千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

薬師寺展

2008-06-09 | 旅行
しばらく会っていない友人と久々に会いましょうか~と、映画もいいわね~と、電話でおしゃべり中に、
急に薬師寺展の話題になり、行ってみたくなり、二人で即決定・・・
上野の国立博物館で開かれている薬師寺展へ5日に行ってきました。

9時過ぎには上野駅に着いて、まずびっくり! 
チケットを買うのに長い列!9時半の開館なのに入口からまた長い列!・・・・
でも30分ほどで入場出来ましたが・・・
と、こんなことを書くのは、見終わって出てきた時の光景に超びっくりしましたので・・・
長い長い列が延々と続いていて、最後尾のカードに「140分待ち」と書いてあって、カードを持っている人に聞いたら、今日はいい方で、いつもは3時間待ちなんです~とのことでした。
さすが東京・・・というか、日光・月光菩薩の人気のすごさに本当に驚かされました。
その本物は、と言いますと、見に行った価値がありました。

普段は、奈良・薬師寺「金堂」の薬師如来の両脇に並んでいるのが、
今回初めてお寺の外へお出ましになり、光背(背中に付いている金色の飾り)を外しての公開ということですし、明るいところでライトを浴びて、近くで横から後ろからじっくり見られるというのですから、こんなにたくさんの人が見に来るのでしょう。


この絵ハガキは残念ながら半身しか映っていませんが、実際の立像は、
背の高さ3メートル以上、後ろへ回れば、意外とふくよかで体つきが生き生きとしています。
立ち姿も素晴らしく、お顔も角度を変える度に違って見えて、いつまで眺めていても飽きません。
混雑する中、みんな、なかなか動こうとしませんでした。
これが8世紀に造られたものとは、信じられないほどで、ただ、ただ感嘆しながら、見とれてきました。
この薬師寺展、3月25日からやっていて、昨日8日で終わりましたが、私たちが行った前の日(6月4日)に入場者が70万人突破というからすごかったんですね。

疲れた後はやはり、静かなところでゆっくりお茶がいいわね・・と・・・・
東京に疎い私たちが行けそうなところ・・・
この上野駅から山手線で行ける目白のフォーシーズンズホテル椿山荘に決定・・
ここなら、以前、姪の結婚式で泊まったことがあるので、ちょっと安心で・・・
ラウンジで思い切ってアフタヌーンティをいただくことにしました。
あこがれのアフタヌーンティは、スコーンにサンドイッチ・ケーキ・クッキーと目にも楽しくてうれしいもの!
2万坪もあるというお庭のすがすがしい緑を眺めてのお茶は、贅沢な時間でした。





そして夕方、もう1か所行けそうなので、最近出来たという赤坂サカスへ行ってみることに・・・
六本木に次ぐ新名所で、
パンフレットによると、桜を「咲かす」・文化を「咲かす」・坂のある「坂s」だそうです。

しゃれたレストランや雑貨店、軽い食事のできるお店などがありましたが、時間もないので、
夕暮れの街をぶらぶら歩いて、日帰り東京旅行を終わりにしました。