今回の裁判の弁護団を率いる弁護団長は岩淵正明弁護士である。1、2号機差止め訴訟では弁護団事務局長を務め、原発裁判は足かけ24年目となる。
1989年2月10日発行の「能登原発とめよう原告団ニュース」第2号にこんな表現がある。
「・・・弁護士さん自身も、裁判についてはプロですが、原発についてはビギナーです。昨年来、・・・ものすごい勢いで勉強し、行動されています。」
24年前は原発問題の . . . 本文を読む
原告団の構成が変わったことについては先日紹介したが、弁護団の顔ぶれの変化もこれまた大きい。
弁護団長を務める岩淵弁護士は、1、2号機の差止め訴訟から事務局長として中心的役割をはたしている。さらに岩淵弁護士とともにこの間の裁判を担ってきた弁護士さんのうち10人が引き続き参加する。
2006年3月の2号機差止め判決を勝ち取ったメンンバーであり、これだけでも強力弁護団だが、今回はさらに16人の若 . . . 本文を読む
梶市長が輪島市への受け入れに向けて猛進する中、茶化すつもりはさらさらないのだが、本当に受け入れるがれきがあるのか不思議でならない。
もちろん輪島市職員が現地に足を運び、見てきたがれきの山を幻だと言っているのではない。確かに宮古市に木くずはあるのだが、広域処理すなわち輪島市も含めた県外に処理を要請する分が残っているのかという意味である。
まず、先月5月21日、環境省はこれまでのずさんな災害 . . . 本文を読む
昨日金沢地裁に提訴した「志賀原発を廃炉に!訴訟」への思いや注目点を今後、不定期かつ何回になるかわからないが、少しずつ紹介していきたい。
1988年12月1日提訴の1号機差止め訴訟、1999年8月30日提訴の2号機差止め訴訟と比較し、120人の原告には多くの新しい顔ぶれが名を連ねる。
1、2号機の差止め訴訟では「地元」志賀町、旧富来町で反対運動を担ってきた人たち、さらに石川、富山を中心に全 . . . 本文を読む
原告団、弁護団約30人が参加し、横断幕を先頭に金沢地裁へ。
金沢地裁は現在立て替え中。敷地内の仮設の庁舎に初めて入ったが、2階の奥に民事の受付がある。訴状など提訴に必要な書類を提出する。
第一回公判は他の原発裁判の例では約3か月6か月後とのこと。
これから弁護団は訴状で主張した内容を立証する証拠を集め、提出する準備を進める。
原告団は当面、サポーターの募集が最大の課題となる。
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6月25日、金沢市内北陸会館において約100人が参加し「志賀原発を廃炉に!訴訟」原告団・弁護団の結成総会が開かれた。原告は120人(石川94人、富山26人)とり、私が原告団長に就任した。
弁護団は岩淵正明弁護士を団長とする総勢27人の態勢。過去の1、2号機の差し止め訴訟に関わっていた方が11人、新たに若手弁護士が16人加わった。
明日9時半、金沢地裁に提訴予定。
今後、裁判闘争を支援 . . . 本文を読む
いしかわ教育総研第10回公開研究会が珠洲市で開催された。
交流集会に先立ち、午前中はフィールドワーク。市内の忠魂碑の視察である。
飯田町春日神社境内・左奥の小高いところに2つの慰霊碑がある。一つは日清、日露戦争までの戦死者を慰霊する忠魂碑。もう一つは道路を挟んで向かいにあるあみだ山にあった忠魂碑を1994年に移設した報国任盡忠碑である。
報国任盡忠碑は太平洋戦争の戦死者を慰霊する碑である . . . 本文を読む
明日の午後、輪島市文化会館で震災がれき受け入れについての市民説明会が開催される。翌日は市議会最終日で受入決議を可決しようとする動きがある。
さらに26あるいは27日には輪島市区長会長会が開催され、受け入れの賛否を明らかにするとも言われている。
こういう中での説明会である。残念ながら輪島市民限定とのことで、私は参加できないが、大いに注目である。
輪島市はこの間の地区説明会などでひたすらサン . . . 本文を読む
消費税問題がいよいよ政局になってきた。まだまだ一寸先は闇の世界で、この先の展開は分からないが、民主も自民も小沢Gもギリギリの交渉、政治生命をかけた選択を迫られている。
しかし、本当にギリギリに追い込まれ、生命をかけた選択を迫られているのは国民である。
大飯再稼働問題は、野田政権のあまりに強引、乱暴、支離滅裂な論理の中で決定された。ついつい目が向くのは手続き問題だが、実は本当に危険なのであ . . . 本文を読む
珠洲市議会は今日、各常任委員会が開催され、付託された議案を審査。
教育予算の拡充を求める請願が継続となること以外は全議案が可決される見通し。
この請願は従来、採択されてきており、県内の多くの議会でも採択されている。概算要求時期の前に提出したかった請願であり、継続は残念だが引き続き採択に向けて働きかけていきたい。
TPP交渉に関する請願も農協から提出されている。TPPについては珠洲市議会は . . . 本文を読む
珠洲市議会6月議会の一般質問。
私を含め8人が登壇した。今回はなぜか初めて再質問は誰もなし。もちろん、答弁に満足というわけではないが、聞いてもこれ以上の答弁は出てこないという判断があったということ。テレビで傍聴している皆さんにはちょっとおもしろくなかったかも。
今日、明日は輪島市議会でも代表質問、一般質問である。
震災がれき問題を多くの議員が取り上げるはずで、今晩の議会関係のニュースは . . . 本文を読む
原子力ムラの利権を守るための再稼働を「国民の生活を守るため」と言い換えた野田首相の8日の会見は、電力会社や財界、そして再稼働ドミノを期待する谷本知事ら一部の原発立地県の首長らには評価を得ているが、支離滅裂の内容は概ね国民の間ではボロクソの評価である。
6月14日の北陸中日「こちら特報部」はそうしたコメントを集めて特集。「地震国日本に立地する原発そのもの。土台がすぐに崩壊」「首相は洗濯機のカビに . . . 本文を読む
あいにくの霧雨が降る中ではあったが朝8時半から第9回みさき小学校相撲大会が開かれた。
土俵に上がった子どもらのあいさつも元気いっぱい、熱戦が繰り広げられたが、なにより迫力があったのは土俵を囲む子どもらの大声援。雨除けのシートが天幕になっていたため、大々声援となって会場に響き渡った。
以前は女子は徒競走だったが、いまは土俵にあがって相撲をとる。これがまたなかなかの力相撲で、観戦 . . . 本文を読む
午後1時半から「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」の輪島市申し入れに参加。
報告はこちら。
午後6時から被ばく67周年となる原水禁非核・平和行進の奥能登集会に参加。奥能登各地から約150が珠洲労働会館前に集まった。
糸矢敏夫珠洲市平和運動センター議長のあいさつはじめ県原水禁中村照夫事務局長、高田正男輪島市議、そして私を含め全員が野田首相の大飯原発の再稼働の判断を批判。
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今日午前11時が一般質問の発言通告の締め切り。
私の通告内容は下記の通り。
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1.里山里海応援基金について
(1)地域振興基金や県の里山創生ファンドがある中で、珠洲市として、あらたに里山里海応援基金の創設する狙いは何か。
(2)事業認定の要件および認定の手続きを聞く。
(3)今後の基金の積み増し見通しを聞く。
(4) . . . 本文を読む