(ブラジル沖に発生した非常に珍しいトロピカル・ストーム「IBA」(NOAA-GOES16))
① ""激レア!南大西洋にトロピカル・ストーム「IBA」発生 ほぼ10年ぶり""
2019年03月26日 15時57分
今月24日、ブラジル沖の南大西洋でトロピカル・ストーム(熱帯低気圧)が発生したのを、米国の気象衛星が確認した。南大西洋で熱帯低気圧が発生したのは、ほぼ10年ぶりで、「イバ(IBA)」と名づけられた。
世界の気象機関では、地域によって発生した熱帯低気圧の名称を変えている。アジア周辺では最大風速が秒速17メートル以上になると「台風」、北インド洋や南太平洋では「熱帯サイクロン」、北米から中米周辺の太平洋や北大西洋では最大風速33メートル以上を「ハリケーン」、それ未満を 🌀 「トロピカル・ストーム」と呼んでいる。
ブラジル海軍水路センター(BNHC)によると25日現在、「イバ」の中心気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は24メートルで、リオデジャネイロ沖700キロ付近を、発達を続けながら南東方向に進んでいる。
米海洋大気庁(NOAA)の国立ハリケーンセンターによると、今回イバが発生した南大西洋は、海面水温が比較的低く、風向きや風速が高度によって差があることから、熱帯低気圧が発生しにくいと考えられてきた。
実際、南大西洋で観測された熱帯低気圧は、2004年3月にブラジル沖で発生し、カテゴリー2の勢力でサンタカタリーナ州に上陸したハリケーン「カタリーナ」が初めてだった。次いで2010年には、トロピカル・ストーム「アニータ」が発生しており、今回は約10年ぶりになるという。
🌀 「トロピカル・ストーム」➡ 何か色鮮やかなカクテルの名前の様です。
ベースはジンが良いかも知れません。