ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

全線開通前の常磐道報道陣へ公開

2015-02-18 08:34:04 | エッセイ
昨日17日常磐道未開通部分富岡浪江区間14㎞が報道陣に公開された。

昨夜はまなかあいづのトップニュースで、双葉町山田の羽黒川橋から高速道路が映し出された。写真は福島民報掲載のもの。

同区間の空間線量0.18~5.5μSv/h、平均1.2μSv/h、富岡ICから見える車窓からの映像で線量計3.1μSv/h、双葉町に入って一番高いところで5.5μSv/hであった。そして、高い線量値の法面はコンクリート通常より5㎝も厚くしての工事という。昨年10月測定した時速70キロで区間走行車は0.20μSv/h、バイクで0.24であったという。これは胸部X線検査の300分の1であると。

来月1日全線開通する埼玉県三郷JC~宮城亘理ICまでの300.4kmの常磐自動車道は、浜通り復興には欠かせない道路で、6号線とのダブルネットワークでますます復興に弾みがつくと、いわき工事事務所真壁正宏所長の談話も伝えていた。

一番線量の高い双葉町の実態が事前に分かり、これから高速利用する人にとって、大変有難く感謝していると思います。


春の花椿

2015-02-17 08:40:53 | エッセイ
木へんに春で椿(つばき)、榎(えのき)、楸(ひさぎ)、柊ひいらぎ)です。2/8撮影ヤブツバキとサザンカ。

ツバキと言えばヤブツバキのこと、ツバキ科ツバキ属照葉樹林の代表である。都はるみのアンコ椿は恋の花や椿油などでも良く知られており、国内外に自生している。ユキツバキから作られた園芸種、ワビスケ、山茶花など仲間が沢山あります。

椿の花は今が盛り、蜂や蝶などの虫たちのいない時期に咲くので、北に帰るヒヨドリやメジロで花粉を媒介しています。今年はそのヒヨドリの被害をラジオで今朝もキャベツの芯まで食べられたとか、我が家でも大根やキャベツの被害があります。

しかし、目立つ赤の椿の花は下向きに咲き、花密をちゅうちゅう吸った思い出があります。福島市蓬莱の野営場で若い椿の葉の天ぷらを美味しく頂きました。が、花全体がボトンと落ちるので縁起が悪いという人がいます。これは最近になっていわれたことで、桜散るで不合格の知らせと同じです。桜と同じで勇ぎよいちりかたで武士にはいい花、目出度い花です。

山茶花との違いは、子房や葉柄に毛がなく、ぱらぱらと落ちる山茶花の花と違いボトリと全部落ちることでもわかる。その他、ツバキは山茶花のように花びらが全開しないし、花より葉の形から楕円形の椿と区別がつく。花の少ない冬には貴重は花・椿でした。

結局持ち出したのは一冊の古いアルバム

2015-02-16 08:43:19 | エッセイ
今朝の福島民報あぶくま抄の見出しの文章である。

東京電力による避難区域での家財の片づけが始まった浪江町で、避難先の福島市アパートから来て、我が家に入り、70代の男性は中を見てすぐ見ていられないと出てきたが、奥さんはてきぱきと黒のゴミ袋に入れて庭に積み上げた。

15人近くいる東電の社員から、これ如何しますかと丁寧に聞かれても、来るまでは頭の中で、あれもこれも残そうと決めていたが、桐のタンスはネズミの糞の匂い、子どもや孫のための布団はかび臭くてどうしようもない。

が、捨てるものがあるだけで幸せと、沿岸部に住んでいた人たちは住む家もないのだからと自分に言い聞かせていた。まして、命までも奪われた親戚もおり、こうして東電の方たちと片付けできることが幸せですと。年寄二人では何もできないから、お手伝いいただいて有難いですと語り、がらんとした住み慣れた自宅を後にして福島市に向かった。

何ともやるせない現実である。残すものは富岡のパトカーなどで、過去は過去で、前を見て今生きている幸せをかみしめ日々を過ごしたいものである。

センター試験数学Ⅰ・A統計問題解答

2015-02-15 11:11:20 | エッセイ
高校3年生40人ハンドボール投げ記録データヒストグラムから、度数分布表、累積度数曲線をつくる。

データの散らばりを見る代表四分偏差から箱ひげ図を問うもの、特に私は新聞に載るプロ野球で、得点圏打率から箱ひげ図をつくり、打順を考えている。そのチームやクラスの代表値の平均値24.75を度数分布表から算出して見た。その他代表値には、中央値のメディアン、最頻値のモードがある。ここではその中央値がかなめであった。

回帰と相関から、知能と学力などの相関ではなく、2回のハンドボール投げの相関には、疲労とか慣れを無視しても正の相関があることが予想される。回帰係数、回帰直線などから、共分散と標準偏差の積の比から相関係数を求める。0.95と一番高い相関が認められた。以上です。

いわき市フラワーセンター冬のフェスティバル

2015-02-15 08:38:51 | エッセイ
昨日いわき市四ツ波石森山にあるフラワーセンター花の少ない冬のフェスティバルに行って来ました。今日15日までです。

横揺れの激しい強風の午後、草野、片寄、昌平高からフラワーセンターへ、風力発電の風車を眺めて駐車場から、パンジーの植込みを通って展示温室へ、交換レンズで、ゼラニューム、サボテン、ラン、ハイビスカス、ゴクラクチョー最後にイチゴやフキノトウの花など撮影して、フラワーライフ館へ。

徳ひめちゃまのゆるキャラマスコットの出迎えを受け、中へ、羊のマスコットつくり、押し花絵キーホルダー作りやフラワーボトル作成コーナーを見て回り、奥に、クリスマスローズ展示コーナーがあった。

クリスマスローズの種類の多さにびっくりして撮影、出ると徳ひめちゃまのお帰りを見送った。やはり、フラワーライフ館近くの駐車場には沢山の車が駐車しており、展示温室よりライフ館でのフェスティバルに来た人が殆んどであることも分かった。センター内では強風に悩まさることもなく参加できた。

帰路は、石森山頂近くの恋人は遠く防人へ案ずる思いを詠む万葉集「筑紫なるにほふ児ゆえに陸奥の可刀利少女の結ひし紐解く」(巻14-3427)の石碑を眺めて、柳生へ降り帰宅した。大分歩いたせいか防寒スタイルで大変暑かった。