今年もメダカを入れた甕に睡蓮の花が開花。
今日紹介したいのは睡蓮ではなく、まずはこの甕。
5月5日の地震で倒れて、見るも無残に割れ散った。
シリコンボンドで修復し、なんとか水漏れもしない状態まで戻った。
一度修復した後、震度4の地震でひび割れがまた進んだので再修理。
いまは少しでも衝撃を和らげようと、甕の下にはタオルを敷いてある。
実は甕が倒れたのは14時42分の震度6強の揺れではなく、21時58分の震度5強の揺れだった。
縦揺れ、横揺れの関係か、揺れの周期の関係かわからないが、昼は大丈夫だったので意表を突かれた。
揺れの直後、まず家の中の被害状況を確認し、そして外へ出たところで破損を発見。
甕が壊れたことより、メダカが放り出されて流れて行ったことにショックを受ける。
懐中電灯で家の周りをチェックした後、念のため甕が倒れた周囲を懐中電灯を照らすと、水が飛び散ったあたりになんとメダカが転がっている。指で触れてみると跳びはねる。
そっとつまんで甕の底のわずかに残った水の中に戻す。
まだいるはずと思い探すが、暗がりなのでなかなか見つからない。
それでも40匹ほどいたうち、12匹見つけることができた。
翌日にはその中の2匹が亡くなったが、10匹残った。
うちの「震災メダカ」である。
数日すると次々と産卵を始めた。
これからまた増やしていくぞと思っていたが、なぜかどの卵も孵化しない。
温度や日当たりなどの条件は地震前と変わっていないので、おそらく残ったメダカが全てメスということだろう。
ここはオスを投入するしかないのでホームセンターへ。
これまではヒメダカだけだったが、はじめて白メダカと青メダカを5匹ずつ購入する。
事情を言ったら店員さんがオスも選んで入れてくれた。
おかげさまでその後は順調に稚魚が増え続けて、いまは150匹くらいか。
黒っぽい稚魚が初めて登場。
青メダカか白メダカか、大きくなるのが楽しみ。
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