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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

聖書が教える健康法 第15回

2016年12月11日 | 日記

7.肉食、なぜしてはならないのか?

 世界人口の7%ほどにしかならないアメリカ人が、世界の肉類消費量の3分の1を占めています。『肉食は健康を破壊し世界を滅ぼす』という本の著者ジョン・ラビンスは、彼の著書で「450gの牛肉を得るためには7㎏の穀物と豆、そして1万tの水が必要である。1350kgの豆とトウモロコシは22人分の食料であるが、これを牛に食べさせ肉と牛乳として生産すると、たった1人分の食料にしかならない」と肉食の非生産性を強調しました。世界中の多くの人々が飢餓に苦しんでいる理由がここにあります。

 また、私たちがハンバーガーを食べる時、よく考えてみなければならない問題があります。私たちが舌を満足させるために肉を食べる時、何の罪もない動物の命が数多く殺されているのです。牛や豚、鶏たちは、ただ人間に消費されるために存在しているのでしょうか?動物の命を大切にする心を持つ必要があるのではないでしょうか。

 それだけではなく、肉を食べること自体が私たちの健康に害を及ぼすということも忘れてはいけません。

コレステロールを考えてみましょう。多くの研究によって、コレステロールが血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことが証明されています。しかし菜食をすれば、コレステロールの心配はありません。

脂肪はどうでしょうか?フライパンで焼かれ焦げた動物性脂肪は、発がん成分をつくるため危険だとされています。もちろん脂肪が含まれているすべての食べ物が悪いとは言えません。制限された量の植物性脂肪は安全です。脂肪は普通常温では液体です。そのため常温で固体の脂肪にはバターや精製された豚の脂が含まれているということが分かります。

コレステロールと脂肪以外にも、肉類摂取が人間に及ぼす害はいくつかありますが、その中で最も深刻な危険は「がん」です。次の文章は『アメリカ伝染病学ジャーナル』(American Journal of Epidemiology)に掲載されたものです。「我々は肉の摂取が腸がんを引き起こす確率が高いということを発見した」。

 『アメリカ臨床栄養学ジャーナル』(American Journal of Clinical Nutrition)は「肉類の消費は腸がんと卵巣がんによる死亡と密接な関係がある」と記述しています。動物を食べることは心臓疾患と関係があります。アメリカ化学協会(American Chemical Society)は「肉の使用が冠状動脈疾患と関連があるということは、多くの研究を通して明かされた一般常識である」と言っています。

 再び、狂牛病へと戻ってみましょう。スクレイピーや狂牛病はプリオンによって動物に発症する疾病であり、変形クロイツフェルト・ヤコブ病とニューギニアのクールーも同様にプリオンによって人間に発症する疾病です。プリオンによって動物に発症する疾病が人間にも影響を与えるのでしょうか?すなわち狂牛病に感染した牛を食べると、私にも狂牛病が移るのでしょうか?答えは「はい!」です。