オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ブリ照り焼きなど

2012-11-06 | Weblog

11/6(火) 昨夜の帰宅時は小ぬか雨だったが、今朝は本降りの雨となった。それにしても深夜に目覚めて眠れず、ぼ~っとしているぜ・・・何時もながらだが。二時過ぎ、夢でも見ていたのかそれとも酒精が抜けた所為か?まったく眠れない。一昨晩は二人ほど人が死ぬ夢だった、昨晩の夢は忘れてしまった。

そんな訳で一時間ほど本を読んで過ごしたが、疲れ目になった。弁当の下準備でもして時を過ごすこととした。叶わぬ時の弁当頼みである。

おジャコが冷蔵庫の中で遊んでいたので、先ずはこれを「佃煮」にする。日本酒・みりん・醤油に生姜の薄切りを入れる。煮上がった辺りで唐辛子とオリゴ糖・蜂蜜を加えた。一時間香以上そんなことをして甘露煮風の佃煮が仕上がった。早速、今日の弁当から使う。           

                        

次いで、昨夜弁当用に渋谷で贖った「ブリ」の切り身を照り焼き用に漬け込む。日本酒と醤油、刻み生姜に漬けて、裏表と一時間。後は、小麦粉の衣を薄く付けてオリーブオイルで蒸し焼きにする。ニンニクの小片をフライパンに散らして魚の匂いを消す、焼き目が付いたところで裏返し・・・。仕上げに醤油をひと廻しして出来上がり。

                         

もう一品は、日曜日のバーベキューの残り肉「カルビ」を焼いた。付け合わせの野菜は、シメジ・パプリカ・ピーマン・シイタケだが、それぞれの量は少ない。これをオリーブオイルで塩胡椒炒めにする。キャベツも少々刻む。

                          

以上が今日の弁当である。弁当の合間に「野菜ジュース」をミキシングする。材料は、小松菜と柿が半個に水がコップ一杯、これが朝食となる。

弁当に詰める段になって、長女の弁当箱が無いのに気づいた。致し方なし、小生の取って置きの「曲げわっぱ弁当箱」を貸すこととした。

                      

 

昨夜は、渡邉一雄さんとご一緒した。氏から、ロシア料理に誘われていたのだ。渋谷駅南口前の東急プラザ九階に件の店はあった。HIROさんと、一階で待ち合わせて同行した。が、その前に地下の魚屋で弁当用の食材を見繕ってきた。それが今日のメインメニューとなった「ブリの切り身」である。氷もしっかり入れて弁当袋に仕舞ってロシア料理となった。

 

  「ロシア料理 ロゴスキーにて」

渡邉さんは既に店内で待っていた。確か、店の入り口で待ち合わせとなっていたはずだが・・・。テーブルの上には、すでに飲み物が小さなグラスに入っていた。「何にを飲みますか?」と、メニューを広げながら、「これは、ウオッカでもチョット違うやつですが」とズブロッカ名を挙げた。我々も同じものをオーダした。

                         

私の記憶では、ズブロッカはポーランドのウオッカで瓶の中に何やら(バイソングラスだった)という草が一本入っており、独特の香りがする。冷凍庫で凍らしたままで飲んだが・・・。ふた昔も前になるが、これを結構飲んでいた時期があった。久しぶりに口にする。

ロシア料理も随分と久しぶりであった。渡邉さんは、フイランスロピーの黎明期、国内おけるその分野のオーソリティーとして名を馳せた。今も福祉の分野を中心に講演活動などで八面六臂の活躍。趣味の方も、囲碁から落語・カラオケと多彩である。私は黎明期だった頃のフィランスロピーに仕事として携わり、、教えを乞うた一人である。以来、ご厚誼を頂いている。テーブルの上は、当時の話題で満載となった。

その渡邉さんからのお誘い、喜んで参じたが・・・飯を喰うと飲めないという体質。盛り沢山に料理が出た・・・参ったぜよ。それでも、しっかりと食した。飲む方がすっかりおろそかになり、ズブロッカ二杯・ハイボール三杯で打ち止めた。

                          

                             〆のデザート

ロシア料理と渡邉さんの結びつきだが、何時だかロシアを訪れたとのこと。旅をする、この程度のことは誰にもあることだが、講演活動の多い渡邉さんは、旅を契機に知ったロシアの今と未来をテーマに話をするとのこと。それがロシア料理を贔屓にしている所以のようだった。

それにしても、森羅万象を透徹した目で解きほぐす、その眼力と弁舌、時宜を捉えた発信力には敬服する。この方の話は、面白く含蓄に富んでいる、飽きさせない。今年、喜寿を迎えるとのことだが、ふた昔前にお会いした頃と変わらぬ元気&パワーに溢れている。齢を重ねただけ、身近に感じるのかシニアから大人気のようだ。是非一度、話を聴いた方がいいと、お奨めの方です。

                   

                店内奥から入り口を見る        窓越しにJR駅方面を臨む

この夜、お蔭さまで満腹となり、次の店に出撃する気も起きず、早々と帰宅したのであった。

 

コメント (1)
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