オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

雨の月曜日・・

2020-11-02 | 弁当

11月2日(月)晩秋となり庭の落ち葉を拾う日々が本格化している。風がそよぐたびに枯葉が舞い落ちる、それをまた拾いのいたちごっこだ。晴れた日のことであるが、今日は明け方前から雨が・・・。

昨日の日曜日、晴れ時々曇りの天気だった。落ち葉を拾い、昼前から庭先のパラソルの下で渋柿の皮を剥いて干し柿作り。叔父の家の小さな渋柿を週末に籠一杯採り、未だ剥いていない柿が50~60個。これの始末を始めたのだ。

目の前に亡父の句碑「小春日や七十余年の竹刀胼胝」が立っている。句碑開きの折に進行役をしていた私はこの句を「縁側で柿を剥いていたオヤジが、自分の手のひらの竹刀たこを眺めて、剣道を始めてからの長い年月をしみじみと振り返ったのであろう」と解説めいたことを喋ったことを思い出す。

                  

この日から一月余であっけなく父は他界した。今月の十八日が命日、あれから早や八年となる。

それにしても枯葉がカサカサと舞い落ちる。柿剥きの手を休めては拾うが果てしない・・・。

この日は三時からお酒と食のイベントがあり申し込んであった。家から200mほどの処にある地場産品と軽食を扱う「味工房 じねん」で、町内の酒造所「南」の酒とイタリアン?らしき料理を楽しむイベントとのことである。

柿の処理と干した布団の始末などで遅れての参加となったが、狭い店内の席は満席、とは言いながらも十数名であるが。主催者のご主人が会計の手伝いをしており、その席に着いた。

なんとそのご主人が「従兄弟どうしですよ」と云うではないか、訊くと父方の祖父の弟が、彼のお爺さんとのこと。母親の名を訊いて合点がいった。法事や葬儀で92歳になると云うお母さんとは何度も顔を合わせていた。奇遇であった。

南酒造の若いご主人が酒の説明をしながら注いで回っていた。大吟醸、純米酒、吟醸酒。原酒など数種の酒を堪能した。些か堪能しすぎたきらいがある。原酒は流石に美味い!フル―テイーで喉越しが軽いながらも旨味がある。

町議会の議長をしているkenji君が来たので席に呼んで余計なことを云う。「こう云うイベントを町としても応援して定期開催したら。町おこしになるぜ」と。

               

イベントは一時間近くも延長、最後にkenji君が我が家の寄って焼酎を飲んだ挙句、奈半利町のスナックに付き合う羽目になった。すっかり酔ってしまった。

深夜の二時半に目覚め、六時まで眠れずに夢現だった。滅茶高い酒がテーブルに在り、誰が持ってきたんだ?ウイスキーかと思ったら白ワインで貴腐ワインのような色をしていた。冷蔵庫に仕舞ったが・・・。

USUI老は完全な二日酔いで、気持ちが悪いからと十時半からの歯科予約をキャンセルした。仕舞ったはずのワインのことを思い出して冷蔵庫を見たが無い!。なのことはない、夢の中の出来事であった。と、云うお粗末。

10月31日のブルームーンは綺麗だった。時折薄雲がかかったが、その雲間に見える月もまた良かった。

                

 

 

 

 

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