オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

食物語

2009-06-08 | Weblog
6/8(月) 月曜日の弁当は、前日の日曜日に決まる。
日曜日は概ね買い出しに行く。従って、月曜日の食材に苦労はしない。その分、何を選ぶか悩む。

「食物語」だったか、海外で書かれた本がある。

ある金持ちの家に、一人の料理人が現れる。その一家の料理人となり食生活・習慣を食べること一点に変えて行く。食材・調理法・食器・マナー、客へのもてなし、生活の全てが料理と食べることとなる。一家が食べることから、作ること、供することに喜びを見出す。 

お終いには、家産は傾き、皆デブとなり自分で動けなくなる。

料理人と一家の立場が、徐々に入れ替わって行く様が不気味でもある。

凄い寓話である。寓話になるだけの魅力が食にはある、と云う事か。


さて、今日の弁当。この物語のようにならぬため、なるべくシンプルを心掛ける。

胡瓜と若布・シラスの酢物。(シラスは湯引きする)
新牛蒡と人参のキンピラ。豚肉とキャベツ・玉葱のホイコウロ。アスパラとキヌザヤ炒めの卵とじ。

以上、四品。五人前を作る。何時ものように、オニギリ一個。


なるべく、シンプルを心掛けるが、時間は一時間を要した・・・。
コメント
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