北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

珠洲市議会9月定例会開会

2016-09-06 | 珠洲市政
今日から珠洲市議会9月定例会。
2億5千4百万円の一般会計補正予算など市長提出議案13件、報告1件(参議院選挙執行のミスの監督責任として市長、副市長、教育長の給料減額)、そして平成27年度の決算認定2件、そして議会議案として「奨学金制度の充実を求める意見書」が提出された。

提案説明の中で泉谷市長はこの夏(7月1日~8月21日)の主要な観光施設への入り込みについて、対前年度比6%増、宿泊は5%減だったが、ほぼ前年並みの水準だったことが報告された。
市内3か所の道の駅の入り込みについては、昨年、NHK朝ドラ「まれ」の効果もあり大きく伸びた「すず塩田村」は25.7%減、「狼煙」は19.1%減、一方「すずなり」は15%増と好調を維持し、明暗を分けた恰好だ。

今年のG.W.は昨年と違い連休が平日を挟んで分散型となり、強風でイベントが中止となるなどの影響もあったとはいえ、入り込みは19.5%減、宿泊者数は20.4%減と落ち込み、北陸新幹線金沢開業効果の持続に暗雲が漂っていただけに、この夏はまずまず踏ん張ったと言えるのではないか。

提案説明の冒頭、そして本会議前の議員全員協議会では、8月28日のトライアスロン大会でBタイプに出場した男性(57歳)が亡くなられたことについて、そのときの状況や救助対応、大会運営にあたっての安全対策などについて詳細な報告があった。過酷な競技なだけに危険も伴い、特にスイムの危険性が最も高いことは十分認識されており、今年で27回を重ねる大会の歴史の中でも安全対策は常に改善、強化されてきた。今回の件、大会運営上の問題は無かったのではないかと思われるが、いずれにしても珠洲の大会で死亡者が出たことは極めて残念。安全対策のより一層の強化に向けて議論を重ねなければならない。

一般質問は9月13日(火)10時から。
8日(木)が質問通告の締め切りで、発言順が決まる。


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