11/6(金)今日は朝から雲の広がる一日ながら、一時であるが薄日がさした。夜明け前の四時過ぎに目覚め。本を開き、TVのニュース番組を見て夜明けに。
予定のない一日であり、ノンビリと朝食の後にタマネギの苗を買いに出た。従兄の畑にスペースが開いていると云うので50本を買っての帰り、大心劇場で映画を見ることにした。明日が上映最終日となる「ロッキー 最後の戦い」。上映まで少し時間があったので隣接の豆でんきゅうでコーヒーを飲んでから観た。
映画は荒唐無稽とも思える戦いがクライマックスに繰り広げられて、お決まりのヒーローが悪漢を殲滅して生き残ると云う展開。映画が終わり帰宅してから直ぐにタマネギの苗を植えつけた。深夜から雨の予報なので最適である。
野菜と云えば少しばかり植えてある蕪と大根、白菜にキャベツの苗が元気に成長している。植え付けが遅くなり、よその畑と比べると随分と小さいが。播いたホウレン草の芽が一向に出てこないのが気掛かり。
そんな日々は物足りないが、致し方なし。せめて野菜の成長や本格化してきた干し柿作りに逃げ込むかしない。干し柿の方は小さな柿ばかりだが200個以上を干した。これからお取り寄せで大きな柿を入手して本番となる。
仕掛けているモクズカニの籠には三日に一匹しか入らないが、それでも全くの不漁になるまでつづけるつもりだ。昨日も一匹だけ入っていたので、夕餉にカニ味噌汁していただいた。バケツに入れたこのカニが、生意気にも爪を立てて威嚇したのである。
小さな身をほぐして口にれると、カニ特有の旨味が広がった。USUI老も美味いねぇと、しゃぶりついていた。自然の命を頂く、ありがとうと頂くのみである。
夕餉も済み、食器も洗い終えて風呂に入って部屋に戻る。かくも穏やかに、今日も幕を下ろすのであろう。
今月11日には帰郷して一年となる。年末もこの山里で過ごし、新年を迎えることになるだろう。帰京は来年のゴールデンウイーク明けとなるだろう。不測の事態が生じない限り。