大田裕美さんきらり！えん旅の福島新地町で3・11を思い熱唱

東北地方だけの放映のようだが、昨夜7時30分から「きらり！えん旅福島県新地町」で大田裕美さんが旅をして歌で被災地を応援した。

画像から7月末か8月の始めと思われる稲穂が青く、標高430Mの町のシンボル鹿狼山に5,000回も登山しているご夫婦と小雨煙る山頂からパノラマは雲の下に、また、アルプホルンの演奏グループと出会い、コツを教えられて吹いてみると素敵な音がでて驚いたりしていた。
また、新地町の特産ニラの栽培農家のご夫婦を訪ね、花ニラの料理に舌鼓を、餃子は美味しいといただき歓談していると、奥さんの口から3/1高校を卒業したお孫さんが運転免許取得のため山元自動車学校で3/11津波で亡くなったと。そうして、このニラ料理が大好きだったという。

この自動車学校は宮城県坂元にあり、午後の教習生を送迎用ワゴン車で7台に分乗して送る途中5台が津波にのまれて教習生25人が亡くなった。地震発生当日40分も遅れての出発で、問題になっている学校で知られている。

最後のコンサートでは地震の前日出来た金平糖を歌いだすと会場からすすり泣く方が、私も思わずもらい泣きをしてしまった。そして、ラストソングはやはり「木綿のハンカチーフ」で軽快なリズムでしめ、別れがたい会場を後にした。よかった！

私もこの新地町に住む姪を津波で亡くし昨年ようやくできた7/31相馬市での葬式に参列したことを思い目頭が再度熱くなった。