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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

聖書に預言された世界の歴史  第18回

2016年04月13日 | 日記

4、ダニエル書さいつの特徴

1、西部ロッパでさい

小さい角は「第四の獣」から出ました(8:24)。そして、小さい角が登場する地理的な位置は、ローマ帝国が占めていた西部ヨーロッパです。「わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、(Among them) また一つの小さい角が出てきたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口があった」(ダニエル7:8)。この預言の意味は、ローマが十の国々に分かれますが、その中から小さい角があらわれるということです。それゆえ小さい角は必ず西部ヨーロッパから起きた勢力でなければなりません。

2、帝国分裂以後勢力を持つさい 

それは「十の角」が現れた以降に生じた(24節)勢力です。第四の獣(ローマ帝国)が十の角(十の国)に分けられた直後に起ります。それでは、ローマが滅亡して十の国々に分裂する事件はいつ起きたでしょうか?それは西暦 476年です。従って小さい角は、歴史的に西暦476年以降に西部ヨーロッパで勢力を獲得しながら登場する存在でなければなりません。

 

3、つのを滅ぼす

小さい角が勢力をもつと、先にあった「三つがその根から抜け落ち」ました(8節)。それゆえ小さい角は西暦 476年以降にローマ帝国から分裂した十の国々の中から、三つの国を完全に滅ぼすことに、強力な影響を及ぼした勢力でなければなりません。

 

4、国家的属性さい 

小さい角も十の角と同じく角であるために、国家的な属性があります。「十の角はこの国から起る十人の王である」(24節)。すなわち、小さい角は王権のような組織を持った勢力でなければなりません。「この小さい角には、人(A man) の目のような目があり、また大きな事を語る口があった」(8節)。王権のような組織だけでなく、人(A man)が小さい角に象徴された勢力の指導者として君臨するという意味です。それゆえ小さい角は王権のような中央集権的な組織があり、一人が組織の指導者として君臨する君主国家の姿を持っている必要があります。

 

5、とはなる属性ったさい

ダニエルは小さい角が、先の十の角とは異なる姿をしていたと描写しました。「十の角はこの国から起る十人の王である。その後にまたひとりの王が起る。彼は先の者と異なり、かつ、その三人の王を倒す」(24節)。ダニエルは、何がどう違って小さい角を「先の者と異なる」と表現したのでしょうか?十の角は単純に政治的な王権を持った国々でしたが、小さい角は政治的な王権だけではなく、宗教的な属性を持った勢力である事実が次の六番目の特徴で現れます。

6、宗教的属性さい

ダニエルは宗教的な特徴を、次のような二つのことに凝縮して描写しています。「また大きな事を語る口があった」(8節)「彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、かつ、いと高き者の聖徒を悩ます」(25節)「。いと高き者」、すなわち、天の神様に敵対して、その口で大きな事を語る勢力が小さい角です。ここで小さい角は神様に敵対する「大きな事を語る口」とありますが、それは何を意味するでしょうか?