オバァと生協

今日のどんより加減と比べて、昨日の青空は宝物でした。
少し歩くと汗ばむくらい。
そんな日にどこへ行ったのかというと、ただの実家。
ヘルパーな私の日だったのです。

行く前に、いつも、買い物の用事を訊いて行くのですが、
そのときに、
「生協に入ろうと思う」と、母。
だから、３年前から言ってたじゃないの。
私だって、休みの日には様子見に行くけど、必要最低限のものはそろえておけるのだから。
母に勧める為に生協の事を調べていました。
で、
実家に通う為に、休みの日に自分の家の買い物が出来ないことに気付き、
私が先に入ってしまったのです。

初めての生協注文。
通販経験さえほとんど無い母にとっては、夢のような誘惑のチラシの束です。
私が見る前に母が事前にチェックしていたのは、お菓子ばかり。
前途多難。
私が勧めるものも含めてだけど、金額チェックしてみると、
驚きの５０００円也。
週いちの買い物で、２０００円越えることもほとんど無いのに。
注文日までに考え直すそうです。

ところで、
母が入会したのは、高齢者向けの会らしいのですが、
私が見たところ、
ターゲットは、一人暮らしの老人ではないようなのです。
私が入っている、一般向けのものには、
たとえば、一切れづつパックになった煮魚などがあり、とても便利なのですが、
母のチラシには、
魚が二切れづつパックになっているものが多かったように思いました。
それに、調理済みで、温めるだけというものは、ほとんどありません。
老人は、自分で料理しなさいということなのでしょうか。
口に合わないできあいより、自分で料理する方が言いという人もいるでしょうが、
なにしろ、一人なのだから。
煮るも焼くも、一切れは面倒でしょう。

生協さん、実情からずれてませんか？