昨日の塩田フォーラムの参加者に配布された冊子である。
揚浜塩田の歴史や塩田にまつわる文化、聞き取り調査による市内各地域の塩田についての詳細な情報、製塩作業や道具の説明など、揚浜塩田について関心のある人にとって格好の入門書となっている。
中高校生のふるさと学習の教材としても活用できる。
昨日のフォーラムの参加者は、主催者側の見込みはどのくらいだったかは知らないが、参加した1人としては、 . . . 本文を読む
先日紹介した世界農業遺産(GIAHS)記念フォーラム「能登塩田の歴史とこれから」に参加。
フォーラムに先立ち午前中は石井かほり監督の「ひとにぎりの塩」を鑑賞。珠洲市内で興味のある人は昨年の作品完成後の上映会ですでに見ている人も多いかもしれない。あいにく私は都合がつかず見れなかった。その後、金沢などでも上映され、評価が高かったことは承知しているが、なおさら見ていないと言いにくくなり、どこかで見 . . . 本文を読む
2日後に迫ったが、揚浜製塩をテーマにしたフォーラムの案内を。
午前中の映画に始まり、午後は5時までフォーラム。これだけの講師が一同に揃って揚浜塩を学ぶ機会は今回が初めてではないか。貴重な機会である。
金沢からも貸し切りバスが出るということで、私の知人も金沢から参加するという。
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本の縁
2013-03-27 | 雑感
昨日に続いて本の話。
たまたま昨日、金沢に住んでいるという男性から電話をいただいた。
ある雑誌で拙著「珠洲原発阻止へのあゆみ」が紹介されているのを見て、ぜひ読みたいという相談の電話である。
本屋さんにはもう置いてないが、県立図書館や金沢市立図書館にはあるはず。私の手元にも少し残っていると伝えると郵送してほしいとのこと。
住所を聞くと市内中心部からそう遠くない。たまたま今日は志賀原発を . . . 本文を読む
3月8日のブログで紹介した「大飯原発再稼働と脱原発列島」だが、おかげさまで発売から半月で増刷が決まったとのこと。
県内では金沢ビーンズ(明文堂書店金沢県庁前本店)に置いてあるのを見つけたが、3.11後の原発関係の本が爆発的に売れた時期はすでにピークを過ぎており、売れ行きを心配していたがホッとする。
3.11後、首相官邸前の行動に象徴されるように脱原発を求める運動は一気に拡大していった。し . . . 本文を読む
広島高裁の衆議院選挙無効判決が今日一番の話題である。
選挙無効を求めて裁判を起こしているのではなく、憲法で規定された国民主権を実現するためのたたかいだという弁護士の言葉が印象的。
アメリカでは1.007倍の格差でも違憲判決が出ている。最大人口と最少人口の差がわずか19人で格差1.000029倍でも新たな区割り法を求める判決が出ているという。そしてその判決を受けてつくられた区割り法は最大 . . . 本文を読む
参議院選挙までは安全運転という話もあったが、ここ数日のニュースをみているだけでも確実に暴走運転へと転換した感じがする。
野党がふがいないからか、日銀人事が思い通りにいったからかは知らないが、TPP交渉参加表明に続き、辺野古埋め立て申請を強行した。憲法審査会も開かれ、共通番号制度導入への議案審議も始まった。さらに高浜原発へのMOX燃料搬入も発表された。まるで暴走族のような暴走運転である。
辺 . . . 本文を読む
年度末、学校では卒業式や終業式も終わり、各自治体では職員の異動が発表されている。珠洲市では新年度採用予定の18人の配属先も示された。心はすでに新しい進路先、あるいは新しい職場に移っている人もいるだろう。
ところが今年度の残された9日間を、大変な緊張感の中で過ごす人たちがいる。震災がれきの受入問題で揺れた輪島市美谷町の皆さんだ。
環境省は今年度中に広域処理の受け入れ自治体を確定する方針を昨年 . . . 本文を読む
東京ではもうソメイヨシノ満開とのことだが、うちはようやく3日目に梅が開花。
桜前線同様かなり早いのかと思い確認してみると去年より1日早いだけ。
もっともまだ満開には程遠く1分咲きといったところか。
これから・・・
花桃
アンズ
八重桜
さらにプラムや、サクランボ、八重桜などが咲いてくる。
家の周りをうろうろ歩き回り、蕾の膨らみ具合を見ているだけでも楽しい季節 . . . 本文を読む
北國新聞(3月20日)
使用済み核燃料プールも含め、廃炉まで安定した状態で冷却を続けなければいけない福島第一原発で起こった長時間の停電。大事には至らなかったものの、数多くの問題が浮かび上がったのではないか。
素朴な疑問1.まだ確定ではないのかもしれないがネズミの感電死が配電盤故障の原因ではないかと見られている。これまた得意の「想定外」かもしれないが、あまりにもお粗末な仮設配電盤に重要な冷 . . . 本文を読む
さよなら志賀原発ネットワークは3月19日、志賀原発の再稼働反対、廃炉を求め、県に対し申し入れをおこなった(申入書は下記に掲載の通り)。
原子力防災については、総じて県の対応は、国の指針から一歩もでず、また国の方針がでなかったら一歩たりとも動こうとしない、県民の安全確保という意味では極めて消極的な姿勢を貫いていることがあらためて明らかになった。
企画振興部や観光交流局などは、おそらく知事から . . . 本文を読む
領家肇さんは珠洲警察署の元警備課長。
「元」と言ってもずいぶん古く、いまから24年前の1989年、珠洲原発に反対する私たちが高屋での30日間の事前調査阻止行動、40日間の市役所座り込みをやっていた当時の警備課長である。
座り込みに参加した人、あるいは当時、何回となくおこなっていたデモや集会に参加していた人なら名前はしらなくても顔なら覚えているという人も多いのではないか。背が高くて若くて男前 . . . 本文を読む
珠洲市議会3月定例会最終日。
今回は市長提出議案にはすべて賛成。
一方、4年の任期の折り返し点ということで常任委員会や特別委員会などの所属の変更、さらに議長の私約交代ということで寺井議長に辞職を受けての議長選挙もおこなわれた。
新議長には上野良夫議員が選出されたが、議員14人で上野票は11票。3票が白紙だった。さてだれか???
ちなみに私は議長はたらい回しではなく、わずか14人の議 . . . 本文を読む
(写真撮る前に食べてしまったのでこれは能登町HPから)
昔、高校生の頃まで冬の食卓によくあがっていた「いさぶ」。
「いさぶ」とは小木のタラのはえ縄漁のエサに使われたイカの切り身で、タラに食べられずに陸にあがったもののことをいう。小木ではこれをみな家に持ちかえり食べていたのだ。
タラのえさの食べ残しを食べるというと、なんかものすごく貧乏くさい話のようだが、実はこの「いさぶ」、一晩以上海水に浸 . . . 本文を読む