棒に振る

ゴールデンウィークを間近に控え、
大した計画のない我が家でもいくつかの外出予定はありました。
その内、夫の予定が白紙になりそうです。
いや、なります。
延ばせるものなら夏以降の実現は可能でしょうが、
イベントの会期を考えるとそれも無理でしょう。

夫が骨折しました。
バイクで走行中、何か障害物に乗り上げたようだと。
自分では意識はなかったものの証言する人があったそうです。
幸いと言いましょうか、
自分でこけて、自分のバイクの下敷きになったので、
損傷は自分自身と自分のバイクのみです。
けがで済んでよかったという人もありました。
バイクですから、むき出しですから、
最悪の結果も否定できません。
実際、夫の脳裏には『終わったな』と浮かんだそうです。

私は仕事中でした。
「近所に外科あったかな？」夫からの電話がありました。
大きなけがをしているとは思えない話振りでしたが、
事故で、骨折かもしれないと聞いて、
わかる範囲の情報を伝えた上でやはり様子を見に帰ることにしました。
夫も自力で帰宅していました。しかし、よく帰れたものです。
さらに驚きは、その後自転車で病院に行ったこと。
ここまでできるんなら大したことないのかなと思ったのですが、
甘かった…レントゲン…かかと付近の骨折！
全治３か月！

娘が行きたがっていたアートイベントに家族で行こうと、
自分が会員になっている歴史博物館の特別展を見たいと、
そして、ずっと封切りを待っていた映画もあったよね。
すべてを見送ることになります。
それどころか、外出そのものも不可能です。

しょうがないね。
事故に遭ってなかったら、
家に帰る途中で借りに行こうと思ってたDVD借りて来てあげようか？