ブログ仙岩

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今朝の毎朝ラジオで「カツオ」のお話を聞く

2015-05-03 09:43:03 | エッセイ
先週はツバメで、大変参考になりました。体重が19gでなぜ速く飛ぶことができるかなど興味深々でした。

今朝は、カツオのお話です。「目には青葉山郭公初松魚」の俳句は初夏の代表的な季節語で、前葛西臨界水族園園長西源二郎さんの興味あるお話です。

カツオはスズキ目サバ科の海水魚、全長1m内外で背面は青紫色、腹面は銀白色、しかし、死ぬと青の筋が出ると。体は紡錘形で肥大する。イワシ類の小魚を貧食し大群をなして大変速く泳ぐという。

それで、水族館での飼育は大変困難で、3か月そこそこで死んでしまうという。現在見られるところは、福島アクアマリンふくしまだけという。

また、興味を引く言葉に、魚は一定水温で生活するが、カツオは14度位までの変温でも生活するので、深海に潜ることができるという。カツオの一本釣り漁は20m前後で回遊するものを漁で全体の1/3という。だから、カツオはカタイワシ、タラに次いで3番目に多いお魚と。マグロのように資源不足にならず、毎年、刺身や鰹節などで、美味しく頂けると。

平地では萌える芽から若葉になり、緑も増し、目に青葉 山ホトトギス 初カツオの季節がやってきます。GWの昨日八十八夜、もうすぐ立夏いい季節です。