今日も終わった

なんと申しましょうか、仕事が終わると「今日は終わった」と自分は思うのであります。

と、いう事は、自分の1日は仕事に支配されているのか?　なんてことを思うのですが、まっ、それは曲げられない事実ではありますが認めたくは無い事でもあります。

で、認めたく無いので帰宅後はすぐに仕事を忘れさっさと風呂など入り、とっとと一杯やるわけであります。

そして、ほんのりとアルコールの回った頭は程良く思考力を失い、今日も自分の人生を切り売りした1日で有った、なんて事は忘れるのであります。

これなぁ・・・所詮前期高齢者のバイト仕事なんてのは自分の人生の切り売りだと自分は思うんだが、そこに生きがいが、なんて人もいるらしいから「人生の切り売り説」は個人の感想ということにしておきましょう。

あれです・・・自分の寿命は恐らく85歳と推測しているんですが、そーだとすると最早人生の道は77%も来ているわけでして、残りは僅かに23%であります。

で、23%の半分が健康寿命でまともに使える時間だとすると、残り時間は僅かに10年足らずと計算されてしまうわけであります。

この歳になると10年前なんてのはつい昨日のことでして、そーか、あれからもう10年になるのかと言うほどに短いものであります。

で、巷でよく言われる計算式に、一年を年齢で割ると時間の早さが分かる、なんてのがありますが、分母は大きくなり分子は減る一方の今日この頃・・・皆様におかれましては如何お過ごしでありましょうか?

そーですか、今日も平凡な1日でありましたか。

正社員様か嘱託か、はたまたバイトかパートかは別にしましても1日が平穏で無事と言うのは何よりであります。

かく言う私も時給の安いバイトということを除けば特別何も無い1日を過ごさせていただき、自分の場合は訳あって感謝の気持ちを持って仏様に手を合わせるわけであります。

自分で計算しといて言うのもナニなんですが、活動的に生きられる時間が残り10年と考えると仕事なんかしている場合じゃ無いぞ、思うんであります。

しかし、物心ついた時からずーっと銭のために働いて来た性分は曲げようが無く、理屈を乗り越えて労働に向かってしまうのであります。

と、言う事は、働いていてこそ自分、とも言えるわけでして・・・なんとも悩ましい現実と思いの狭間であります。

なんて戯言を認めていると・・・お風呂が沸きました、と電子声のおねぇさんが呼んでいるので、んじゃ。