県の廃棄物処理施設専門委員会の答申から一週間、一気に知事許可へと手続きは進んだ。
12月県議会での議論を避けようとしたのか、答申がすべてで、県独自で検討する気がなかったのか。
許可にあたって県は「希少動植物自然環境への配慮」など10項目の留意事項をつけたとのことだが、「野生鳥獣の生息に適した環境」として指定された鳥獣保護区のど真ん中を開発する計画に許可を与えておいてそれはないだろう。
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輪島市大釜地区に計画されている産廃処分場の建設阻止を目指し、昨年9月に立ち上がった住民投票運動の記録が1冊の報告集にまとめられました。
計画の概要や経過、運動にかかわった多くの皆さんの声、碇山金大教授の寄稿文、チラシや新聞記事、さらに剱地地区や大釜地区の魅力を自然や歴史を紐解く中から紹介しています。私も事務局の1人として執筆しています。
運動の局面は輪島市から県へと移っていますが、住民投票を . . . 本文を読む
(北國新聞 7月13日)
輪島の産廃問題が今週、急転回した。
梶文秋輪島市長は昨日(7月12日)、門前クリーンパークと「急遽」生活環境保全協定を締結した。
産廃処分場は県知事が設置許可権を持つ。
協定締結は県の条例・指導要綱に定められた産廃処分場設置の事前手続きの最終段階で、輪島市としての地元同意を意味する。
(北國新聞 7月11日)
住民投票での対応を見 . . . 本文を読む
北陸中日新聞(6月18日)
輪島市大釜で計画されている産廃処分場を巡る志賀町民の思いを北陸中日新聞榊原記者が紹介している。
計画地に隣接し、主要な搬入路は志賀町内を通るが、立地自治体ではないので発言力はない(弱い)と思い込んでいる方が多いかもしれない。
志賀町でも大釜地区に隣接するのは旧富来町。
かつて、志賀原発が能登原発との名称で立地を巡る賛否で揺れていた当時、原発の立地は . . . 本文を読む
北陸中日新聞(6月6日)
2月に実施された住民投票が不成立となり、産廃処分場設置が決まったものととして輪島市は手続きを進めているようだ。
本来、環境影響評価書が作成され、知事や関係市町(輪島市、志賀町)に送付され、公告、そして1カ月の縦覧期間を経たのちに議論すべき「生活環境の保全に関する協定(環境保全協定)」の締結に向けた作業を前倒しで進めている。
内々、事業者から評価書の内 . . . 本文を読む
住民投票が無念の不成立に終わって早や3週間。
今日は住民投票総括集会で久々門前へ。
当日夜は記者会見を行い、そして輪島市民の皆さんへのお礼のチラシ折り込みはあったが、住民投票後、運動にかかわった人があらためて一堂に会するのは今日がはじめてである。
会場はさる2月12日、住民投票成功集会を開催した門前会館3階大集会室。
住民投票が成功を収めていれば会場溢れんばかりの人となったかもしれな . . . 本文を読む
住民投票から3週間となるあさって(12日)午後2時から、輪島市の門前会館で産廃処分場問題を巡る住民投票の総括集会がおこなわれる。
この間の取り組みの報告や運動にかかわった皆さんからの発言、そして今後の取り組み方針の提起などがあるが、私もこの間の取り組みの成果や意義などについて話す発言の時間をいただいている。
負けたわけではないとはいえ、残念な結果だったことには違いない。
そんな中で参加され . . . 本文を読む
北陸中日新聞(2月20日)
昨日実施された輪島の産廃問題を巡る住民投票、輪島市民のみならず県民の大きな注目を集めた。
環境に与える影響や過疎地の将来像をどう描くかという問題に加え、住民投票という自治のルールが機能するかどうかにも関心が集まったのだろう。
北陸中日新聞(2月20日)
毎日新聞(2月20日)
上記記事のように輪島市の経験は他の市町にも参 . . . 本文を読む
産廃処分場を巡る輪島市の住民投票。
昨日から期日前投票が始まったが、さっそく信じ難い動きが発覚。
輪島市の期日前投票は輪島市役所、門前総合支所、町野支所で13~18日まで、そして舳倉島が今日一日だけ実施される。
この中の門前総合支所の期日前投票で投票管理者として選任されている2名のうちの一人が今回の住民投票で問われる産廃処分場の利害関係者だった。
衆議院選挙に例えて言えば、北村茂男代 . . . 本文を読む
明日12日の産廃問題住民投票の告示日を控え、輪島市内では剱地の皆さんが投票を呼びかけるチラシをポスティング。
今日で市内をほぼ全域を回ったとのこと。
街宣車も3台回りる。
私も社民党の街宣行動に参加し、市街地5か所で反対への投票を呼びかける。
通り過ぎる車から手を振ってくれる人も多い。
チラシを渡して投票を呼びかけると、「わかっとる。私も反対や!」と頼もしい返事が返ってくる。
も . . . 本文を読む
輪島市住民投票条例第18条は投票者総数が投票資格者数の過半数に達しないないときは不成立とし、開票作業すら行わないことを定めている。
いわゆる50%条項である。
投票数が過半数に達しないということは、市を二分するような課題でなかったということだから不成立だと市は説明している。
そのまま読めばもっともらしい理由だが、市長が「投票にいかないことも選択肢」と議場や様々な会合で語り、産廃処分場賛 . . . 本文を読む
昨日の珠洲市平和運動センター・勤労協の旗開きに続いて、今日は能登町平和運動センター・勤労協の旗開き。
輪島の産廃問題は平和運動センターの運動課題に掲げられているわけではないので、昨日のあいさつの中では触れなかったが、今日は主催者側から是非触れてほしいとのことだったので環境に対する懸念や世界農業遺産の里山里海のイメージ、さらに住民投票を巡る民主主義の問題について簡単に報告する。
その後の . . . 本文を読む
北國新聞の「新首長の時代」シリーズ、一昨日から絶妙のタイミングで輪島市の梶文秋氏を取り上げている。
輪島の皆さんに限らず、産廃問題や住民投票に若干なりとも関心のある県民は、北國新聞がどんな論調で書くか、かなり注目したのではないだろうか。
全体を通じて。屁理屈としか言いようのない梶市長の言い分でもそれなりに忠実に書いて、市長を擁護しているような箇所もあったり、震災がれきに関する記事など、 . . . 本文を読む
輪島の産廃処分場問題について、北國新聞は連日の記事。
昨日の記事は梶市長の立場をかなり擁護していると思ったが、今日は見出しの「賭け」にもある通り、市民に追い詰められた市長の姿が紹介されている。
今日は夕方のローカルニュースでも北陸放送とテレビ金沢が特集を組んで報道していた。
一方、「輪島の産業廃棄物処分場問題を考える会」は上記チラシを新聞折り込みで配布した。
それぞれの共通 . . . 本文を読む
21日(土)の午後から22日(日)の午前中にかけて社民党県連合が産廃問題の街宣行動で輪島市内に入る。
東は町野、西は門前・剱地まで、私も、三区支部代表の浅野俊二羽咋市議、県連合幹事長の清水文雄内灘町議とともに、市内一円でマイクを握る。
今回は社民党輪島・穴水支部の皆さんも参加。
梶市政の産みの親である穴水・輪島支部だが、産廃誘致は許さない。
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