位置関係)




(ヌクレオチドを接続するホスホジエステル結合)




(RNAとDNA、それぞれの核酸塩基)




核酸(かくさん)は、リボ核酸 (RNA)とデオキシリボ核酸 (DNA)の総称で、塩基と糖、リン酸からなるヌクレオチドがホスホジエステル結合で連なった生体高分子である。

糖の部分がリボースであるものがRNA、リボースの2'位の水酸基が水素基に置換された2-デオキシリボースであるものがDNAである。

RNAは2'位が水酸基であるため、加水分解を受けることにより、DNAよりも反応性が高く、熱力学的に不安定である。糖の 1'位には塩基(核酸塩基)が結合している。さらに糖の 3'位と隣の糖の 5'位はリン酸エステル構造で結合しており、その結合が繰り返されて長い鎖状になる。転写や翻訳は 5'位から 3'位への方向へ進む。

なお、糖鎖の両端のうち、5'にリン酸が結合して切れている側のほうを 5'末端、反対側を 3'末端と呼んで区別する。また、隣り合う核酸上の領域の、5'側を上流、3'側を下流という。




【nhk news web】 3月22日06:59分、""上海に完成の美術館 こけら落としに「チームラボ」作品を展示""

2019-03-22 21:59:39 | 美術/夢の美術館、 ; 絵画、彫刻、城・神社・寺院、庭園…

(チームラボ」作品を展示)




① ""上海に完成の美術館 こけら落としに「チームラボ」作品を展示""

2019年3月22日 6時59分

数多くの美術館が集まる中国の上海に、円筒状の燃料タンクを改造した美術館が完成し、こけら落としとして、デジタルアートで知られる日本のアート集団「チームラボ」による独創的な作品が展示されています。

この美術館は、中国の現代アートのコレクターが上海にある、航空機用の燃料が入れられていた円筒状のタンクを改造してつくり、23日のオープンを前に国内外のメディアに公開しました。

こけら落としの展示に選ばれたのは、独創的なデジタルアート作品で国際的に知られる日本のアート集団「チームラボ」の6つの作品です。

このうちの1つは、高さ11メートル、直径24メートルの円筒状のタンクの内側に水や花が映し出され、人が触れると水が割れながら広がる幻想的な体験ができます。

また、迷路のように配置された壁に波の映像を映し出す作品は、見ている人も作品の一部となるような感覚を楽しめるようになっています。

中国の芸術品市場は、経済成長とともに世界で2番目に大きくなるなど急拡大していて、なかでも上海は、およそ90の美術館が集まり、世界的にも注目されています。

チームラボ代表の猪子寿之さんは「上海のこのエリアは、すばらしい美術館が数多くあって、世界的に見ても、パワフルな場所になっている。そういう場所にできる新しい美術館のオープニングに選んでもらえて、とても光栄だと思う」と話していました。

【hazard lab】 3月22日13:43分、""九州で副振動発生!「海面が上下」枕崎港110cm 長崎港105cm""

2019-03-22 21:05:16 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

()鹿児島県南部の枕崎港では最大110センチの海面昇降が観測された(写真はイメージ)




① ""九州で副振動発生!「海面が上下」枕崎港110cm 長崎港105cm""

 2019年03月22日 13時43分

九州北部から南部・奄美地方では、きのう(21日)夕方から、海面が大きく上下する「副振動」が発生している。福岡管区気象台や海上保安庁は「船舶や海上係留物への被害や、海岸や河口付近の低い土地では浸水のおそれがある」として注意を呼びかけている。

 海上保安庁は21日午後6時ごろ、奄美大島の名瀬(なぜ)港で、約15分周期で海面が最大90センチ近く上下する副振動を観測。その2時間後には、鹿児島県の枕崎港で約110センチ、長崎県の長崎港でも21日午後8時40分に約105センチの海面昇降が観測されるなど、これまでに九州の北部から南部、奄美地方にかけて観測されている。

② 過去には3m近い海面昇降も

(副振動発生のメカニズム(気象台))




 これは湾や海峡などで一定の周期で振動が発生する「副振動」と呼ばれる現象で、とりわけ長崎湾で発生するものは「あびき」と呼ばれている。

 長崎湾では、最初はごくわずかな波の変化が、次第に増幅されながら沿岸地域に伝わり、湾内に入ると3メートル近い大きな上下運動が引き起こされることがあり、1979年3月31日に最大振幅278センチの海面昇降を記録している。

 副振動自体は全国どこの沿岸でも起こりうる現象だが、振幅が大きくなると、急激な潮位の変化や激しい潮流を起こし、港内に係留している船舶が転覆したり、定置網などが流出するなどの被害をもたらす場合があるほか、地盤が低い沿岸地域では、海水が下水道を逆流して道路や住宅地にあふれるなどの浸水被害を引き起こすケースもある。

(松浩G×長崎そいばすっトラベル ‼️‏ @matsu_koug

#長崎市
大潮と満潮が重なって、宝町高架橋は通れないッス。
埋立地ってのを思い知らされますね(^^))



 
 九州各地では22日午後1時過ぎから3時ごろにかけて干潮を迎え、今晩7時ごろから8時半にかけて満潮時刻となる。副振動は一度発生すると繰り返すおそれがあるとして、海上保安庁が九州全域に向けて注意を呼びかけている。

【hazard lab】 3月22日12:12分、""米国版はやぶさ2 小惑星から上昇する「謎の粒子」をキャッチ!(動画)""

2019-03-22 20:48:29 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(土星の輪のように小惑星ベンヌの上空を周回する粒子。太陽の光が反射してかすかに輝く(NASA / Goddard / University of Arizona / Lockheed Martin))




① ""米国版はやぶさ2 小惑星から上昇する「謎の粒子」をキャッチ!(動画)""

 2019年03月22日 12時12分

「はやぶさ2」の米国版といわれる探査機「オシリス・レックス」が、探査中の小惑星「ベンヌ」から宇宙空間に放出される粒子状の物質の撮影に成功した。米航空宇宙局(NASA)がその瞬間の画像を公開した。

(はやぶさ2が探査中のリュウグウそっくり(NASA / Goddard / University of Arizona) )




 2016年9月に打ち上げられたオシリス・レックスが、ベンヌに到着したのは2018年12月。ベンヌは、そろばんのコマのような形をしている小惑星で、表面がゴツゴツした岩だらけなところも、リュウグウにそっくりだ。

 オシリスは現在、はやぶさ2同様、着陸ポイントの探査中だが、NASAによると今年1月6日から2月下旬にかけて、ベンヌの表面から宇宙空間に向けて、多量の粒子が上昇する現象がたびたび観測されている。

②  ベンヌ表面から吹き上がる上昇流?

(ベンヌの表面も岩だらけ(NASA / Goddard/University of Arizona))




 米アリゾナ大学で小惑星探査チームに属するダンテ・ロレッタ主任研究員(Dante Lauretta)によると、粒子の上昇流は、これまでに11回観測されていて、そのうち3回は数十から数百の粒子が含まれていたという。

 研究チームは、粒子に太陽光が反射してチカチカと輝くかすかな光の信号を検知することで、この現象をとらえたと話しており、当初は粒子の正体がわからなかったが、約1〜数センチほどの小石や岩石であると推測。

 ③ 水の成分もある

(オシリス・レックス(NASA / Goddard / University of Arizona / Lockheed Martin))



 
 これまでの調査で、ベンヌの幅は約492メートル、表面に存在する粘土質の鉱物には、酸素と水素が結びついた「ヒドロキシル分子」という水の成分が含まれていることが明らかになっており、太陽に近づくと蒸発する可能性があるとされている。



 研究チームによると、ベンヌの重力場は地球の10万分の1程度と小さいため、重力から逃れた岩石が上昇し、ベンヌ上空を高速で周回していると考えている。