先日紹介した大谷峠の風力発電機の中の一機に落雷があったようだ。
若山側から大谷トンネルを抜けて、平時忠の墓を過ぎたあたりで見てくる一番大谷側に設置されている7号機である。無残にもブレード(羽)が一枚、付け根近くから裂けるように折れてしまっている。25~26日にかけての雷が原因だろうか。
珠洲の風力発電で初めてなのか、これまでもあったのかどうか、従来の記録がわからないが、風力発電の弱点の . . . 本文を読む
金沢市長選挙で新人の山野之義氏が6選を目指した山出保氏を僅差で破って初当選を飾った。
金沢市内では山出さんの実績は多くの人が評価しつつも、79歳で6選を目指すという、ある意味では異常な決意に、さすがにもういいのではという雰囲気があちこちにあるのは聞いていた。しかし、自民が割れたとはいえ、民主・社民・公明が組んだやぐら組みで負けるとは思わなかった。金沢市民の多くも、不満を言いつつも最後はどうせ「 . . . 本文を読む
何を問う?名古屋市長選挙。
名古屋市の河村たかし名古屋市長が辞意を表明した。先の議会リコール署名運動の失敗責任をとっての辞任とのことである。市長が議会リコール運動の先頭に立つこと自体、市長としての立場をわきまえない動きであり、失敗の責任ではなく、リコールの音頭をとったこと自体の責任をとって辞職するのならばわからないではない。
ところが辞職して再度市長選に出馬するそうである。
議会の意思 . . . 本文を読む
今春植えたナナカマドが紅葉。
実がついて、そこに野鳥がやってくることを期待して植えたが、残念ながら今年は実はついておらず、紅葉を楽しむだけである。
まだ2メートルあまりの若木で、来年は結実を期待したい。
ちなみにナナカマドの語源は七回かまどに入れても燃え残るからとする説が通説とのこと。一方で七日間カマに入れることで極上の炭が得られることからナナカマドになったという説もあるという。
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2003年の県議選で落選し、金沢に勤めて7年。市内各地に大勢の「7年間のご無沙汰」の人たちがいる。推進の立場にいた人の中にもそれなりの付き合いのあった人がいて、ご無沙汰している。
今日訪れたNさんは原発誘致による珠洲の活性化を願いつつも、「推進派」の中では非主流派だった。当時の市長を中心とした行政に対しては批判的でよく私の事務所にも愚痴をこぼしに来ていた。
言う相手が違うぞ、と思いながら時 . . . 本文を読む
「志賀原発で今度、プルトニウムを使った何か新しいことやるそうやけど、珠洲は大丈夫ながけ?反対せんでいいんかね?」
もちろん志賀原発のプルサーマル計画のことである。
連日、かつて珠洲原発反対運動を共にたたかった人たちのところを回っているが、原発の話題が出たのは実は今日が初めてだ。
頻繁に珠洲に入って一緒に反対運動をたたかった慶応大学の藤田祐幸さんが、当時こんなことを言っていた。
「 . . . 本文を読む
昨夕から朝鮮民主主義人民共和国の韓国攻撃のニュース一色である。現時点では理由や狙いは専門家の間でも諸説あり、今後の推移を見なければならない。
しかし、例え北朝鮮が主張する海上軍事境界線内での韓国軍の演習に対する抗議であろうとも、抗議の意思をこのような直接的軍事行動、しかも民間人を巻き込むような攻撃という手段で行うことは許されることではない。
こうした中、米軍と自衛隊は12月3日から10日ま . . . 本文を読む
何の記念日というと、実は51歳の誕生日。
今月に入り、時間を見つけては裏山に自生している小さなヤマモミジをうちの庭や道路側の敷地に植え替えている。これまでは30~50センチ程度のものを探して移していたが、今日は2メートルほどの木がきれいに紅葉し始めていたので、つい根元を掘り下げ、移植してしまった。
別に今日が誕生日だからというわけではなく、たまたま今夕から雨模様というので、朝、えいやァと . . . 本文を読む
かつて珠洲原発に反対していた頃、世界で風力発電がここまで伸びるとは思ってなかった。基本的には省エネとエネルギー効率の向上、しいて化石燃料を使うならば天然ガスのガスタービンなどで熱効率向上に取り組み、将来の燃料電池などに向かう。風力や太陽光は、それなりに利用するのはいいが、エネルギー政策としては刺身のツマ程度にしか思っていなかった。
私が金沢で働き始めてから、珠洲でも風力発電が始まった。結構な . . . 本文を読む
はてどうしたものか。名前は聞いたことはあるが、中身はよくわからない。たぶんいい条約なんだろうけど、活かそうと言われても何をどうしたものか・・・
多くの人にとって「子どもの権利条約」はこんな感じじゃないだろうか。今日は「憲法・'47教育基本法の理念の実現をめざす石川県民の会」主催で子どもの権利条約をテーマとしたシンポジウムがおこなわれた。
まず、県内で唯一「子どもの権利に関する条例」を制定 . . . 本文を読む
「個別の事案についてはお答えを差し控えます」
「法と証拠に基づいて適切にやっている」
今度は柳田法相の問題発言に菅内閣はよろめいている。まさに内憂外患だ。
確かに議会答弁というのは聞かれたことをそのまま正直に話せばいいというものではない。聞かれても答えられないこともある。だけど質問者の面子も考え「そんなこと答えられるわけないじゃないですか」とも言えない。ということで歴代法務大臣も便利 . . . 本文を読む
KARAはまだよく知らないが「少女時代」は日本上陸前から名前は聞いたことがあった。
よくまああんなにかわいく、スタイルがよく、ダンスは抜群、歌唱力もバンバン、加えて日本語までできるメンバーを集めたものだと感心していたが、いま、続々とK-POPのグループが日本進出しているそうな。今頃そんなことで驚いているようでは相当な芸能情報オンチを自白しているようなものか。いや、芸能オンチではなく経済オンチだ . . . 本文を読む
メダカがうちの仲間入りした。
昔、カブトムシがデパートで売られ始めた頃、なんという時代になったものか、と嘆いていたような気がする。それが今や、メダカもホームセンターで手軽に買える時代だ。一匹19円と表示されるメダカを「10匹ください」と買ってきた。
それはともかく、納屋にあった大きなカメを玄関先に置き、水を入れ、近所の池からもらってきた水草を浮かべ、メダカの棲家にした。
こんな飼い . . . 本文を読む
原発輸出を国民的議論の中で問い直そう!
ストップ!プルサーマル・北陸ネットワークが金沢市内で開いた学習会「プルサーマルが核のリサイクルって本当?」で、講師の鈴木真奈美さんは参加者に訴えた。
鈴木さんの話を聞くの6月19日に続いて今年2回目。福井市内で開かれたAPECエネルギー担当閣僚会合に対抗して開催された「6・19対APEC市民エネルギーシンポジウム」以来である。
福井での閣僚会合 . . . 本文を読む
上関原発反対を貫きたたかい続ける祝島。いまも埋立工事を阻止するため監視行動が続けられている。そこには珠洲のたたかいを応援してくれた人たちが日夜懸命にたたかい続けている。珠洲原発の次は上関原発、そんな思いで私も4度上関に足を運んだことがある。
祝島のことをちょっとだけ紹介したい。写真は2004年2月に訪れたときに写したものである。
室津から定期船に乗り祝島へ。波しぶきを受けながら、前方に見えてき . . . 本文を読む