*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

卯月 足踏み

2023-04-05 14:20:18 | 衣・職
各地、桜の便りは例年より早い。
大阪も3月中に満開を迎えていた。
私の開花状況は「つぼみ膨らむ」程度だろうか。
桜の開花宣言は5輪程度が開いたと見られる日だ。
こちらはというと、5とはいかないが同時進行がある。
それがまた厄介でもある。

以前職場を共にした人からの紹介で出向いた先。
パターン会社のベテランパタンナーさんと会った。
仕事はいくらでもあるし、希望の雇用形態でOK
なんともありがたい話だった。
当然正社員を希望する。
ブランクは私に不利だ。
早々に再度連絡を取り、責任者を交えての面接にこぎつけた。
しかし、そこで聞いた話は少し違った。
やはり年齢が妨げとなる。仕事もかつてほどの量はない。
とりあえず外注契約だけしておきましょうか、と持ち掛けられた。
妥当ではあるが、そんなつもりはなかった、正直。
ちょうど骨折が判明した直後でもあり契約は先延ばしとした。
あくまで先延ばし、お断りはしていない。

前後してエージェント登録。
1社紹介できるところがあると連絡があった。
契約社員ながら条件は悪くない。
詳細求人票をもらったその日のうちにエントリーを申し出た。
書類選考が始まったことになる。
次の段階へは少々時間がかかることが予想できるらしい。
待つ!
私の待機期限は2週間だと思っているが、10日が過ぎた。
どうしたものだろう。

そんな待機中、また新たな話が舞い込んできた。
倒産した会社の部署違いのトップの人からだった。
ある地方工場が大阪営業所を構えるという情報で、
元同僚が数人スカウトされて業務に当たるという。
パタンナーも必要なのだが、
第一候補としてスカウトした人材が乗り気でない。
当面の急を要する業務は引き受けるが、
新しく採用された人への引継ぎで終了したいという希望だ。
その後は別形態の企業を選んで就職したいのだと。
ならばと、知らぬ仲ではない私に白羽の矢が立った。
直近の私の担当業務からは乖離のある内容だ。
しかし、経験はゼロではない。
さらに、面子は旧知。
こちらもお断りはしていない。
むしろ良い感触を漂わせておいた。
正直にエージェントからエントリーしている企業があると伝え、
保留している。

4月になった。
2月3月のハローワークお気に入り求人は、
求人票の掲載期限が3月末ですべて切れた。
片っ端から応募してもよかったかもしれない。
しかし、それほどの決定打のある求人ではなかったのだ。
贅沢かもしれないが。

譲りたくない条件はいくつかあるが、
就職した時にはそれが満たされていなくても頑張れる気もする。


エージェントとのやりとり

2023-03-24 14:28:40 | 衣・職
ネットで求職活動をしていると、
意図せず求人広告のバナーが表示される。
おいしそうな餌に引っかかってつい開いてしまう。
数ある転職エージェントの取りまとめサイトというのもあって、
そこで気になる求人の詳細を知りたければ掲載元へ誘導される。
そうして、一社のエージェントに登録したわけだ。
最初は、今紹介できる企業はありません。
にべもないメールが届いたが
その後、数件の求人を選択して一括エントリーボタンを押した。
そこから動き出し、
紹介できる求人があるかもしれない、
ついては、正式なエントリーフォームに入力送信を請うというメールが来た。
そうか、私はまだ正式登録してはいなかったのか。
取り掛かり始めたが、なんとも面倒な作業だった。
次は電話がかかってくるという。
本来は実面談で行う内容確認なのだが、
コロナ以来、電話やリモートに変わってきたのだそうだ。
出向かなくてよいならありがたい。

そこそこ長い電話になったが、
最後に、紹介できるところが1社あります、と来た。
私が、目をつけていた1社だった。
求人票をもらって目を通し、早々に応募を決めた。

ここから先はエージェントの仕事になる。
私の情報を先方に送り、書類選考となる。
選考に通れば面接に呼ばれるのだが、時間がかかるらしい。
とりあえず待とう。

そして、また同じ手順を踏んで別のエージェントにも登録した。
同じようにメールが来た。
今紹介できる求人はありません。

歴史

2023-03-23 19:35:58 | 衣・職
洋裁学校の卒業直前、私が初めて就職先を探した年、
ちょうど転職雑誌が創刊されたと記憶している。
学校の経営母体であった縫製工場に残るのではなく、
外部に就職したいと希望を出した時、先生がその雑誌を手にしていた。
今はこんなのがあるのね、と言って、
一件の募集記事を示した。
よく考えもせず応募した。
採用された。

転職ということ自体かつては稀なことだった。
やむを得ず退職した時は職業安定所に通い職を探すしかなかった。
定年ではなく自ら退職し新たな仕事を探すということが、
その頃から広がりつつあったのだと思う。

私も何度か転職を重ねていて、
その度に転職雑誌を買い求めたものだ。

しかし、今はまた新たなフェーズにある。
転職サイトで自分が仕事を探すのではなく、
エージェントに登録し、担当者が募集中企業を紹介する。
スカウトというルートもあるらしい。

職安がハローワークと名を変えて久しいが、
こちらもずいぶん昔とは様子が変わってきた。
そんな条件の仕事があるかよ!的な態度だった職員が、
今ではなんとフレンドリーなことか。
そして、求職もシステマチックになった。
パソコン、スマホでいつでもどこでも!

私はハローワークももちろん活用している。
なにしろ、募集要項がわかりやすいのだ。
何から何まで求人票に記載されている。
対して、エージェントは?
登録すれば向こうから紹介もしてくれるが、
そうでなければ、社名や所在地さえわからない。
どちらが良いのかは一長一短。
登録手順が少々面倒なところだが、
齢60でエージェント・デビューした。

さて、ここからどう動き出すのか。

辞退と不採用そしてねん挫

2023-03-13 19:06:49 | 衣・職
先週本町に出向いた時に見つけていた馬を買いに行こう!
外出の目的の一つはそれだった。

しかし、その前に向かったのは通い慣れたハローワーク。
先週面接を受けた企業への応募を一旦取り下げようと思ったのだ。
理由を色々考えていたが無用だった。
窓口で調べてもたったら、面接翌日に不採用の通知が来ていた。
ハローワークの個人ページでそれが確認できるようになっていたが、
どうもわかりにくい。
今後は注意しておこう。

そして、本町へ。
自宅から梅田周辺へ出る電車は3月中の定期があるので気兼ねはいらないが、
梅田から先はピタパを使う。
本町くらいなら歩けるだろう。
少し寒かったが距離には問題ない。
途中、中之島図書館がどんなところか見てみたいと思って寄り道した。
大阪市庁舎に向かって横断歩道を渡っていた時だった。
あと2,3歩で渡りきると思った時、アスファルトの継ぎ目に引っかかった。
足首が横直角に曲がる。要するにねん挫!
ああ何年振りだろう?
しばらく安全な場所で立ち止まる。
卒業式に向かう袴姿のお嬢さんたちが幾人も通り過ぎる。
強い風にヘアセットを気にする彼女たち。

少々痛みはあるが歩行に問題はない。
中之島図書館のエントランスで写真を撮って出てきた。
そして、予定通り本町船場センターを目指す。
予告通り”勉強して”もらって購入完了。
元々帰りは電車の予定だった。
荷物が増えているし、予定外のねん挫もしたし。
しかし、なんとなく歩き始めてとうとう梅田まで歩いてしまった。

家に着く前に10000歩!

午後から娘の用事でまた外出。
新記録の20000歩/1日となった。

 

馬を買いに

2023-03-10 23:50:58 | 衣・職
3日続けて外出することになった。
本町に出かけることになったので、帰りに探したい物があった。
少し前からやっぱりいるなと思っていた。



馬が欲しい。

洋裁のアイロン作業をする時に使う足付きの細いアイロン台のことだ。
本町には船場センターがある。
ここなら道具は難なく見つかると思っていた。なんなら、数点比較もできるだろうと。
しかし、1号館から10号館、1階・地下1階、くまなく歩いて、
実物の陳列を確認したのは1店舗のみ。
聞けば、もう販売をしている店は少ないという。
理由は品物がないのだ。
製造会社が国内に1件しかなく、注文しても量は揃わないらしい。
当然値段も上がっていく。

他で馬を探していると聞いていた人にも知らせた。
値段は破格と言われた。
買って帰ろうと思ったが、ここは問屋、現金商売。
現金の持ち合わせがなかったので、近くにあった銀行のATMに向かった。
さあ、と帰ってくると、シャッターが閉まっていた。
ここは船場センター、通路は通れても店舗は夕方5時に閉まる。
すっかり忘れていた。
近いうちに必ず来よう。
勉強するよ、と言ったのをおっちゃんが忘れないうちに。

さて、本町に出た理由は、
付き合いのある会社を紹介してくれるという人に呼ばれたからだ。
怪しい仕事ではない。パターン会社らしい。

これを面接というのかもしれないが、
カフェでライトな情報交換と言われていた。
そうは言っても、こちらの準備は必要だ。
履歴書と志望動機などを省いた職務経歴書は持参した。
どちらも手書きではない。しかし、写真は貼った。

パタンナーだという人はただひたすらしゃべり続ける女性だった。
私の職歴を見て、知っている会社がある、
自分が外注として仕事を受けていたと言い出した。
距離が縮まった。
私がどんな仕事をしてきたのかわかってくれただろう。

流れで、社内を案内してくれた。
とにかく人手が足りない。
どんな働き方がよいか希望に合わせるとまで言われた。
私の希望は、少なくとも後5年、安定した収入を得ることだ。
形にはとらわれていない。
社内で仕事をしている人達は、
突然現れた見たことのないババアを警戒しているようだった。

さて、
しかし、

できるだけ早く仕事を得たい。
時間が空けば空くほど失うものは多い。忘れてしまわないうちに。
どう動くべきなのか。


ハロワ セミナー 国民健康保険

2023-03-09 21:24:19 | 衣・職
会社が倒産して1か月足らず、
あれこれ必要な手続きをこなしてきた。
それもこれも失業給付金をもらうため。
最終月の給料をもらっていないのだからせめて!の思い。
しかし、時間がかかる。
自己都合ではないから待機期間はないけれど、
失業を確認する1週間、さらに認定日までは数週間要する。
その間に位置する説明会が今日だった。
セミナールームという広い部屋に集められ、
モニターを見ながら聞く話はすでに配布されている冊子の内容。
私の場合は2種類の説明を午前午後に分けての予定だった。
誰でもそうなのかというとそうではなく、
昼休憩に声をかけてくれた元同じ会社の人は半分は前日に受けたそうだ。

その人の様子を聞くと、まだ何も動いてはいないようだ。
私はかなり前のめりに職探しをしている。
しかし、彼は30代、選択の範囲が違う。
十分なキャリアがあるから受ければどこでも問題ないだろう。
インターネットサービスのマイページ登録だけはしておいたら?
そんなアドバイスをしておいた。

失業給付受給者票をもらったので、
先に申請だけしておいた健康保険証を受け取りに行った。
退職理由の区分番号によって保険料が減免になるのだ。
私の場合は本来の計算から3分の1くらいになるようだ。

面接ダッシュ

2023-03-08 23:09:45 | 衣・職
ハローワーク説明会もまだの内にフライングで紹介してもらったメーカーへ、
初面接に行ってきた。
午前10時の約束。
時間は余裕…と思って本を開いたりしていたら、あー
仕度が出来て家を出たのは予定時間より20分遅れ。
私って、こういうところある、子供の頃から。
こんな時に限ってエレベーターが来ない。
おじいさんが間違ってボタンをいくつも押していて止まる。
マンション出たらとにかく小走り、改札通ってホームへ。
大丈夫!行けるはず。
乗り換えも走って、最寄り駅でも走って地上に出た。
昨日、道順を下見に来てよかった。
と、思ったのにそれでも間違えるって、最強の方向音痴だ。
10時7分前に到着。

面接は人事の人からと思っていたが、チーフパタンナーの女性だった。
意外だったが、この人で良かったのだろう。
私にとっても、この会社にとっても。

結果的に言うと、私はこの会社が求める人材ではなかったようだ。
長いは長いがそれだけ、私のキャリアにないものが必要だった。
重衣料はほぼ経験なし。資材発注、生産管理も同じ。
本来なら実技テストが用意されていた。
ジャケットのパターンを引いて、トワル組み立て。
それを拒否した以上採用はない!と思う。

どういうわけか、会社の内情を話してくれた。
人事の人でないからこういうこともあるのだろう。
社長が数年前に交代したという。
身内に当たり、特に業界につながる勉強をした人でもないらしい。
ただ、その家庭に育ったからわかるだろうという就任。
サポート的役職にもまた身内。
二人のよくわからない人がトップに立って采配を下す。
そんな訳でパタンナーが重要な役割になるらしい。

良い話も聞けた。
長く務めたパタンナーの人が辞めるに当たっての補充募集なのだが、
その人はなんと75歳なのだという。
どんな職種であっても70歳を過ぎて現役でいるというのは稀だ。
ましてパタンナー、聞いたこともない。
この会社なら、うまくすれば目標の65歳以上になっても働けたかもしれない。
ないと思うが。
そんな実例もあるのだと知ることができたのは収穫だった。

ハローワークの「生涯現役窓口」をくぐってきた私にとって。

応募書類

2023-03-04 20:50:01 | 衣・職
本格的な就活が始まったと言ってよいかな?
ハローワークでマイページ登録をしたので、
インターネットサービスで求人情報を検索できるようになった。
自宅でいくつかいけそうなところをピックアップ。
条件は「年齢不問」のパタンナー、これ一択!

私はまだエントリーの仕方とか最初の説明を聞いていないのだけれど、
それでも窓口で求人票の確認などさせてもらえた。
条件を比べて一か所紹介してもらった。

さて、次の段階は応募書類の準備。
ある程度の下書きはしてみた。
しかし、私の時代は履歴書のみで職務経歴書というものを知らない。
資料を参考に作ってみた。娘のものも見せてもらった。
窓口で添削してもらい、持ち帰って書き直した。
こちらはワードで入力。
しかし、問題は逆に履歴書だった。手書きなのだ。
お世辞にもきれいな字ではない、齢の割に、印象の割に。
A3用紙が果てしなく大きかった。
4分の3くらい進んで調子に乗ってきたな、と思ったところで、
しょうもない文字の書き間違い…あー
書き直しか…
結局、すべての書類を完成させるのにほぼ1日かかった。

郵便局は本局に行かねば。
電車に乗って出しに行った。

しかし、この応募先はあまり期待していない。
先に応募済の人にほぼ決定しかけているらしいという情報は聞いている。
面接に呼んでもらえないかもしれない。

とりあえず、第1回目練習。

求人はないわけではない。
なんなら、30年前よりましかもしれない。

労基

2023-03-01 19:55:08 | 衣・職
会社が倒産てことになって早2週間、
毎日少しずつやることがあって時間が過ぎていく。
でも何も形に残っていない。
いや、残っているか?書類の束が。
みんなそうらしい。

なんとなく冴えないおっさん、おばはんが集まったのが、
労働基準監督署前。
ほぼ全元社員集まったかもしれない。
普通なら、OB集合で「久しぶり~元気?」
などと声を掛け合うのだろうけれど、たいして声も弾まず…

それもそのはず、
集合した目的は、未払い賃金及び退職金の立替申請!
そうは言っても、簡単なことではない。
会社の実態調査が先らしく、やはり数か月はかかる仕事らしい。

もう、ここに来て、会社への不信感MAX
今度会う時は、少しは明るい顔になっていたい。
終わった会社のLINEグループができた皮肉。

還暦・山

2023-02-22 17:03:50 | 衣・職
何でこんなことになったんだろう?
一週間たったけどまだウソと思いたい。

うすうすはわかっていたけれど、なんとかなりました。
新たな気持ちで頑張りましょう!という言葉が聞きたかった。

なってしまったことは後戻りできない。
そして、私の年齢も減らすことはできない。

60歳のシュウカツといえば、
終活でしょう? まさか、
就活することになるなんて!

定年を過ぎ、再雇用であと5年がんばれば残りの人生乗り切れる。
そんなことを考えていたのに。
特に力を入れずとも慣性にまかせて穏やかに…とはいかなかった。

去年から日記を書き始めた。
十年日記、それは私の60代を記録。
ライフイベントのほぼ終わった平坦な日常を綴るはずだった。
こんなにアップダウンがあるなんて。

さて、履歴書を書かねば。
そして、人生初、職務経歴書にも挑戦しなければ。

60歳、まだ若いのかもしれない。