3/11(火) 昨日の午後、遅いランチを摂りながらYOSHIOから言われた「確定申告は済ませました?」と。いけねえ、すっかり忘れていた!。そもそも、日曜日に書類を揃えて月曜日には税務署へと、金曜日あたりには考えていたが、そんなこともすっかり失念していた。慌てて手帳に確定申告と記した。
YOSHIOの方は、早々と二月に確定申告を済ませて還付金を待っている様子。こっちはいきやぁ、不足だかで払うことになるのは必定。そうそう急いで行く気にはならぬのだが・・・。かといって国民の市民の務めは果たさねばならぬのだ。と、云う訳で今朝、目黒税務署に赴いた。
申告期限まで余すところ一週間、少しは並んでいるだろうと覚悟していたが・・・・。参ったね、長蛇の列が出来ていた。結局一時間ほど並んで順番が来た。パソコンの前に立っと、後は時間を要しない。手元の証拠書類を見ながら数字を入れるだけだ。
出来上がった結果を見ると、なんと!還付金が戻る!。金額は大したことはないが、出ると入るじゃ大違いだ。『へ~、戻って来るんだ?珍しいことも有るもんだね』と、サポートについた税務署の姐さんに呟いた。「よかったですね。それじゃ、検算をしますね」と、その姐さんならぬ、年増のお嬢さんが数字のチェックをしてくれた。
暫く進めたところで「あれ、この介護保険料のところが入力違いですね」と、きたもんだ。私のミスで、支払税額に入れていたのだ。結局、何時ものように不足額が十万円近くになった。嗚呼・・・・であった。
―老の誕生祝い―
昨晩、USUI老の四日遅れの誕生祝いを、老と二人でささやかに行った。先週の3月6日が老の七十四歳の誕生日であった。一年前から老の勤務は、週一回・月曜日だけのグランドシニア勤務となっている。そんなことで、出勤日の昨夜に一献となった。
昼間、老と定例の茶話会の折のこと。「偶々娘が誕生日にやってきたので、俺の誕生祝かと訊いたら“えっそうなの?知らなかった。でも命日だけは覚えとくから”なんて言いやがった」と、哀しくも一番現実的な話が出た。
『じゃあ今夜、隣(蕎麦店・高松のことだ)で一杯やりますか。遅まきながらの誕生祝と云うことで』となった。
年度末の三月、スタッフは忙しいのだ。暇なのはオヤジと老ぐらいなのだ。六時過ぎ、頃合いかと席を後にしたが、今夜も隣は満席だった。二人だけで何時までも席を占拠も気が引ける、早めに河岸を変えようぜと言いながらも、焼酎の金魚割りを飲った。誕生祝だ、今夜は珍しく鴨鍋やアスパラ&ベーコン炒めなどを注文した。何時になく豪勢である(私的には)。
悠然と鴨鍋をつつく、U老
女将のMASAKOさんが「えっ、今日だったの。爺の誕生日は一月かと思ってた」と、天然ぶりを発揮しながらも、旨そうなマグロの刺身を差し入れてくれた。処が、老は「最近、魚が好きじゃないんだ」とか、我儘なことを言う。『折角の心つくし、喰わなきゃ』と、老人をいたぶった。
スピードアップで飲み喰いし、次の店「ちょっぷく」でも、軽く二三杯で切り上げたのであった。今思えば、もう少しゆっくりと誕生祝をすべきだったか、と反省。