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2012イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

2012-09-08 22:00:20 | 学・楽・感
2012イタリア・ボローニャ国際絵本原画展


これはもう、我が家の年中行事です。
今年も行ってきました。

ボローニャ国際絵本原画展

二十歳を過ぎた娘ですが、これなら私たちについてきます。
この美術館と娘の大学は最寄駅の一つが同じ。
午前中、資格取得講座で大学に行ってた娘と待ち合わせしました。

美術館までの道のりで、制服を着た団体と何度もすれ違いました。
校外学習にこの美術展が指定されていたようです。
それもあって、いつもより観覧者が多かったように思います。
そうなれば、私たちが館内にとどまる時間も長くなるはずでしたが…

ここ数年で最速の終了!
それも3人とも。

私たちの好みはやはり似通っているようです。
あまり印象に残る作品はないという感想でした。
国による感覚のずれもあるとは思います。
しかし、やはり絵本としては表現が難しかったな。
いいな、と思った作品は常連さんの手によるものでした。

今までと違った試みもされていました。
原画そのものとは別に、その下絵なるものも数点展示されていました。
娘の分析ですが、
作品数、つまりは入選作品が少なかったのではないかと。
今回、国別出品数の躍進はイランと韓国かと思います。
サッカー・ワールドカップなら同じ地域の国ですが、
イランはもちろんのこと、韓国人作家の作品も難解でした。

家族3人が注目した作品もありました。
「私たちだから」そうだったのだと思います。
それは、線画で構図や表現などに見覚えが…
娘が何気なく描く絵にどこか似ていて親近感を持ちました。
この作家さんの個展もあるようで、ぜひ観に行ってみたいものです。

展示作品については私たち的には残念な結果でしたが、
収穫はありました。
何年か前に作品を見て欲しいと思った絵本がありました。
ところが、高額だったの今度にしようと思っていたら、
それ以来販売されることがなくなってしまっていたのです。
同じ作家の別の本はアマゾンなどで何冊かゲットできましたが、
一番のお気に入りには巡り合うことはありませんでした。
今回は全体の図録は買わないことにしたので、
販売復活していたのをみつけて、迷わず購入を決めました。
『Rosso』~あかずきんちゃん

何年も通っていると色々なことがあります。