ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

波立海岸弁天島

2012-03-12 14:16:31 | 日記
震災1周年の昨日午後撮影しました。日曜のせいかいつもひっそりしている薬師寺も人はおりました。
今朝の福島民報「あぶくま抄」に、コロンビア大学名誉教授で日本文学研究第一人者ドナルド・キーンさんが日本国籍取得後の記者会見に臨みました。
最近の国内への思いを聞かれ「率直に言って、がっかりしている」と答えたという。また、「震災後全国民が力を合わせ東北の人を助けている印象があった。ところが今の東京にはきらびやかなネオンが輝く。いや、東京だけではないもう震災と原発事故を忘れているのではないか」と。
私も同感です。規律正しい援助物資の受領態度やひたむきに少しずつ復興への努力の影では時がたつとガレキは受け入れない東京以外の処理施設を持つ自治体・・・電気というエネルギーで今の私たちの生活があることを忘れ、自己中心思考の福島だけ犠牲になって解決してほしいというわがままな態度には大変腹が立ちます。福島を東北を助ける当時の気持ちはどこへいったのでしょう。その点でガレキ受け入れを表明した静岡の島田市長さんの努力には感謝しています。

今日震災から一年

2012-03-11 14:27:15 | 日記
3/11今日は震災から一年が過ぎました。早いような遅いような、テレビでは震災の津波などの画像は見るのが嫌です。裏山に避難した昨年の津波の恐ろしさが目につきます。
午前中その裏山に上り目の前に広がる四倉海岸を撮影、午後からいわき平ユースホステル前の海岸から見た南の塩屋の岬、北の四倉海岸と岬も撮影しました。何事もなかったように見えますが、道路脇の藪に中に車が横転しているのが目につき、いまだに片付かず残っています。
復興といってもまだまだ震災の傷跡が残っています。原発の廃棄物や除染で出た汚染物中間貯蔵施設の設置が双葉、大熊、楢葉の候補地が挙がったようです。一日も早く決めてほしいものです。
画像は四倉の岬です。

防波堤の復興に議論錯そう

2012-03-09 14:19:30 | 日記
いわき四倉では防潮堤を防波堤、波けしブロックをテトラポットといっています。ここ四倉でも復興の防波堤や緑地地帯の設置など提案されています。が、常磐線の復興でも申し上げました。従来の場所にかさ上げして一日も早く復興すべきと。防潮堤は特に岩手の沿岸では11.5米に上げるとか・・・とんでもないことです。
そんなところに金をかけるなら避難道路完備をといいたいです。なぜなら自然の力には勝てないからです。もっと自然を大切に復興計画してほしいですね。この道路でパリの中心から放射性に伸びる道路が思い出されます。
犠牲者2千人を超す福島県です、行方不明も200人以上が、明日で震災1年・・・また、県内外避難者は16万人が、南相馬でも鎮魂の祈りのともし火が犠牲者の霊を慰めています。


いわき10,11の震災イベント

2012-03-09 13:56:10 | 日記
10,11日のいわき市での震災イベントが朝刊に載っていました。
10日の明日は「祈りの集い」午後4時から平野球場で、ろうそく3千本に点火するもの。
11日は朝6時から薄磯地区で手をつなぎ祈る。午後2時25分からアリオスで追悼の祈り。豊間地区で午後6時からキャンドルナイト。
また、昨日の高校入試問題も載っていました。と同時に県内に散らばった避難区域の原ノ町、浪江そして富岡などの高校は大幅定員割れという。また、小中新入は5割以上減とか。
川内、広野の町役場が戻り、学校も再開するというが何人戻ってくることやら原発の影響は大変です。

魚介類放射性物質の検査

2012-03-08 15:25:31 | 日記
7日のいわきなどの海に生息する魚介類の放射性物質の検査結果を発表しました。サブロウは940ベクレル、サヨリなどは1210ベクレルと高く、カスペも基準の500ベクレルを超えています。検査漁だけで漁をしていないからわれわれの口には届きませんが、これが来年はもっと食物連鎖でひどくなることが予想されています。
海の除染はどうすればいいのかと、4月になっても出漁できないことが予想される漁業者の生活は大変です。