オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

真庭市勝山にて

2016-04-02 | Weblog

4/2(土) 夕方の6時過ぎ、岡山空港から羽田空港に帰着。着陸前の機窓から、雲海の彼方遥かに沈みゆく陽が、最後の輝きを見せていた。月曜日から沖縄に出掛けるため、持ち帰った資料の整理をしようと会社に戻った。勿論誰も居ない。

                           

昨日の11時、岡山空港に着くと雨が降っていた。これは予定外の雨、前日の天気予報では曇りとなっていたのだ。取材先の真庭市勝山のMATUMO氏に連絡をすると、向こうも小雨とのこと。今日はインタビューだけにし、撮影は翌日にする旨を伝えた。撮影は、人力車を引く車夫の姿がメインとなるのだ。雨の中で人力車を引いてもらう分けにはいかない・・・・。

一時間半ほどの行程をレンタカーで向かった。勝山に着くと、雨は小降りになっていた。旧電話局だったと云う歴史資料館で、氏が待っていてくれた。挨拶もそこそこに、歴史保存地区だという「のれんのある町並み」を案内してもらい、観光者の休憩所だという仕舞屋で早速話を窺った。

氏は53歳で退職し、56歳の時に町おこしの一環になればと云うことで「人力車」を始めた方だ。今回の取材は、そのいきさつや車夫をする暮らしなど、併せて歴史保存地区であるこの町を紹介するためであった。               

                          

                           今朝撮った車夫姿

一週間前の週間天気予報では、この日は雨マークが付いていた。そんな心配があったので、翌日の土曜日の午前を予備日として撮影をする旨を伝えてあった。東京を発つ前は、取り越し苦労かと思ったのだが結果オーライとなった。二時間近く話を聞き、町並みを歩くころになると雨があがった。

翌日の朝に出直すことにし、この地で有名だと云う「醍醐桜」とやらを撮ろうとなった。醍醐桜は、彼の後醍醐天皇が隠岐に流される途中、名高いこのヒカンザクラを見に立ち寄ったとの伝承から、この名が付けられたそうだ。

                           

勝山の町から車で二十分ほど走った山中に、この桜は在った。未だ二・三分咲きと云う処か。夕暮れが迫りくる岡に枝を広げていた。見ごろになると、この山道は大混雑し、交通規制がされるとのことである。

                              

確かにすばらしい桜だ。近寄ってつぶさに見ると、小さなちいさな花弁が鈴なりになって、薄く淡い桃の色をしている。幹回りは9m以上で、樹高は18mほどとのことだ。朝ぼらの中で満開になった姿を想像した・・・・。

そして今朝、「のれんのある町」で、車夫姿のMATUMOTOさんの勇姿を撮り、町の何か所かのスポットも取材した。その一つ「神庭の滝」とやらにも立ち寄った。百十数メートルの落差があるそうで、この辺りの観光名所となっているとか。然し、滝を見るに300円の見物料を徴されたのには釈然としなかった。

                              

                               

桜が出たので、木曜日の夜にスタッフのAOKI君と仕事帰りに立ち寄った「目黒川」の夜桜も載せておこう。ここの桜は、東京でも有数の桜の名所となった。

                               

 

もう十時となる帰らなければ、明日はお昼に立会川で花見会。昼酒だ・・・・。

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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