北國新聞(3月13日)
昨日の金沢地裁での判決。
国に約19億円の賠償を命じつつも、住民の健康被害を一切認めず、自衛隊機の飛行差し止めや将来分の賠償請求も認めない「従来通りの判決」(伊藤俊幸氏)で、騒音被害に苦しむ多くの住民を落胆させた。
判決を下したのは加島滋人裁判長。
志賀原発の差止め訴訟も担当し、規制委追随で2018年度は一度も口頭弁論を開かなかった裁判長である。
爆音訴訟と志賀訴訟と . . . 本文を読む
新年会や互例会シーズン、今日は石川県平和運動センター・石川県勤労協者協議会合同の新春の集いが開催され、私も志賀原発を廃炉に!訴訟原告団の団長の立場で出席した。
例年、単なる「新年おめでとう!」の場ではなく、憲法改悪や原発再稼働など命や暮らしを脅かす危機が語られ、今年1年の運動課題に対する認識の共有化を図る場でもあるが、今年の新春の集いは年末年始で急展開した中東危機の中での開催となった。
緊 . . . 本文を読む
石川県平和運動センター第20回定期総会で金沢へ。
先の参議院選挙で改憲派が3分の2を割ったにもかかわらず、安倍首相は改憲への意欲を全く捨ててはいない。
今日の総会は米ロ、米中、そして米―イランの対立など、国際的な軍事的緊張の高まりと改憲の動きへの危機感を共有し、県内の平和運動の強化を確認し合う場となった。
橘広行代表の主催者あいさつ
社会法律センター理事長の岩淵弁護士の来賓あいさつは重要な課 . . . 本文を読む
SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)という言葉を様々な場面で耳にし、SDGsのロゴも頻繁に目にするようになってきた。
政府から「SDGs未来都市」に認定された珠洲市では広報すず7月号でSDGsの特集を組み、市内の様々な取り組みを紹介している。
国連が加盟する193か国すべての賛同を得て採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」 . . . 本文を読む
石川県平和運動センター・石川県勤労者協議会の新春の集いに参加。
本田良成共同代表のあいさつ。
辺野古の不条理、安倍政権の「沖縄に寄り添う」嘘を厳しく指弾し、安倍政権打倒の年にする決意を述べ、結束を訴える。
一気に会場の空気が引き締まる。
7月の参議院選挙に石川県選挙区からの出馬を予定する田辺徹氏も登壇。
ドイツでオペラ歌手として活動し、その中で受けた数々の社会保障政策。
生活者から見た日 . . . 本文を読む
フリージャーナリストの安田純平さんが解放された。
安田さんの無事を祈っていた一人として、多くの皆さんとともに喜び合いたい。
安田さんはイラク戦争の最中の14年前、イラクで拘束、解放された経験を持つ。
このとき、帰国後の安田さんを金沢に招き、石川県平和運動センター青年女性部主催の「6.15反戦平和を考える青年・女性集会」で講演をしてもらったことがある。
当時、私は県平和運動センターの事務局に勤 . . . 本文を読む
よかったねという話をあちこちから聞く。
沖縄の皆さんには本当に感謝である。
玉城デニー氏が、沖縄知事選としては過去最高の得票数で新知事に当選した。
玉城氏勝利に向けて何ができたかというと情けない限りだが、告示前に全国の自治体議員仲間が取り組んだ意見広告運動(呼びかけは自治体議員立憲ネットワーク)に参加し、私も名前を連ねる。
告示前の9月12日、琉球新報と沖縄タイムズに掲載されている。
ちなみ . . . 本文を読む
原水禁「反核平和行進」奥能登集会、輪島と珠洲で交互に開催しているが、今年は珠洲が開催地。
労働会館前で集会を開催する。
昨年の核兵器廃絶条約の成立、そして米朝首脳会談の動きなど核を巡る情勢が大きく動いている。
期待をしつつも、楽観を許さない。
ディールで動き、2年後の大統領選でどうなっているかもわからないトランプ発言で一喜一憂することなく、国内外の多くの仲間との連帯で原水禁運動を前進させ、核廃 . . . 本文を読む
米朝首脳会談を約1か月後に控え、朝鮮半島の非核化やミサイル開発の中止、朝鮮戦争の終結に向けた動きに関心が高まるが、同時に拉致問題の行方も注目しなければならない。
元家族会副会長・蓮池透さんはいまの動きをどう捉えているのかと思っていたら、こんなインタビュー記事があったので紹介する。
蓮池さんは、従来から圧力ではなく対話・交渉による解決しかないと主張し、安倍政権は拉致問題を自らの人気取りのため政治 . . . 本文を読む
三上智恵監督の映画第三弾「標的の島 風(かじ)かたか」の県内縦断自主上映会のトップを切って今晩6時からラポルトすずで珠洲地区上映会が開催された。
「標的の村」「戦場ぬ止(とぅどぅ)み」に続く今回の作品は、辺野古や高江のたたかいに加え、石垣島や宮古島で計画される自衛隊基地建設反対のたたかいも取り上げ、沖縄の現代史を鋭く描く。
が、それは決して「沖縄は大変やね」で済ますことのできない、まさに私た . . . 本文を読む
今日の夕方4時頃、木の浦から高屋方向へ走っていると、目の前の椿展望台上空に突然低空飛行するプロペラの大型機が。
急いで車を止め、スマホのカメラを向けるが、頭上を過ぎてしまう。
実は数年前から、三崎町の海岸線や狼煙、外浦あたりで「自衛隊の飛行機らしき機体が低空飛行している。うるさくてしょうがない」「パイロットの顔が見えるくらいの低空飛行で怖い」「いったいこんなとこで何しているんだ」といっ . . . 本文を読む
北國新聞(2月14日)
全国の学校で弾道ミサイル着弾に備えた危機管理マニュアルをつくるよう、文科省が手引書の改訂案を発表した。
すでに県内では昨年8月30日、輪島市内で小中学生を主な参加者とする避難訓練が実施されているが(ブログ:輪島市のミサイル避難訓練 主役はなんと小中学生!!」参照)、こうした動きを全国の学校に浸透、徹底させようということのようだ。
文科省の手引書によると、「学校におけ . . . 本文を読む
久々、九条の会七尾の集会へ。
会場では会員が読んだ政治川柳が掲示され、ステージ横には志田哲夫さん作の九条小僧の木彫りも並ぶ。
高瀬会長のあいさつに続き、オ-プニングは「戦争のつくり方」というアニメ映画が上映される。
記念講演の演題は「オリンピックと平和」で、スポーツジャーナリストの谷口源一郎さんを講師に迎えた。
オリンピックの政治利用の歴史は古く、近年の商業利用も目に余るが、東京オリンピックを . . . 本文を読む
石川県平和運動センターの第18回定期総会に参加。
志賀原発を廃炉に!訴訟原告団長として連帯のあいさつ。
訴訟への支援の御礼、そして裁判の状況を報告し、引き続きの支援をお願いする。
昨年のあいさつでは「年内結審、年度内勝訴判決」の見通しを話したが、残念ながら訴訟は年度をまたぎ、裁判長が交代した。
訴訟はリセットされ、仕切り直しである。
早期結審を求める私たちの方針は変わらないが、新裁判長の . . . 本文を読む