ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

聖光おかやま山陽に快勝、秋風

2017-08-11 08:16:06 | エッセイ
6日は第2の土用の丑の日、7日は立秋、土用過ぎれば秋風がたつここいわきでのことば。しかし、甲子園は30度を超える残暑。

2017甲子園三日目の第3試合、13:20試合開始、先攻の聖光あっけなく三者凡退。

しかし、その裏、いきなりトップに2塁打、バント3塁、3,4番を斉藤(勿来一中)は大きく曲がり落ちるスライダーで三振の目の覚めるような投球に大歓声。

また、6回裏、1アウト、1,3塁で、次打者を連続三振に、見事というほかに言葉が出ない。

相手の、おかやま山陽は初出場、聖光は11年連続出場には、先発メンバー斉藤投手始め、平二、二、三、草野、小名浜二の6人がいわき勢で占めている。0,2,1,1,1,0,0,1,0と小刻みに加点、大江、小松に打ち勝った。天晴れ聖光!いわきの人よ。

大石邦子「沙羅双樹の木の下で」

2017-08-09 08:21:38 | エッセイ
ハイ!みんぽう8月号、沙羅の蕾が随分膨らんできた。・・・から始まるエッセイ「沙羅双樹の木の下で」を読んで。

真っ白な5弁の花がひっそりと咲き、ひっそりと散ってゆく。たった一日ほどのいのちの花である。亡母は「平家物語」が大好きで、この木を見上げながら、冒頭部分を呟いていた。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き人もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

沙羅の木の下には、アツモリソウやクマガイソウも咲き、母が語るエピソートは、源平合戦で敗れた平家一門は、逃げ遅れた若武者を捕らえた熊谷直実は、まだ自分の息子ほどの彼の首を、ためらいながら切り落とす。名をあかさぬまま凛として果てた彼の名は、平家の御曹司・平敦盛 17歳だった。戦いとはいえ、直実はその時の胸の痛みを忘れることができず、出家し法然上人の弟子となり、生涯にわたって敦盛を供養し続けたという。

敦盛の供養塔は、京都黒谷の金戒光明寺に、直実のそれと向かい合って立っている。浄土宗初のこの寺は、法然上人が開山し、直実が創建したものに始まると言われている。この寺は新選組や会津藩が駐在したところ、「八重の桜」と、私の思いは果てしなく広がっていく・・・

今日は長崎原爆の日、この日を知る人は現在3割に満たないとう。甲子園、月遅れお盆の月でもある。写真はいわき市永井のクマガイソウ。

雨台風5号は和歌山に上陸日本海へ

2017-08-08 08:48:25 | エッセイ
先月21日に南東の太平洋に、5,6号が発生、6号は消滅、5号は小笠原の南から、西の奄美大島近くに、北東へ向きを変えて、九州四国に被害を、7日午後3時半和歌山北部に上陸、5時には奈良、北上、今朝5時富山、6時には輪島に、日本海へ・・・

我が家も、昨日は早めの買い物、雨戸閉め、2メートルにも伸びたミニトマトはがっちりと支柱に括り付けて、台風被害に備えた。

今朝未明の1時からの雨、いわき市平65.5ミリ、小名浜63.5ミリを観測、大雨・洪水の警報が出て、6:40に解除された。8時から日差しが出て台風一過(甲子園開会式)、蒸し暑い。昨日の気圧、朝1012hPa、夕方1008、今朝8時1001と。

気象庁8日8時30分発表 台風第5号は、8日7時には糸魚川市の西北西約40kmにあって、北北東へ毎時25kmで進んでいます。中心気圧は986hPa、中心付近の最大風速は20m/sです。この台風は、8日18時には新潟市の西南西約30kmに達し、9日6時には酒田市の西約40kmに達するでしょう。その後、日本海沿岸を北上し、10日3時までに温帯低気圧に変わる見込みです。台風の進路にあたる地域は、強風や大雨に注意が必要です。次回の台風情報は、8日9時30分の予定です。