輪島の産廃処分場問題を考える会が市長あて申入書を提出。
私も事務局の1人として関わっているが、今日は発言を控え、カメラマンで参加。
この産廃問題、決して輪島市だけの問題ではなく世界農業遺産にも認定された能登全体の問題だと思っている。
この間の経緯を確認しておかねばと思い、10年前にさかのぼり輪島市議会の本会議での産廃問題を巡る議論のすべてを読ませてもらった。
今日の申入書では、「今年に . . . 本文を読む
北陸中日新聞(5月8日)
朝日新聞(5月8日)
梶市長の受入方針の表明から約1年半に及んだ輪島市の震災がれき問題。
試験焼却約6.9トンで受入完了ということで終わりをむかえた。
と言っても美谷の皆さん含めて運動の勝利という高揚感はおそらく反対していた誰にもないのではないか。
ようやく決着したという意味で「ホッとした」というのは正直なところだが、ホッとしてにっこり、というのではなく、や . . . 本文を読む
環境省は今日、「災害廃棄物処理の進捗状況」および 「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表(H25.5改定)」を発表した。
これによると、広域処理必要量約67万トンはすべて受入見込みとなり、輪島市については約7トン(試験焼却分)で受入完了となっている。
まだ輪島市からの発表はないようだが、環境省としては震災がれきの処理に目途が立つ中で、これ以上の地元調整は必要なしということで、打ち切り . . . 本文を読む
年度末、学校では卒業式や終業式も終わり、各自治体では職員の異動が発表されている。珠洲市では新年度採用予定の18人の配属先も示された。心はすでに新しい進路先、あるいは新しい職場に移っている人もいるだろう。
ところが今年度の残された9日間を、大変な緊張感の中で過ごす人たちがいる。震災がれきの受入問題で揺れた輪島市美谷町の皆さんだ。
環境省は今年度中に広域処理の受け入れ自治体を確定する方針を昨年 . . . 本文を読む
福井県や三重県で相次いで震災がれきの受け入れ中止が決まった。
理由は被災地のがれき処理が早く進んで広域処理の必要がなくなったからだ。
当初から過大ながれき推計量が問題視されていたが、大槌町は昨年8月時点の推計量が実は10分の1だったとのこと。誤差というには大きすぎ、広域処理を進めるための政治的意図をもった数値を発表していたと言われても仕方ないような話である。
宮古市でも当初から掲げられて . . . 本文を読む
今日の夕方4時頃、輪島市美谷町のクリーンセンターに試験焼却用の宮古市の震災がれきが搬入された。こちら参照
明日の試験焼却を阻止する手立てはなく、輪島市は試験焼却をクリアすることになる。
私は以前から輪島市のがれき受入問題は被災地支援ではなく輪島市の財政問題だと言ってきた。
昨日も紹介したように受け入れを検討しただけでも復興予算の廃棄物処理施設整備費が交付されている。今回の試験焼却で、一 . . . 本文を読む
試験焼却用のがれき搬入が地元の反対で延期となっていた輪島市で、明日、搬入を強行する動きがあることがわかった。
こちら参照
坂本賢治輪島市議のブログはこちら
明日の輪島の天気予報は曇時々雪、最低気温はマイナス1度、最高気温は2度である。
寒波到来の中、高齢者が多い美谷町はじめ西保地区の人たちは阻止行動などできないだろうという見立てだろうか。
金沢市の漁網の搬入や、富山でも試験焼 . . . 本文を読む
宮古市の震災がれきの試験焼却延期を表明した輪島市は今日の昼頃、震災がれきの仮置き場として輪島市門前町道下(とうげ)地内の(有)門前生活環境の敷地内に搬入した(昨夜はどこで夜を明かしたかは不明)。
道下と言えば梶市長が能登半島地震の恩返しと繰り返す、あの能登半島地震での最大の被害地区である。ここなら持ち帰ってくれとは言われないだろうという読みが透けて見える。
(有)門前生活環境とは、輪 . . . 本文を読む
震災がれき試験焼却の中止を求める「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」の輪島市申し入れに同行する。
申入の報告はこちらを参照してもらいたいが、やはり気になるのが「国難だから」の一言である。
もちろんこんな理由で役所が地域と交わしている協定書が反故されるなど、絶対にあってはならないのは自明のことだが、梶市長に限らず「国難だから・・・」ということで一気に物事を進めたがっている . . . 本文を読む
衆議院選挙公示を2日後に控えた今日、おそらく今回の総選挙で県内小選挙区からの最後の立候補表明となるであろう熊野盛夫さん(未来)の情報が入ってきた。
県都金沢で脱原発を訴える意義は決して小さくはなく、金沢の脱原発運動に取り組んできた人たちや社民、共産の関係者にとっては選挙区、比例区それぞれで少なからず影響が出るだろう。
それにしても私の耳への第一報は静岡県の知人からであった。金沢の中でどのよ . . . 本文を読む
衆議院選挙公示まであと1週間と迫った今日も新党が結成された。
市長や知事を務め、議会も控えたこの時期に、新党をつくり国政選挙に挑むとは、賛否はともかく、どえらいエネルギーの持ち主だとただただ感心する。
そこまでいかなくても、周囲も身内も意表をつかれた野田首相の衆議院解散で、私からみても超人的スケジュールをこなしている人が県内でもなんとたくさんいることか。
自分の行動の記録的なことはあま . . . 本文を読む
北國新聞(11月26日夕刊)
クリーンセンターの地元・美谷町が反対姿勢を崩していない中、輪島市の梶文秋市長は宮古市からの震災がれきを受け入れ、試験焼却する方針を、突如表明した。
試験焼却であろうが協定違反であることに変わりはない。
衆議院選挙期間中であり、12月議会中でもある。
野田総理の破れかぶれ解散に刺激を受けたのか、梶市長の「破れかぶれ搬入」宣言である。
美谷町、光浦町は . . . 本文を読む
北國新聞(11月19日)
北陸中日新聞(11月19日)
昨日(11月18日)、輪島市は初めてクリーンセンターの地元である美谷町で震災がれき受入に関する説明会を開催した。
様子は上記新聞記事の通りである。
今回の地元説明会から次の2点を指摘しておきたい。
まず、このような結果になるとわかっていてもやらざるを得なかった梶市長の追い込まれた立場である。
市議会が6月定例会で受入 . . . 本文を読む
先日、輪島市長の「近いうち」は年内の可能性が低いのではないかと書いたら、しっかりハズレてしまった。
もっとも、この説明会が震災がれきの受け入れにつながる可能性はほとんどないと言える。
この記事でも紹介されている協定書の9条が、まさに美谷町の受け入れ拒否の法的根拠であるが、この協定13条には、「いずれの条項も具体的実施及び疑義が生じた場合」は協議するという項目も盛り込まれている。
輪 . . . 本文を読む
午後3時から「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」として4回目となる輪島市へのがれき受け入れ断念の申し入れに参加する。あわせて6月15日に提出した質問状の回答に対する再質問状も提出する。
申入書および質問状はこちらから。
輪島市議会一般質問前日という慌ただしい日程の中、対応してくれる丹圃俊記福祉環境部長は「この忙しいときに!」と不機嫌な顔で現れるかと思ったら、いつに . . . 本文を読む