オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

稲荷すし

2009-06-01 | Weblog
6月1日(月) 明け方に飼い犬が鳴いた所為か、5時頃に目覚める。

時間があるので、久しぶりに「橋本葉子」さんのCDを聴く。
オリジナル曲からスタンダードナンバーまで幅広く収められたCD。歌の上手さは、抜群だ。

そう云えば、彼女のご主人だった、東郷さんが逝去されて今月が三回忌となるか。早いものだ。

橋本葉子さんとは、きしくも生年月日が同じ。以前は、同じ町内に住まわれていた。
そんなこともあってか、長い付き合いとなる。

二十代の半ば、彼女は東急ホテルのBARのステージでピアノの弾き語りをしていた。当時、月に何度か聴きに行った。

その後、東郷さんと一緒になり、六本木でピアノ・バーを始めた。広さ、雰囲気、スタッフと三拍子揃った善い店だったが、店は乃木坂・一ッ木通りと変遷した。

乃木坂に店が在った頃、私は前にいた会社を辞めた。店を五日間貸切、お世話になった方々への御礼のパーティを催した。オーナーの東郷さんは、元気だった。

店の名は「禅」、六本木時代と同じ名前だ。246から、一ッ木通りに入って直ぐの地下にある。小さな店になった今も、雰囲気は変わらない。


只、私が店を訪れる回数は年に何度かとなった。折に触れ、電話やメールを頂き様子を伝えあうばかりだが、時どきCDを聴き、店に行ったつもりでいる。

もう直ぐ三回忌、そろそろ顔を出さないと彼岸の東郷さんに叱られるか・・・。


そんなことを思いつつ、弁当の準備に入る。


今日の弁当は、稲荷すし。

出来合いの、稲荷すし用に味付けされた稲荷を昨日買ってある。
ご飯に生姜と紫蘇の葉、胡麻を入れただけのシンプルな作り、お酢は、故郷の「てまいら酢」。

10個の稲荷すしを作る。

お菜は、豚バラ肉とピーマン・キャベツの味噌炒め。これと、大根と厚揚げの煮物。


五人前を作る。腹を空かしているだろうK君のために追加でオニギリ一個。


土曜日、料理の本を三冊も買った。
家人からは、家にあるじゃないと云われながらも、写真の美しさと「フライパンで作るとか、母の味とか」に惹かれ買ってしまった。

今日の豚バラ味噌炒めは、その本の一品を参考にしたもの。
コメント
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