帰還式

記念日というには普通とは少し違った面があります。
それは未来の出来事だから。
西暦2199年12月8日
結婚記念日のようなもので、
一部の人にしか関わりのない日です。
私たちが見守ってきた（ここは過去形）、
宇宙戦艦ヤマトが地球に帰って来たとされている日。

７本の映画を８回見に行きました。
最終章は映画上映では短縮版、
続くテレビ放映で不足部分を足し、
その後販売されたDVDが完全版と言われていました。
完全版の状態で、
もう一度見に行くチャンスが与えられました。
関西では400人に。
それがこの日、記念の12月8日です。
うちからは微妙な遠さの映画館で日曜の夜９時始まり、
行こうという考えもなかったのですが、
コアなファンは異様な盛り上がり加減だったようです。
予想はできました。
気持ちはわかるから。
でも、その中に入る勇気もちょっと…
が、行こうと考えなかった理由の一つでもあります。

そこで私は、
映画上映時間に合せて自宅で一人ヤマト計画を企てました。
コーヒーとハーゲンダッツアイスをPC前にセッティング、
DVD起動！
贅沢な時間を過したのは私だったかも？

しかし、事後報告で、
最終上映版では、
要望の多かった音楽の差替えが成されていたと聞いたのでした。